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エニグモ、関西スーパ、ジェイ・エス・ビーなど

2021/12/15 16:31 FISCO
<9418> USENNEX 3150 +200大幅反発。東海東京証券は投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も2400円から4200円に引き上げた。動画配信サービス「U-NEXT」における課金ユーザー数は巣ごもり需要一巡後もハイペースで拡大しており、同社のマーケティング戦略が奏功していると高評価。22年8月期営業利益は会社計画170億円を上回る184億円、23年8月期も14%増益の210億円を予想している。 <8473> SBI 3130 +149大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「オーバーウェイト」でカバレッジを再開、目標株価を3600円に設定。TOB発表時に金融庁の認可を得ていたことは、政府は同社の経営体制と新生銀行を巡る戦略を支持していると解釈でき、第4のメガバンク構想がスムーズに進まない可能性などの不安は解消と判断。新生銀行を傘下に取り込むことで、同社が銀行関連で抱いてきた様々な構想が進むことに期待している。 <7033> MSOL 2826 -68一時急落も下げ渋り。前日に21年10月期決算を発表、営業益は9.2億円で前期比4.6倍増となり、従来予想の8.5億円を上回った。22年10月期も12億円、同30.1%増と大幅増益を見込む。単価アップ、公募採用強化に伴う採用費抑制、SW売上アップなどによる利益率向上を図る方針。朝方は出尽くし感が先行したものの、改めて高い成長に対する評価の動きもみられ、徐々に見直し買いから下げ渋る展開に。 <9919> 関西スーパ 1104 -285急落。H2Oリテイリング傘下の食品スーパー2社との経営統合を巡って、最高裁では統合手続き差し止めを求めたオーケーの許可抗告を棄却する決定を行い、臨時株主総会での経営統合の議決は有効と判断している。これにより、同社株式を巡る争奪戦は終了することになる。決定を受けてオーケーは買収の断念を発表。買収プレミアムへの期待感が剥落する展開になっている。 <6630> ヤーマン 945 -59大幅続落で年初来安値を更新。前日に上半期決算を発表、営業利益は39.3億円で前年同期比2.5%減益、11月15日に従来の30.2億円から上方修正した水準での着地となった。ただ、第1四半期は同75.8%の大幅増益であったことから、8-10月期は大幅減益に転じる形に。また、上半期上方修正時に変更していなかった通期予想を今回も据え置いており、失望感につながっているようだ。 <3665> エニグモ 784 -217急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は19.7億円で前年同期比4.9%増となったが、上半期実績の同21.5%増からは増益率が鈍化。つれて、通期予想は従来レンジの30.6-35.2億円から28億円へと、一転減益見通しに下方修正した。緊急事態宣言の長期化による消費活動の低迷、気温上昇による秋冬アイテム需要の初動の鈍化などから、「BUYMA」の取扱高が伸び悩んできているもよう。 <3480> ジェイ・エス・ビー 3135 +375急騰。前日に21年10月期の決算を発表、営業利益は53.4億円で前期比23.0%増益となり、11月30日に上方修正した水準での着地になっている。一方、22年10月期も58.8億円で同10.2%増と連続2ケタ増益の見通しとしている。年間配当金も前期の35円から36円に引き上げ計画。想定以上に好調な入居状況などを反映して、23年10月期目標値も60.7億円から67.4億円に上方修正している。 <3681> ブイキューブ 1077 +69大幅反発。オンラインとリアルを組み合わせたハイブリッドイベントに対応するサービス提供を開始と前日に発表、今後ハイブリッド開催が拡大していくとみられるなか、期待材料につながっているもよう。オンラインイベントプラットフォームやオンラインセミナーサービスの機能を強化、ハイブリッドイベントにも対応するサービスとして提供していく。株価下げ止まりで、1000円水準を心理的な節目と意識する流れも強まる形に。 <3038> 神戸物産 3850 -45大幅続落。前日に21年10月期決算を発表、営業益は273億円で前期比14.5%増、材料価格上昇などで従来計画294億円をやや下回った。一方、22年10月期は288億円で同5.5%増を見込み、市場予想を40億円程度下振れ。また、新中期計画でも24年10月期営業利益目標は320億円、想定以上の収益成長鈍化と捉えられた。保守的な計画とみられるが、期待値との乖離の大きさが売り材料視されたもよう。 <7203> トヨタ自 2118.5 +73.5大幅続伸。前日にバッテリーEV戦略に関する説明会を開催、販売台数目標などを上方修正しており、ポジティブに捉える動きが優勢となっている。電力のみで走行する「バッテリーEV」を2030年までに30種類投入、同年までにグローバル販売台数350万台を目指すとしており、従来のFCV含めた200万台から引き上げている。バッテリー投資も加速化し、30年までの投資額を従来の1.5兆円から2兆円に引き上げへ。 《ST》
関連銘柄 10件
3038 東証プライム
3,591
11/26 15:30
-20(%)
時価総額 982,498百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート、菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパーの総店舗数は1070店舗超。中計では26.10期売上高5430億円目標。 記:2024/10/24
3480 東証プライム
2,677
11/26 15:30
+5(%)
時価総額 58,230百万円
学生用マンションの企画開発から運営・管理までを一括で行う。高齢者住宅事業は譲渡。学研HDと業務提携。物件管理戸数は9.4万戸超。食事付き学生マンションの積極展開図る。26.10期営業利益87億円目標。 記:2024/10/24
3665 東証プライム
304
11/26 15:30
+3(%)
時価総額 12,963百万円
海外ブランド・ファッション通販サイト「BUYMA」を運営。豊富な品揃えなどが強み。「BUYMA TRAVEL」等も手掛ける。会員数は1140万人超。新サービス「BUYMA VINTAGE」で需要獲得図る。 記:2024/08/23
3681 東証プライム
228
11/26 15:30
-3(%)
時価総額 6,006百万円
汎用Web会議システムの販売等を行うエンタープライズDX事業、セミナー配信プロダクトの提供等を行うイベントDX事業が柱。防音個室ブース「テレキューブ」等も。イベントDX事業は生成AI活用等で製品力を強化。 記:2024/10/05
6630 東証プライム
786
11/26 15:30
-2(%)
時価総額 45,862百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
1,811
11/26 15:30
-55(%)
時価総額 30,394百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。人材の積極採用などにより、事業領域の拡大を図る。 記:2024/10/25
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8473 東証プライム
3,679
11/26 15:30
-26(%)
時価総額 1,113,769百万円
ネット証券で国内トップ。SBI新生銀行、住信SBIネット銀行、SBI生命保険、SBI損害保険など証券関連、銀行、保険をコアに多様な事業展開。フィンテック、バイオ等に投資も。証券は口座数増。銀行テコ入れへ。 記:2024/08/19
9418 東証プライム
4,810
11/26 15:30
-10(%)
時価総額 289,201百万円
U-NEXT、USEN、U-POWER等を傘下に収める持株会社。店舗BGMで国内トップシェア。動画配信サービスは国内シェア2位。コンテンツ配信事業の課金ユーザーは444万人超。USENでんきは収益性向上。 記:2024/10/29
9919 東証スタンダード
2,593
7/26 15:00
-69(%)
時価総額 165,586百万円
関西スーパーマーケット、イズミヤ、阪急オアシスが経営統合。食品スーパー店舗数は関西最大級。親会社のH2Oリテイリングが株式交換による完全子会社化を決定、同社株は24年7月29日付けで上場廃止予定。 記:2024/06/17