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チャームケア、ローランドDG、那須鉄など

2021/8/10 15:35 FISCO
<6855> 電子材料 1934 +210急伸。前週末に第1四半期決算を発表.。営業益は前年同期比42.1%増の11.42億円となり、上半期計画の16.00億円に対し高進捗で。四半期比でもモメンタムが大きく拡大。半導体メーカーの設備投資が継続するなか、メモリーIC向け製品を中心に、プローブカードの需要が堅調推移したことが背景。なお、いちよし証券では投資判断を「B」から「A」に、フェアバリューを2400円から2700円へと引き上げた。 <7414> 小野建 1550 +177急伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は30.7億円で前年同期比4.5倍となり、上半期計画は従来の27.8億円から54.8億円に、通期では58.9億円から93.6億円、前期比43.7%増に上方修正した。鉄鋼市況の上昇に伴い、販売価格の上昇から在庫出荷分を中心に利益率が向上しているもよう。年間配当計画も従来の60円から92円にまで引き上げており、配当利回り妙味なども高まる形になっている。 <6789> ローランドDG 3155 +500急伸でストップ高。先週末に上半期決算を発表、営業利益は29.6億円となり、従来予想の21億円を大きく上振れた。北米におけるサイン市場向けプリンターとデンタル加工機の販売が想定を上回り、増産体制整備による効果も顕在化した。通期予想は40億円から54億円、前期比10倍超の水準にまで上方修正。また、上半期の配当金は従来の20円計画から40円に引き上げ、年間配当金は前期比50円増の60円とした。 <4680> ラウンドワン 1186 +103大幅続伸。8月5日発表の第1四半期決算を受けた見直しの動きが続く形になっている。いちよし証券では、フェアバリューは1500円から1400円に引き下げているものの、レーティングは「B」から「A」に引き上げている。緊急事態宣言再発出の影響などで今期予想は下方修正しているものの、来期はワクチン接種の普及見込みなどで急回復を想定しており、株価調整は進んだとみているようだ。 <5713> 住友鉱 4195 -297大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、税引前利益は599億円で前年同期比16.9倍の水準となり、上期計画は従来の730億円から1060億円に上方修正した。金属市況の上昇に加え、MLCCや電気自動車向けなど材料事業も好調に推移。ただ、金属市況上昇に伴う業績上振れは想定線、通期の市場コンセンサスは会社計画を400億円程度上回る水準で、目先の出尽くし感に。なお、会社側では通期予想は据え置き。 <5922> 那須鉄 9880 +1500ストップ高比例配分。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比58.8%増と大幅増益になり、上半期予想は従来の5.3億円から11.1億円に、通期では12.5億円から20億円にそれぞれ上方修正。原材料価格上昇の影響が想定よりも限定的であるほか、ETC設備工事などが順調に推移している。大幅減益見通しから一転して2ケタ増益見通しに転じており、サプライズが強まる形になった。 <6062> チャームケア 1379 +300ストップ高比例配分。先週末に21年6月期の決算を発表、営業利益は20.1億円で前期単独比5.9%増益、期末配当金も9円から12円に引き上げ。22年6月期は29.3億円の見通しであり、会計基準変更を考慮した実質ベースでは同78.6%増になるもよう。年間配当金も15円に引き上げ計画。新規事業「ヘルスケア・デベロップメント事業」で売上高25億円程度の計上を見込んでいるようだ。 <9432> NTT 2852 +43続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は4863億円で前年同期比2.3%減益、NTT東・西、NTTデータが増益となったが、ドコモの減益が響く形になった。ただ、ドコモも会社想定は上振れているもよう。決算サプライズは限定的な中、発行済み株式数の2.76%に当たる1億株、2500億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、期待感もあったとはいえ、ポジティブに反応する動きが先行している。 <5706> 三井金 3355 +270大幅高。先週末に第1四半期決算を発表、経常利益は212億円となり、前年同期比231億円の損益改善に。上半期計画は従来の190億円から340億円、通期では350億円から520億円にまで上方修正している。在庫評価益の拡大に加えて、極薄銅箔の販売好調などが背景になっている。通期の市場コンセンサスは390億円、業績への警戒感から株価の低調推移が続いていたことからもインパクトが強まる形に。 <6920> レーザーテック 21470 -170続落。前日に21年6月期決算を発表、営業利益は261億円で前期比73.1%増、市場予想を40億円近く上回った。一方、22年6月期は270億円で同3.6%増にとどまる見通しで、400億円程度だった市場予想を大幅に下回る水準に。ACTISの売上計上本格化による初期ロットのコスト高が利益率の押し下げ要因となるもよう。高い収益成長への期待が高かっただけに、踊り場入りに失望感が優勢となる展開に。 《ST》
関連銘柄 10件
4680 東証プライム
1,004
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 289,319百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
5706 東証プライム
4,772
11/22 15:30
+57(%)
時価総額 273,827百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5713 東証プライム
3,823
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 1,111,782百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
5922 東証スタンダード
11,530
11/22 14:48
-30(%)
時価総額 13,836百万円
送電用鉄塔、通信用鉄塔の設計・製作等を行う電力・通信インフラ事業が主力。1929年創業。道路標識や遮音壁用支柱等を手掛ける交通インフラ事業も。八千代工場の新めっき工場棟は完成。既存事業の拡大に注力。 記:2024/08/09
1,238
11/22 15:30
+28(%)
時価総額 40,497百万円
介護付有料老人ホームの運営等を行う介護事業が主力。首都圏、近畿圏で展開。不動産事業、人材派遣、人材紹介等も。居室数は5900室超。既存ホームは高い入居率維持。中計では26.6期売上高650億円目指す。 記:2024/06/24
5,360
9/2 15:00
+10(%)
時価総額 67,836百万円
広告・看板用インクジェットプリンタ大手。カッティングマシンや3Dモデリングマシン、歯科用ミリングマシン等も。海外売上比率が高い。欧州はサイン市場向け低溶剤プリンター等の販売が堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/04/16
6855 東証スタンダード
2,136
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 27,014百万円
半導体検査部品「プローブカード」で国内トップシェア。蛍光表示管用フイラメントなど電子管部品も手掛ける。キオクシアなどが主要取引先。海外半導体メーカー向けの拡販に注力。27.3期売上高300億円目指す。 記:2024/06/13
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7414 東証プライム
1,438
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 37,207百万円
九州を地盤とする鉄鋼商社。鉄鋼流通業界でトップシェア。鉄鋼製品の提供に加え、建築用資材や土木用資材の販売、鉄骨工事や杭工事などを展開。短納期化に定評。買収した中国・四国、関西地区子会社で取扱量拡大へ。 記:2024/07/05
9432 東証プライム
156
11/22 15:30
-0.9(%)
時価総額 14,125,849百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10