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フジクラ、NISSHA、THKなど

2021/8/6 15:34 FISCO
<7915> NISSHA 1850 +248急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は108億円で前年同期比114億円の損益改善となっている。第1四半期決算時に上方修正した75億円を大幅に上振れして着地。通期予想は従来の105億円から170億円、前期比2.3倍の水準にまで上方修正。産業資材事業のモビリティ向けや蒸着紙、ディバイス事業のIT機器向けなどの需要が想定以上に推移のもよう。通期の市場コンセンサスは130億円弱の水準となっていた。 <5803> フジクラ 642 +90急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は97億円で前年同期比15.4倍となり、上半期計画は従来の70億円から165億円に、通期では200億円から295億円に上方修正。通期コンセンサス230億円程度も大幅に上振れている。FPCやコネクタなどが想定以上に拡大しているもよう。下半期は実質据え置いていることで、さらなる上振れなどを期待する動きが優勢に。 <6481> THK 2784 -436急落。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は72億円となり、従来想定比20億円弱の下振れとなった。100億円程度であった市場予想も下振れ。物流混乱の影響や半導体不足・鋼材価格の上昇などが影響したもよう。また、4-6月期産業機器事業の中国受注高は高水準が継続しているものの、前四半期比では26%の減少となっており、ピークアウト意識なども強まっているようだ。 <9684> スクエニHD 6410 +580大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は173億円で前年同期比29.5%の大幅減益となったが、前年同期の「ファイナルファンタジーVII リメイク」のヒットや巣ごもり需要拡大の反動減は十分に織り込み済み。市場コンセンサスは120億円程度であったため、ポジティブに受け止める動きが優勢に。MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」好調などが下支えになったとみられている。 <5406> 神戸鋼 674 -80急落。前日に第1四半期決算を発表、経常利益は239億円と大幅に黒字転換した。また、通期経常利益は従来の450億円から700億円に上方修正した。ただ、在庫評価を控除した調整後経常利益は350億円から345億円に引き下げている。鉄鋼事業の調整後経常利益は140億円から60億円に下方修正、日本製鉄などでは大幅な上方修正となっていただけに、想定外の収益伸び悩みとしてネガティブに捉えられている。 <6976> 太陽誘電 6020 +340大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は151億円で前年同期比91.2%増、市場予想を30億円程度上回った。通期計画も従来の470億円から550億円、前期比34.9%増に上方修正。市場コンセンサスは500億円程度。コンデンサ、インダクタなどの想定を引き上げているもよう。MLCCの稼働率は従来の見方を継続。下半期は従来見通しを据え置いているため、一段の上振れなども期待される状況のようだ。 <4911> 資生堂 7619 +424大幅続伸。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は121億円となり、前年同期比221億円の損益改善となっている。市場予想を40億円程度上回っている。国内は下振れたものの、欧米の需要回復がけん引したもよう。通期計画は据え置いているものの、上振れ確度は一段と高まる格好に。株価が安値圏にあったなか、想定以上の収益回復を受けて見直しの動きが進んでいるようだ。 <7733> オリンパス 2345 +45大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は276億円で前年同期比7.4倍にまで拡大、通期予想も従来の1260億円から1400億円にまで上方修正した。1300億円弱の市場コンセンサスも大幅に上振れ。主力の内視鏡事業や治療機器事業が主に上振れるようだ。想定以上の好業績評価のほか、内視鏡事業で出荷停止していた次世代内視鏡システムのEDOFスコープ出荷再開などによる先行き期待も強いもよう。 <3436> SUMCO 2468 -130大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、4-6月期営業利益は124億円で前年同期比7.1%増益、前四半期94億円からも順調に拡大し、コンセンサスもやや上振れたとみられる。一方、7-9月期見通しは125億円で前四半期比ほぼ横ばい予想。減価償却費などが増加するもよう。保守的な計画ともみられているが、全般的にサプライズは限定的で、目先の出尽くし感が先行する形に。米SOX指数下落なども重しに。 <7974> 任天堂 52410 -4080大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1198億円で前年同期比17.3%減、市場予想を100億円近く下回った。「あつまれ どうぶつの森」が前年同期に大ヒットした反動でソフト販売が減少したほか、「ニンテンドースイッチ」の販売も落ち込んだ。発行済み株式数の1.51%に当たる180万株、1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表したが、想定以上の減益決算をネガティブ視する動きが優勢に。 《ST》
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3436 東証プライム
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半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4911 東証プライム
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時価総額 1,122,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5406 東証プライム
1,543.5
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時価総額 611,760百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5803 東証プライム
5,330
11/27 15:30
+71(%)
時価総額 1,576,950百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6481 東証プライム
3,618
11/27 15:30
-80(%)
時価総額 469,823百万円
機械要素部品メーカー。直動案内部品「LMガイド」、ボールスプライン、ボールねじ等を手掛ける。LMガイドは世界トップシェア。免震装置等も。配当性向は30%基本。グローバル展開等で製品市場の拡大を図る。 記:2024/08/10
6976 東証プライム
2,152.5
11/27 15:30
+3.5(%)
時価総額 280,294百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7733 東証プライム
2,404
11/27 15:30
-46(%)
時価総額 2,831,191百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7915 東証プライム
1,635
11/27 15:30
+7(%)
時価総額 83,150百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
7974 東証プライム
8,527
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+218(%)
時価総額 11,073,930百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
6,075
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時価総額 744,382百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05