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モリテック、アカツキ、西松屋チェなど

2020/11/25 15:07 FISCO
<8227> しまむら 10930 -280反落。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比11.3%増、3カ月連続でのプラス成長となっている。客数が同6.7%増加したほか、客単価も同4.4%上昇。天候要因もプラスに寄与し、冬物商品の販売が好調であったもよう。ただ、10月の同20.7%増との比較では増収率は鈍化しており、高値圏にある株価の一段の上値追い材料にまではつながらず。 <7990> グローブライ 4045 +115大幅反発。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も3300円から4600円にまで引き上げている。日本、中国を中心にフィッシング用品が好調に推移、新型コロナの影響によるイベント減少で販促費が抑えられることなどから、21年3月期営業利益は、会社計画48億円を上回る53.2億円、前期比47.2%増を予想。来期以降も、フィッシング要因の伸びが続くと想定。 <7354> DmMiX 2760 +57続伸。SMBC日興証券では投資判断を新規に「1」、目標株価を3400円としている。今後の実績の積み上がりにより、独自のポジショニング、高い成長期待が株価に織り込まれていくとみているようだ。ネット通販・キャッシュレス決済・フードデリバリーなどの問い合わせ対応業務が拡大しているなど、新型コロナを契機としたニューノーマルへの転換が成長加速の好機になるとも考えているようだ。 <5986> モリテック 439 +80大幅続伸。EV関連銘柄物色の流れに乗って、前日から急動意する展開になっている。同社はEV向け充電スタンドなどを手掛けている。米GMのEV投資や米テスラの株価上昇などを受けて前日からEV関連銘柄への関心が高まっており、本日も、EV普及に向けて環境省が購入時の補助金を検討と一部で伝わっている。本日も上昇率上位にEV関連銘柄が目立っている。 <6369> トーヨーカネツ 2083 +115大幅続伸。前日に発表した自社株買いの実施発表を好感。発行済み株式数の5.9%に当たる50万株、10億円を取得上限としており、取得期間は12月1日から21年3月24日まで。株価が直近急落して安値圏にあるなか、今後の需給改善を期待する動きが優勢となっている。同社の自社株買いは19年11月に立会外取引で50万株を取得して以来となる。 <7545> 西松屋チェ 1675 -174大幅反落。前日に11月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.4%増で13カ月連続のプラス成長となっている。客数が同3.6%増加したほか、客単価も同3.7%上昇している。育児・服飾雑貨の売上が好調に推移したようだ。ただ、伸び率は前月の同23.7%増から低下、4月以来の低水準となっている。期待感も先行していたとみられ、短期的な出尽くし感とも受け止められる形に。 <7201> 日産自 538.2 +35.0大幅続伸。小型車「ノート」を8年ぶりに全面改良し、12月23日に発売する予定と発表している。「ノート」は主に国内で販売されており、軽自動車を除くと同社の中で最も人気の車種となっている。「ノート」のモデルチェンジ効果が国内販売回復の切り札になるとの期待も。また、今後はハイブリッド車タイプ専用にするとしており、電動化への経営資源集中もポジティブに捉えられているようだ。 <3932> アカツキ 4280 -700ストップ安。株式の海外売出を実施すると発表、目先の需給悪化が警戒される状況となっている。同社の共同創業者で筆頭株主の塩田氏が150万株の株式を売り出す。これにより、塩田氏の保有比率は19.12%から8.42%にまで低下、筆頭株主からは外れることになる。売出価格は4200円で前日終値に対するディスカウント率は15.66%、受渡期日は11月27日となっている。 <5401> 日本製鉄 1329 +52大幅続伸。東日本製鉄所君津地区と室蘭製鉄所で高炉1基ずつを再稼働したと発表している。同社では新型コロナの感染拡大以降、これまで計5基の高炉を一時休止していたが、製造業を中心とした需要の回復に対応するようだ。鉄鋼業界にとっては鋼材需要の回復傾向が確認される形となっており、今後の業績回復も想定される状況となっている。JFEHDなどにも買いが先行する展開となっている。 《ST》
関連銘柄 9件
3932 東証プライム
2,371
11/22 15:30
-18(%)
時価総額 34,420百万円
モバイルゲームの開発・運用等を行うゲーム事業が主力。「HykeComic」のコミック事業も。ソニーグループ、コーエーテクモHDと資本業務提携。ゲーム事業では次世代運営ゲームの開発力強化などに取り組む。 記:2024/08/05
5401 東証プライム
3,125
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 2,969,753百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5986 東証スタンダード
177
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 3,993百万円
特殊帯鋼、普通鋼等を取り扱う専門商社。焼入鋼帯、鈑金加工品の製造・販売を行うなどメーカー機能も持つ。自動車、家電関連企業などが主要取引先。日本製鉄が筆頭株主。鈑金加工品部門では経費抑制等に取り組む。 記:2024/08/29
6369 東証プライム
4,075
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 33,916百万円
物流システムの設計、製作、施工等を行う物流ソリューション事業が主力。空港手荷物搬送システムで国内トップシェア。プラント事業、産業機械事業等も。配当性向50%以上目安。物流ソリューションは事業領域拡大図る。 記:2024/08/09
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
282
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 12,608百万円
マーケティング事業が主力。コンタクトセンターの構築・運営、コンサルティング、BPO等を手掛ける。人材派遣を行うオンサイト事業も展開。通信インフラからのアウトバウンド・ハイブリッドの業務受託は順調。 記:2024/07/28
7545 東証プライム
2,262
11/22 15:30
+136(%)
時価総額 157,410百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
7990 東証プライム
1,923
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 46,152百万円
「ダイワ」ブランドで知られる釣具大手。中高級品に強み。フィッシング事業の売上構成比率は8割超。テニス用品、ゴルフ用品等も。27.3期売上高1400億円目標。米州はバスフィッシング用品中心に販売拡大図る。 記:2024/10/22
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24