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SUMCO、資生堂、スクエニHDなど

2020/8/7 16:43 FISCO
<3436> SUMCO 1491 -147急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は232億円で前年同期比30.9%減となった。4-6月期は115億円で会社計画を若干下回る着地に。また、7-9月期見通しは80億円で100億円程度の市場予想を下振れ、前四半期水準を大きく下回った。減価償却費などのコスト増が想定比下振れの主因に。会社側では300ミリウエハの需要は好調とコメントしているが、目先の収益伸び悩みをネガティブに捉える動きが先行した。 <9684> スクエニHD 6890 +760急騰。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は245億円で前年同期比3.4倍と大幅増益。巣ごもり需要によってゲームセクター各社の決算はおおむね良好であるが、なかでも際立つ好業績と評価されているもよう。4月に発売された「ファイナルファンタジー7リメイク」の大ヒットが好業績の背景、同作のヒットがオリジナル版の販売本数拡大にもつながる。通期予想は非開示だが、コンセンサスの切り上がりにつながっている。 <7701> 島津製 3170 +388急騰。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は60.8億円で前年同期比36.3%の大幅増益となった。市場予想は50億円近く上回ったとみられる。計測機器の競合他社比で売上の落ち込みは小さく、シェアの上昇なども想定される状況のようだ。通期計画の220億円、前期比47.4%減は据え置いているが、進捗率28%は例年比で極めて高水準、大幅な業績上振れも意識される状況になっているようだ。 <4911> 資生堂 5540 -524急落。前日に上半期決算を発表、営業損益は34億円の赤字となった。第1四半期65億円の黒字に対して4-6月期は99億円の赤字に。市場予想は100億円程度下振れたもよう。新型コロナの関連費用の一部は特別損失にも振り替えられている。化粧品販売の減少、中国事業の利益率悪化などが業績悪化の主因に。通期営業損益はゼロと公表、下半期の回復の鈍さもマイナス視へ。年間配当金は前期比20円減配の40円とした。 <6920> レーザーテック 8180 -990急落。決算発表を受けて前日は売り先行の展開、開発費増加などによって今期の収益水準が市場予想を下回る見通しであることがマイナス視された。本日も決算説明会を受けて売り優勢の展開となっている。会社側では、EUVL用マスク検査装置について競合企業の参入の可能性を警戒しているもよう。これまでの独占的供給状態といったプレミアムが低下するとの懸念が先行しているようだ。 <2432> ディーエヌエー 1806 +169急伸。第1四半期決算が市場予想を大きく上回ったことで前日から株価は急伸、本日の上値追いの動きが続いている。岩井コスモ証券では投資判断を「B」から「A」に2段階格上げ、目標株価も1700円から2400円に引き上げている。「ポコチャ」の急成長など成長期待の回復を背景としている。また、株価の急伸を受けて貸株残が大幅に増加しており、売り方の買い戻しの動きも株価上昇に勢いをつけているようだ。 <6723> ルネサス 627 +27大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も620円から790円に引き上げている。アナログエンジニアの採用継続や車載の売上成長重視方針への転換など、成長とのバランスを重視した経営資源の投入などが確認されたことで、業績予想を上方修正しているもよう。21年のNon-GAAP営業利益予想を1100億円から1320億円にまで引き上げ。 <4686> ジャストシステ 7270 -1130大幅反落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブ視されている。営業利益は43.1億円で前年同期比4.0%増益の予想。会社側では業績計画を公表していないが、前期はすべての四半期において5割以上の利益成長を続けていたことから、予想以上の収益成長の鈍化と受けとめられている。株価が大幅な水準訂正を果たしていることもあって、やや期待外れと捉えられている。法人向け事業の売上が大幅に減少する形に。 <5801> 古河電工 2350 -254急反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は12億円の赤字となった。また、通期予想を公表、営業利益は50億円で前期比78.8%減益とした。通期では市場コンセンサスを100億円程度下回っているもよう。年間配当金は未定に。業績は第3四半期から回復とし、第2四半期は一段の悪化を想定している。グループ会社の期ずれの影響による。前通期決算発表後に評価が高まった経緯もあり、ネガティブな反応が強まった。 <7956> ピジョン 4570 +430急騰。前日に上半期の決算を発表、営業利益は80.3億円で前年同期比13.2%減益となったが、市場予想を10億円ほど上回っている。第1四半期の同24.4%に対して4-6月期は同2.7%減と減益幅は大きく縮小へ。利益貢献度の高い中国事業が好調であったもよう。通期予想は134-155億円を据え置き、インバウンド需要の低迷は長期化の公算だが、レンジ上限水準へコンセンサスも移行する形に。 《US》
関連銘柄 10件
2432 東証プライム
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時価総額 205,538百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
3436 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 835,693百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
4686 東証プライム
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時価総額 178,546百万円
パッケージソフト開発・販売会社。日本語入力システム「ATOK」や日本語ワープロソフト「一太郎」等の販売を行う。医療向けオフィス統合ソフト等も。個人向け事業は足踏み。24.3期3Qは法人向け事業が増収。 記:2024/04/16
4911 東証プライム
4,268
5/2 15:00
-86(%)
時価総額 1,707,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5801 東証プライム
3,447
5/2 15:00
+48(%)
時価総額 243,589百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
2,608
5/2 15:00
-27.5(%)
時価総額 5,102,364百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6920 東証プライム
40,670
5/2 15:00
+920(%)
時価総額 3,834,612百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7701 東証プライム
4,317
5/2 15:00
+24(%)
時価総額 1,278,134百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7956 東証プライム
1,445.5
5/2 15:00
-14.5(%)
時価総額 175,849百万円
育児用品大手。哺乳瓶とニップルの国内シェアは約8割。中国では産婦人科病院で当局からのサポートを受け「母乳育児相談室」を運営。インドネシアやインドなどアジアを開拓。日本と中国の好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
6,153
5/2 15:00
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時価総額 753,939百万円
家庭用ゲームソフト大手。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどRPGで存在感。知的財産による収益基盤強固。薬屋のひとりごとの大ヒット等で出版事業は堅調。HDゲームは増収。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/02/23