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三菱瓦斯化学、住友不、DLEなど

2020/7/20 16:19 FISCO
<2168> パソナ 1303 +99急反発。先週末に20年5月期決算を発表、営業益は106億円で前期比11.8%増、6月30日に小幅下方修正した水準で着地。一方、21年5月期は100億円で同5.5%減と見通す。新型コロナの影響で主力の人材派遣事業が伸び悩むほか、オンライン化費用なども膨らむもよう。ただ、大幅な業績悪化への警戒も残っていたとみられ、底堅いガイダンスが悪材料出尽くしにつながった。年間配当金も前期並みの19円を計画。 <9749> 富士ソフト 4715 +215大幅続伸し年初来高値更新。上半期営業益は前年同期比1割増の75億円強になったもようとの観測が伝わった。従来予想の67億円を上回ったもよう。ECやテレワーク関連の案件が好調だったほか、製造業向けソフトウエア開発案件も堅調だったもよう。受注高も前年並みの水準を確保できたようだとされ、下半期業績への安心感にもつながる。通期計画は3%増の136億円を据え置く見込みとされるが、上振れを織り込む動きに。 <6999> KOA 1035 +61大幅反発。先週末に未定としていた第1四半期の業績見通しを公表した。営業利益は3.8億円で前年同期比53.5%の大幅減益見通し。ただ、前四半期比では14.2%の減益にとどまっている。一部では赤字転落との見方もあっただけに、想定以上に底堅い内容と評価が先行する形に。在庫積み増しの影響もあったようだが、今後は自動車生産の回復も想定されるため、通期11億円程度のコンセンサス上振れ期待が高まる状況に。 <7240> NOK 1292 -40大幅続落。先週末に、未定としていた上半期の業績見通しを発表している。営業損益は165億円の赤字で前年同期比187億円の損益悪化見通しに。新型コロナの影響により、国内外で大幅に販売が減少しているもよう。通期計画は引き続き未定としている。赤字転落は想定線といえ、赤字幅は想定以上との見方が多いもよう。通期での営業赤字計上なども警戒される状況になっているとみられる。 <8707> 岩井コスモ 1271 +117急騰。先週末に第1四半期決算の速報値を発表している。純利益は15.19億円で前年同期比84.1%の大幅増益となったもよう。前期通期実績に対する進捗率は56%に達している。委託手数料、トレーディング利益とも増加したが、とりわけ、ナスダックの最高値更新など良好なマーケット環境を背景に米国株式の売買が膨らんだもよう。想定以上の大幅増益決算にサプライズが先行する形に。 <9517> イーレックス 1583 +95大幅続伸。新電力各社が安値の販売プランで攻勢に出ていると報じられている。経済活動停滞によるエネルギー需給の緩和で、電力卸市場での調達コストが下がり、収益で追い風になっているようだ。同社では、大型工場向けに販売価格を取引価格に連動させるプランの提供を開始しており、現在は大手電力よりも大幅に安価で提供できているもよう。新電力の市場シェア回復期待なども意識する動きに。 <3686> DLE 416 -47急落。フェイスブックでは16日、「インスタグラム」が短編動画加工機能「リールズ」を日本や米国などでも利用可能にすると明らかにしている。中国の短編動画アプリ「ティックトック」への対抗策とみられている。同社は直近で、短編動画のソーシャルメディアプラットフォームを運営する「トリラー」への出資で人気化していたが、フェイスブックの進出で競争が一段と激化するとの警戒感が優勢にも。 <8830> 住友不 2850.5 -3.0小幅反落。メリルリンチ日本証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に一気に2段階格上げし、目標株価も3900円から4100円に引き上げた。足元の株価は新型コロナの影響を過度に織り込み、バリュエーション的には悲観的な前提を採用したとても割安感が強いと分析する。これを背景に買い先行で始まるものの、上値の重さが意識され、次第に利益確定売りが増加した。 <4182> 菱瓦斯化 1643 +48反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」として、コンビクション・リストに新規採用し、目標株価は2250円に設定した。半導体洗浄剤や半導体パッケージ材料で世界トップシェアのほか、スマホレンズ用特殊レンズも強固なポジションにあり、電子材料事業の収益は今後大きく伸びる見通しと判断している。世界的に参入企業が限られている特殊芳香族化学品の競争力も今後織り込む余地があるとみている。 《US》
関連銘柄 9件
2168 東証プライム
1,973
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 82,254百万円
人材派遣、委託・請負などを行うHRソリューションが主力。海外人材サービス、子育て支援事業、介護事業、地方創生事業等も手掛ける。ベネフィット・ワンは全株売却。BPO専門領域の事業拡大などに取り組む。 記:2024/10/25
3686 東証スタンダード
124
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 5,272百万円
ファスト・エンタテインメント事業を展開。IP・コンテンツの制作及び販売、セールスプロモーションなどを行う。「秘密結社鷹の爪」等のIPを保有。朝日放送グループHDが筆頭株主。クラファンのアジア展開等に注力。 記:2024/10/05
4182 東証プライム
2,910.5
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 646,827百万円
メタノール、芳香族化学品等のグリーン・エネルギー&ケミカル事業、無機化学品等の機能化学品事業が柱。BT積層板、脱酸素剤等で世界トップシェア。不採算事業の見直し・再構築図る。27.3期売上8500億円目標。 記:2024/10/09
6999 東証プライム
998
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 40,399百万円
1940年創業の電子部品メーカー。長野県上伊那郡に本社。固定抵抗器で世界シェアトップクラス。温度センサ、ヒューズ、バリスタ等も手掛ける。海外売上比率は7割超。高電圧検出用デバイダーの売上拡大に注力。 記:2024/09/02
7240 東証プライム
2,242
11/22 15:30
-16.5(%)
時価総額 388,178百万円
国内初のオイルシールメーカー。1941年創業。国内全自動車メーカーが同社製品を採用。オイルシールは国内トップシェア。シール製品「Oリング」などが主要製品。シール事業では中国系自動車メーカーへの拡販図る。 記:2024/08/20
2,293
11/22 15:30
+37(%)
時価総額 57,355百万円
関西地盤の中堅証券「岩井コスモ証券」を中核とする持株会社。対面取引・コールセンター取引、インターネット取引等を手掛ける。証券営業部門はでは国内外株式を中心とする提案営業に注力。賃上げで優秀な人材確保図る。 記:2024/06/03
8830 東証プライム
4,567
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 2,174,285百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26
9749 東証プライム
9,561
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 644,411百万円
独立系の大手ITソリューションベンダー。業務系ソフトウェア開発等のシステム構築、プロダクト・サービス等を手掛ける。オフィスビルの賃貸等も行う。米投資ファンドがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/06