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アンリツ、HOYA、ヤーマンなど

2019/6/14 16:06 FISCO
<9101> 郵船 1588 -28大幅続落。ホルムズ海峡近くのオマーン湾で前日、日本のタンカーなどが砲弾で攻撃を受けた。米国とイラン間での緊張の高まりが背景とされ、米国ではイランが攻撃の背後にいると判断のもよう。今後の緊張の高まりによっては、ホルムズ海峡封鎖などへの対応も必要となるなど、海運各社にとっては先行き不透明感が強まる展開に。グループ会社が攻撃を受けた三菱ガス化学<4182>も売り優勢になった。 <9681> 東京ドーム 1038 -44大幅反落。前日に発表した第1四半期決算がネガティブ視されている。営業利益は16.4億円で前年同期比17.1%減益となった。上半期計画の同5.6%減益に対しても弱含みのスタートとみられる。比較的業績予想は保守的な傾向があったため、第1四半期2ケタ減益にはネガティブなイメージも強いようだ。売上高は2ケタ増収となっているが、複合型リゾート開業に伴う諸経費の増加、減価償却費の増加が響く形に。 <3031> ラクーンHD 646 -31伸び悩み大幅反落。前日に19年4月期決算を発表。営業利益は5.5億円で前期比25.4%増、第3四半期に上方修正した水準での着地となった。ALEMO分を除いても5年ぶりの2ケタ増収に。また、20年4月期も6.7億円で同22.1%増と、連続2ケタ増収増益を見込む。業績は好調推移となっているが、前期実績、今期見通しともにサプライズまではなく、直近で決算期待も先行していたことから出尽くし感が優勢に。 <6184> 鎌倉新書 1480 -33反落。前日に第1四半期決算を発表。営業益は1.3億円で前年同期比59.5%の大幅増となった。通期計画は8億円で前期比7.5%増と、1ケタ台の増益見通しにとどまった。主要3事業がすべて好調に推移し、利益は計画を大きく上振れて推移しているもよう。ただ、業績高成長期待は株価に反映済み、四半期ベースでは前期第3四半期がピークとなっていることから、短期的な出尽くし感が優勢となっている。 <3180> Bガレジ 1505 +209急騰。前日に19年4月期の決算を発表している。営業利益は6.3億円で前期比3.1%減となり、従来予想の7.4億円を下回る形になっている。ただ、2-4月期は前年同期比増益に転じており、20年4月期は7.4億円で同18.3%増益の見通しで、業績回復期待が先行している。また、今期の増配計画、発行済み株式数の1.57%に当たる10万株、1.2億円を上限とする自社株買いの発表なども支援材料となっている。 <3169> ミサワ 444 +25急伸で年初来高値。前日に発表した第1四半期決算が好感材料となっている。営業利益は1.5億円で前年同期比55.6%増益、上半期、通期ともに減益計画であり、想定外の大幅増益決算と受け止められている。前期決算も、高粗利益率商品の販売好調などで想定を上回る着地となるなど、計画はやや保守的ともみられていたが、増益幅の大きさにはインパクトが先行しているようだ。 <6630> ヤーマン 953 +49急反発。前日に19年4月期決算を発表、営業利益は57億円で前期比5.9%増、従来予想の64.4億円を下回る着地に。ただ、第3四半期から収益は急失速しており、それに伴い株価も大きく調整していたため、下振れ着地もあく抜け感につながった。20年4月期業績も、下半期からの回復を見込んで増益を予想し、安心感も高まった形のようだ。なお、前期末配当金は1.8円の従来予想に対して6.3円に引き上げた。 <6754> アンリツ 1883 +68大幅続伸。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2400円としており、本日の買い材料につながっているとみられる。20年3月期営業利益は戦略投資の費用増で減益を予想するが、21年3月期は前期比51%増と大幅増益を予想している。採算性の高い5G端末開発用計測器の拡大、研究開発費比率の低下などを想定しているようだ。 <7741> HOYA 8043 -42続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も8000円から7600円に引き下げている。有形固定資産投資拡大による業績の潜在成長力をほぼ織り込んだと考えているほか、HDDサブでの成長曲線を下方修正したことで業績予想を減額しているもよう。なお、半導体関連銘柄の中では相対優位との見方には変化なく、自社株買いも継続する余力があると判断している。 <7013> IHI 2544 +19続伸。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も3300円から3500円に引き上げている。北米不採算LNGプラント、航空機エンジンの検査不正を契機としたガバナンスリスクなどを織り込み、株価は売られ過ぎと判断のもよう。来期は過去最高益の更新が期待可能とみているほか、来期予想配当利回りは約4.0%と魅力的な水準と捉えている。 《US》
関連銘柄 11件
686
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 15,340百万円
アパレル・雑貨等の事業者専用卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の運営等を行うEC事業が主力。企業間の後払い決済サービス、売掛保証サービス等も。引き続き顧客獲得ペース向上による事業規模の拡大図る。 記:2024/08/09
3169 東証スタンダード
685
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 4,872百万円
オリジナルの家具やラグ、カーテン、雑貨等を扱うライフスタイルショップ「unico」を展開。自社で商品を企画・開発し、生産は外部に委託。27.1期営業利益5.4億円目標。家具などで新商品開発を進める。 記:2024/10/24
3180 東証プライム
1,439
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 18,350百万円
国内最大の美容サロン向け卸売ECサイト「BEAUTY GARAGE Online Shop」を運営。店舗設計支援や開業・集客支援等も。有力ブランド中心に取扱い商品数の増加で化粧品・材料売上比率は上昇。 記:2024/06/03
4182 東証プライム
2,910.5
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 646,827百万円
メタノール、芳香族化学品等のグリーン・エネルギー&ケミカル事業、無機化学品等の機能化学品事業が柱。BT積層板、脱酸素剤等で世界トップシェア。不採算事業の見直し・再構築図る。27.3期売上8500億円目標。 記:2024/10/09
6184 東証プライム
537
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 20,931百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等は伸び悩み。クロスセル強化へ。システムの費用などが重し。 記:2024/10/29
6630 東証プライム
779
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 45,454百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
6754 東証プライム
1,181.5
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 160,532百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7741 東証プライム
19,375
11/22 15:30
-95(%)
時価総額 6,799,831百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9681 東証1部
1,299
4/22 15:00
+1(%)
時価総額 124,518百万円
東京ドームシティの運営会社。東京ドームやスパ、アトラクション施設の運営が主力。コスメ店の運営、不動産賃貸等も行う。21.1期はコロナ禍によるスポーツやコンサート、イベント等の中止、延期、動員制限が響いた。 記:2021/03/22