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サイバー、アステラス薬、カネカなど

2019/1/9 15:43 FISCO
<3186> ネクステージ 1130 +150ストップ高。前日に前11月期の決算を発表、営業利益は43.8億円で前期比26.2%増益となり、12月に上方修正した水準で着地した。配当金は従来の2円予想から4円に増配している。また、今期予想は57億円で同30.0%増益と大幅増益予想、引き続き、出店拡大などによる売上の拡大を見込んでいるようだ。想定以上の収益成長見通しにインパクトも強まる展開に。 <2792> ハニーズHD 913 +105急反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は16.1億円で前年同期比36.1%増益となった。従来予想の14億円を上回る着地になっている。第1四半期は1.9億円で同51.9%の大幅減益であったため、9-11月期で収益は急回復する形となっており、サプライズにつながっているようだ。初秋より客数が増加して国内の売上が堅調に推移したこと、中国の赤字幅が減少したことなどが収益回復の背景。 <8008> 4℃ HD 2006 -199急落。前日に発表した第3四半期決算が売り材料となっている。累計営業利益は30億円で前年同期比13.9%減益、純利益は8.1億円で同75.6%減益になった。ブライダルジュエリーの回復遅れなどによるジュエリー事業の落ち込みが響いた。上半期までの状況から営業減益は想定線だが、関係会社株式の譲渡契約締結に伴う税金費用計上などで、純利益の減益幅が大きくなっていることなどをネガティブ視のようだ。 <4751> サイバー 4345 +105大幅反発。ジェフリーズ証券では、目標株価を6200円から5270円に引き下げているものの、投資判断は「ホールド」から「バイ」に格上げしている。立ち上がりが遅めな第1四半期決算は織り込み済みとしている一方、インターネット広告業界のトップ企業として今後も着実な売上拡大が見込めるほか、AbemaTVの売上は今期100億円を超える可能性があることなどを評価しているもよう。 <6857> アドバンテス 2184 -55続落。アプライドマテリアルズが4%超の下落となるなど、米国半導体株の下落を受けて、半導体製造装置の一角が軟調な動きになっている。韓国サムスン電子の低調な四半期決算が嫌気されているほか、半導体業界は在庫増加や需要減退の中で再び厳しい1年に見舞われる恐れがあるとのゴールドマン・サックス証券の指摘などがマイナス視されているようだ。 <2413> エムスリー 1680 +127大幅反発。オンライン医療事業を目的とした共同出資による新会社、LINEヘルスケアをLINE<3938>と設立したと前日に発表した。「LINE」を活用した医療に関するQ&Aや遠隔健康医療相談、オンライン診療などのオンライン医療事業を展開していくもよう。「m3.com」の薬剤師会員基盤を活用した処方薬の宅配サービスなども将来的に検討していくもようで、新たな収益基盤への成長を期待する動きが先行。 <4118> カネカ 4235 +250大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価を4870円としている。足元でエチレンやアクリルニトリルなど主原料が軒並み下落していることから、19年1月以降は事業採算の改善が期待できると考えているもおよう。株価は過去3カ月でTOPIXを約12%アンダーパフォームし、割安感も強まっているとの見方。 <4503> アステラス薬 1523.5 +40.5大幅続伸。アステラス・アムジェン・バイオファーマと日本において共同開発を進めてきたヒト抗スクレロスチンモノクローナル抗体製剤イベニティが、骨粗鬆症の治療薬として世界各国に先駆け、厚労省から製造販売承認を取得したと発表している。16年12月に申請して時間を要していたなか、承認申請を受けて安心感が強まる展開に。なお、FDA、EMAにおいても現在審査中となっている。 <7224> 新明和工 1408 +90大幅続伸。今期末配当金を18円から19円に引き上げると発表、年間配当金は37円となる。また、2020年3月期に創立70周年及び創業100周年を迎えることを記念して、同期の第2四半期末の株主に対し、通常の中間配当とは別に、1株当たり45円の記念配当を実施する方針を決定としている。来期の利回り妙味が急速に高まる形になっているようだ。 《US》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,408.5
11/25 15:30
-16.5(%)
時価総額 956,470百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
1,617
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 45,114百万円
婦人衣料、服飾雑貨の製造小売り。郊外型大型ショッピングセンター、駅ビルなどに出店。ミャンマー自社工場からの調達に強み。福島県いわき市に本社。ミャンマーは安定生産体制を維持。EC事業の強化などに注力。 記:2024/10/27
3186 東証プライム
1,475
11/25 15:30
+7(%)
時価総額 119,195百万円
大手中古車販売会社。総合店「ネクステージ」に加え、SUV専門店「SUV LAND」や中古輸入車大型専門店「UNIVERSE」などを展開。店舗数は320店舗超。計画出店継続による市場シェア獲得などを図る。 記:2024/07/05
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4118 東証プライム
3,483
11/25 15:30
-3(%)
時価総額 229,878百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
4503 東証プライム
1,572
11/25 15:30
+10(%)
時価総額 2,844,790百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4751 東証プライム
1,015.5
11/25 15:30
+7(%)
時価総額 514,192百万円
インターネット広告事業が主力。運用型広告で国内首位。検索連動型広告に強み。ABEMA等のメディア事業、ゲーム事業、投資育成事業等も手掛ける。ABEMAはスポーツコンテンツの拡充、マネタイズを強化。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
9,232
11/25 15:30
-215(%)
時価総額 7,073,014百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7224 東証プライム
1,328
11/25 15:30
+8(%)
時価総額 92,960百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
1,827
11/25 15:30
-2(%)
時価総額 44,453百万円
「4℃」ブランド等のブランド事業、総合衣料専門店「パレット」のチェーン展開等を行うアパレル事業を展開。ブランド事業は女性客の売上拡大続く。商品・販売促進戦略の見直しなどが奏功。新事業領域への拡大も視野。 記:2024/10/26