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ツルハHD、JXTG、村田製など

2018/6/19 16:00 FISCO
<3853> インフォテリ 1037 -257大幅反落で下落率トップ。これまで非開示だった19年3月期業績見通しを前日発表。営業利益は2.5億円で前期比57.7%の大幅減益予想、予想外の大幅減益見通しにネガティブなインパクトが先行している。売上高は2ケタ増収の予想だが、ハードウェア製造企業とのアライアンスを含むIoT関連新ラインアップの投入、積極的な人材採用など、2020年度の中期計画達成に向けた先行投資が利益を圧迫する見通しのようだ。 <3391> ツルハHD 14530 -1290大幅続落。前日に前5月期の決算を発表、営業利益は402億円で前期比14.0%増益、ほぼ市場想定通りの着地となった。一方、今期は418億円で同3.9%増益にとどまる予想、450億円程度の市場コンセンサスを大きく下回っている。杏林堂薬局の連結化の影響を除くと約1%増益の見通し。登録販売士手当、最低賃金上昇など人件費増加がコストアップ要因につながるようだ。 <6326> クボタ 1800 +32反発。前日に大阪北部で震度6弱の地震が発生し、それにより、高槻市や吹田市など広い範囲で水道管の破裂や漏水が目立ったと伝わっている。緊急の取り換え需要に加えて、インフラ老朽化があらためて意識される状況となり、今後の更新需要の拡大なども想定される形になっている。鋳鉄管で国内トップの同社には、活躍余地が広がるとの思惑なども高まる格好のようだ。 <5020> JXTG 739.9 +8.9反発。原油相場の上昇が材料視されている。昨日のNY原油市況では、WTI先物は前日比0.84ドルの上昇、OPEC総会で増産が議論されるとみられるが、増産規模はかなり圧縮されるとの思惑が強まってきているもよう。米エネルギー関連株上昇の流れを引き継ぐ形にも。なお、一部の米系証券では目標株価を1000円に引き上げているようだ。 <6334> 明治機 389 +66急騰で一時ストップ高。東洋アルミニウムの超軽量太陽電池パネル「HANE」モジュールの架台を共同開発すると発表し、買い材料視されているようだ。同社が販売している接着架台工法「エスノンホール」とHANEモジュールを組み合せることで、屋根荷重の懸念が後退するほか、従来の施工方法では設置できない屋根への対応が可能となるもよう。18年内の販売開始を予定し、中期的に年間売上高10億円を目標としている。 <7590> タカショー 474 -44大幅続落。7月9日付での東証1部指定承認を発表しているが、同時に公募増資を実施することも明らかにしており、株式価値の希薄化をマイナス視する動きが先行している。200万株の公募増資、並びに上限30万株のオーバーアロットメントによる売出を行う。発行済み株式数は最大で約19%増加する見込み。調達金額は約10.3億円、設備投資や投融資、借入金の返済などに充当する計画。 <6501> 日立 785.6 -7.3一時799.7円まで上昇もマイナス転換。大型受注の獲得が期待されたロンドン地下鉄新車両であったが、ロンドン交通局では独シーメンスに発注すると発表。失望感にはつながっているが、一方で、クレディ・スイス証券が投資判断「アウトパフォオーム」、目標株価1200円でカバレッジを再開しており、下支え要因に。前期から再び利益率拡大局面に入っているが、収益構造改善に対して市場では過小評価しているとの判断。 <6981> 村田製 18395 -2906日続伸し年初来高値更新もマイナス転換。MLCCの値上げによる収益改善期待、車載向け拡大による中期的な市場拡大期待などから、足元で強調展開が続いている。本日は、中国で組み立てられた「iPhone」について、対中関税の対象外とトランプ米大統領がアップルCEOに伝えたと海外紙で報じられ、アップル関連の一角として追加の買い材料に。ただ、後場にかけて全般安に連れ安する形でマイナスに転換した。 <4528> 小野薬 2657.5 -0.5買い先行もマイナス転換。がん免疫薬「オプジーボ」が非小細胞肺がんの治療薬として中国で承認を得たと発表している。同社は米BMSの売り上げに応じてロイヤリティ収入を得ることになる。中国では毎年78万人以上が肺がんと診断されており、潜在需要は大きいとみられている。今回初めて中国でがん免疫薬そのものが承認された形でもあり、業績の押し上げ効果は大きいとの期待が先行した。 <2884> ヨシムラフード 1319 +11反発。まるかわ食品のギョウザ製造・販売事業譲り受けで基本合意と発表。まるかわ食品は、新鮮でこだわりぬいた素材を活かした秘伝のレシピにより、野菜の旨味が凝縮したギョウザを製造・販売している。ギョウザ購入額全国2位の浜松でブランドが高く評価されているもよう。前期売上高は2.2億円で営業利益は0.2億円の水準。事業譲受は7月を予定。業容拡大につながるM&Aとして期待感先行の展開になっている。 《DM》
関連銘柄 10件
1,374
11/27 15:30
-35(%)
時価総額 33,038百万円
食品の総合商社「ヨシムラ・フード」、中華総菜の製造・販売を行う楽陽食品、海産物の加工・販売を行うワイエスフーズなどを傘下に収める持株会社。海外でも事業展開。国分グループ本社など提携先との協業推進。 記:2024/08/27
3391 東証プライム
8,088
11/27 15:30
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時価総額 399,968百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
3853 東証プライム
511
11/27 15:30
-10(%)
時価総額 8,938百万円
データ連携ツール「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」などの提供を行う。Warpは1万社超の導入実績。Platioは受注社数が順調に拡大。サブスク売上高比率は上昇。 記:2024/07/01
4528 東証プライム
1,714
11/27 15:30
-18(%)
時価総額 854,760百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5020 東証プライム
798.4
11/27 15:30
+5.5(%)
時価総額 2,421,428百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
6326 東証プライム
1,907.5
11/27 15:30
-15.5(%)
時価総額 2,244,492百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6334 東証スタンダード
349
11/27 15:30
+13(%)
時価総額 3,980百万円
1899年創業の食品産業機械メーカー。精選機械や粉砕機械等の製造・販売、プラントエンジニアリングを手掛ける。製粉、飼料向けに強み。Abalanceの持分法適用関連会社。食品関連顧客向けで受注強化図る。 記:2024/08/27
6501 東証プライム
3,735
11/27 15:30
+23(%)
時価総額 17,317,585百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7590 東証スタンダード
449
11/27 15:30
+8(%)
時価総額 7,898百万円
環境エクステリア関連製品の企画・開発、ガーデン用品の輸出入販売などを行う。和歌山県海南市に本社。直販ECサイト「青山ガーデン」の運営等も手掛ける。海外事業では新商品の投入による販売強化などに取り組む。 記:2024/08/10