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太陽誘電、コマツ、村田製など

2018/6/18 16:35 FISCO
<5218> オハラ 3150 +431大幅続伸。先週末は業績上方修正や増配の発表を好感してストップ高比例配分となっており、本日も上値追いの動きが優勢となっている。加えて、週末には、NEDOがトヨタなどと「全固体電池」の基盤技術の開発を始めると発表している。全固体電池の市場拡大などが想定される形となり、関連銘柄として位置づけの高い同社に対してあらためて期待感も高まる状況のようだ。 <2875> 東洋水産 3825 -240大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「売り」に、目標株価も4100円から3250円に引き下げている。北米事業、国内加工食品事業を減額修正し、今後3年間の利益はほぼ横ばいと見ている。北米市場は、既存小売チェーンの寡占度上昇やAmazon台頭によって継続的なASPの下落が見込まれるほか、物流・人件費など日本と同様の固定費上昇要因もあり、マージン下落圧力は構造的としている。 <6976> 太陽誘電 3005 +70大幅続伸。先週末はクレディ・スイス証券の目標株価引き上げが材料視されて大きく上昇したが、本日はゴールドマン・サックス証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げしており、追加の支援材料とされている。車載向けMLCCの拡大と業界全体の需給タイト感が中期的に続くことを前提とし、MLCCの売上見通し、ASP、利益率などを増額、目標株価も2300円から3000円に引き上げているようだ。 <7187> Jリース 749 +53大幅反発で一時ストップ高。先週末、医療機関の医業未収金に対する医療費保証サービスを開始すると発表しており、期待材料につながっているようだ。医療機関の保証料負担によって、医療機関との包括保証契約を締結したうえで提供する完全オーダーメイド型の包括的保証サービスで、医療機関の医業未収金へのニーズに対応するもの。現在、高齢化や無縁社会の拡大などを背景に、医業未収金が継続して発生する状況となっている。 <8289> オリンピックG 721 +100ストップ高比例配分。前日のTV番組で販売商品が取り上げられたことを買い材料視しているようだ。傘下のサイクルオリンピックが販売する「FREE POWER」が紹介されている。これは、ペダルを踏む力で中のシリコーンを圧縮、その反発力を推進力に変えるまったく新しいギアシステムとなっている。電気を使わずに楽に坂道が登れるようになるようだ。 <6301> コマツ 3261 -132大幅反落で3月26日の年初来安値を更新。トランプ米政権が対中制裁関税を発動、500億ドル分の中国製品に25%の追加関税を課すと発表している。米国向け輸出の減少による中国経済の鈍化を懸念して、米国市場ではキャタピラーなど中国関連株が下落、東京市場でも関連銘柄に対する警戒感が強まっている。同社のほかファナック<6954>など同関連株には売りが先行する展開へ。 <6981> 村田製 18685 +445続伸し年初来高値を更新。MLCCの価格是正交渉開始が伝わっており、収益改善への期待感が高まっている。台湾の同業メーカーの値上げ、自動車用MLCCのコスト上昇などが背景になっている。対象製品は収益性の厳しい製品全般のもよう。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、値上げ効果が発現するのは早くて19.3期第4四半期以降で、インパクトはMLCC全体の売上高に対して10%前後になる可能性と試算。 <9143> SGホールディングス 2398 -91反落。UBS証券では投資判断を新規に「セル」、目標株価を2200円としている。宅配運賃上昇の果実は社員や委託先に還元される可能性が高いこと、日本郵便との競争が厳しく数量増が期待できないこと、「非」宅配事業の増益貢献が小さいとみられることなどから、市場予想を下回る利益推移を予想としている。日立物流との資本提携による相乗効果はまだ小さく、関係は先行き不透明とも指摘している。 <1813> 不動テトラ 205 +6買い先行。本日の朝方に大阪北部で震度6弱の地震が発生しており、地震関連の材料株として短期資金の関心が高まっているようだ。同社のほか、地盤ネットや淺沼組、鋳鉄管、日成ビルドなどにも買いが先行へ。なお、現在のところ、一部で通信障害などは起きているようだが、大きな被害などは明らかとなっていない。 <6481> THK 3330 -170大幅続落。ジェフリーズ証券では投資判断を「バイ」から「ホールド」に格下げ、目標株価も5300円から3300円に引き下げている。今上期の営業利益が上振れて通期計画を上方修正しても、好材料出尽くしと捉えられる可能性としている。また、期末に向けて単体受注のピークアウトが具現化されていくとも考えているようだ。20.12期営業利益は減益を予想、市場予想を26%下回る水準になるとみている。 《DM》
関連銘柄 11件
1813 東証プライム
2,029
11/27 15:30
-25(%)
時価総額 33,458百万円
土木事業、地盤改良事業が柱。テトラ、不動建設が2006年に合併。大阪沖埋立処分場護岸築造工事などで施工実績。消波・根固ブロック用鋼製型枠の賃貸等も。新規事業の創出図る。27.3期売上高780億円目標。 記:2024/10/10
2875 東証プライム
10,475
11/27 15:30
-150(%)
時価総額 1,161,478百万円
「マルちゃん」で知られる即席麺事業が主力。赤いきつねうどん、緑のたぬき天そばなど人気商品多数。水産食品事業、加工食品事業等も。海外即席麺事業では高価格帯商品「Yakisoba」などのマーケティングを強化。 記:2024/06/09
5218 東証スタンダード
1,239
11/27 15:30
-23(%)
時価総額 31,533百万円
光学ガラス専業メーカー。交換レンズ向け等の光学ガラス、エレクトロニクス用ガラス等の特殊ガラス等を手掛ける。キヤノンなどが主要取引先。製品の高付加価値化に取り組む。26.10期売上高320億円以上目標。 記:2024/10/26
6301 東証プライム
4,083
11/27 15:30
-99(%)
時価総額 3,976,070百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6481 東証プライム
3,618
11/27 15:30
-80(%)
時価総額 469,823百万円
機械要素部品メーカー。直動案内部品「LMガイド」、ボールスプライン、ボールねじ等を手掛ける。LMガイドは世界トップシェア。免震装置等も。配当性向は30%基本。グローバル展開等で製品市場の拡大を図る。 記:2024/08/10
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6976 東証プライム
2,152.5
11/27 15:30
+3.5(%)
時価総額 280,294百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7187 東証プライム
1,267
11/27 15:30
-1(%)
時価総額 22,654百万円
家賃債務保証、医療費保証、養育費保証を手掛ける保証関連事業が主力。不動産仲介・管理業務等を行う不動産関連事業、IT関連事業も展開。店舗網などが強み。住居用賃料保証では販路拡大、営業強化に取り組む。 記:2024/08/20
8289 東証スタンダード
459
11/27 15:30
-1(%)
時価総額 10,719百万円
首都圏等でスーパーマーケット・総合ディスカウントストア「オリンピック」を展開するOlympicが中核の持株会社。自転車販売やゴルフ専門店等も。ディスカウント分野では既存店の集客力向上などに取り組む。 記:2024/10/28
9143 東証プライム
1,461.5
11/27 15:30
+6(%)
時価総額 935,936百万円
宅配便大手の佐川急便を中核とする持株会社。飛脚宅配便のデリバリー事業、倉庫や通関等のロジスティクス事業、不動産事業などを手掛ける。成長領域への進出、新規事業の拡大、省人化・自動化投資などに取り組む。 記:2024/06/03