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セガサミーHD、アイビーシー、PCDEPOTなど

2017/12/6 16:06 FISCO
<3672> オルトプラス 1194 -22一時プラス転換も地合いに押される。資本業務提携先であるXPEC社が契約条項に反して、保有する同社株式約110万株のうち22万株(発行済株式総数の1.7%)を、事前通知を行わず、市場を経由して売却していたことが判明したと発表。今後、提携解消、それに伴う株式及び転換社債型新株予約権付社債の取扱いに関する協議を行うとしている。会社側が業績影響は現時点でないと判断しており、影響は限定的との見方も。 <6754> アンリツ 1089 +29反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を新規「オーバーウェイト」、目標株価を1400円としている。LTE-A Pro・5G 用のモバイル向け計測器の需要立ち上がり本格化、IoT・車載向け計測器の需要増加などを背景とした、19.3期以降の収益急回復を好評価の要因としている。19.3期営業利益は72億円、前期比67%増益を予想、市場コンセンサスの61.6億円を大きく上回るとみている。 <3920> アイビーシー 1005 +150ストップ高。ブロックチェーン技術を利用したIoTデバイス向けセキュリティサービス「kusabi」の実証実験を開始したと発表、期待視する動きが先行したもよう。ブロックチェーン技術による電子証明システムと独自のデバイスプロビジョニング技術によって、ソフトウエアだけでIoTセキュリティを実現するサービスとなっている。セキュリティ関連としての位置づけが一段と高まる状況にも。 <4345> シーティーエス 844 -116大幅続落。自己株処分による300万株の売出、オーバーアロットメントによる上限45万株の売出を実施すると発表、株式価値の希薄化や目先の需給懸念が強まる形になったもよう。売出株式数は最大で発行済み株式の7.7%におよぶ規模となる。売出価格は13日から18日までの間に決定される。なお、発行済み株式数の3.1%にあたる140万株の自社株消却を発表するも影響は限定的。 <6460> セガサミーHD 1381 +26続伸。子会社のセガサミークリエイションとその米子会社が、米ネバダ州におけるゲーミング機器製造・販売ライセンスを取得したと発表。来期中の製品投入を目指すもよう。ネバダ州におけるライセンス取得によって、今後は他の地域におけるライセンス取得なども期待される状況で米国カジノ事業の拡大期待が高まっているようだ。下半期業績不透明感で株価は大きく調整しており、格好の反発材料へとつながる形に。 <8841> テーオーシー 971 +51大幅続伸。発行済み株式数の16.38%にあたる2000万株を上限に、東証の自己株式立会外買付取引で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。株主のエフィッシモやみずほ銀行などの保有株売却意向に対応するもよう。直接的な需給インパクトは限定的とみられるが、一株当たりの価値向上につながるため、ポジティブな反応が先行したようだ。 <9627> アインHD 7150 -450大幅続落。上半期決算を発表、営業利益は83.7億円で前年同期比65.7%増益となり、従来予想の67億円を上回る着地。また、通期予想は166億円から180億円に上方修正、薬剤料単価が想定を上回って推移していることが上振れの背景に。ただ、もともと会社計画は保守的と見られており、今回の修正幅は想定よりも小幅にとどまったとの見方が優勢。来年4月の調剤報酬や薬価改定の影響を改めて懸念する動きに。 <3669> モバクリ 381 +20大幅反発。沖縄関連銘柄として物色が向かったもよう。台湾や中国からの訪日外国人客増加で沖縄経済が潤ってきているとの指摘があるようだ。今後も、交通インフラの整備進展で一段と観光客の増加が期待される状況と。同社は沖縄県でAIを活用した交通情報サービスの実証実験を開始しており、関連銘柄の一角として位置づけられているもよう。株価が安値圏にあることなども関心が高まりやすい背景に。 <7181> かんぽ生命保険 2536 +65続伸。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も2480円から4550円に引き上げている。商品ミックスの変化や料率改定で新契約の採算が大きく改善しているが、こうした変化は株価に織り込まれていないと考えているもよう。また、日本郵政による売出は、規制緩和メリットが大きく期待されるほか、自己株取得も想定されることで、ポジティブなカタリストになると指摘。 <6762> TDK 8660 -60伸び悩む。来期営業利益は今期予想比4割増の1200億円前後になりそうとの観測報道が伝わっている。スマホ用2次電池の上伸、買収した米センサー会社の黒字化などが背景となるもよう。一方、今期は前期比59%減の850億円の見通しとされている。来期の市場コンセンサスも1050億円程度であることから、観測はやや楽観的との見方も多く、買い先行も上値追いは限定的となったもよう。 <5105> 洋ゴム 2190 -120大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断「オーバーウェイト」継続ながら、目標株価は3000円から2800円に引き下げている。低インチタイヤでの価格競争激化などを映して業績予想を下方修正、今12月期営業利益は530億円から480億円に、来期は600億円から546億円に減額している。米国自動車向け防振ゴムの収益性にも不透明感としている。 <7618> PCDEPOT 777 -106大幅続落。足元で同社の光回線をめぐる高額な解約料請求の話題が一部で伝わっており、嫌気されているようだ。契約者が「ozzio光」について途中解約を申し出たところ、20万円超の解約手数料が請求されたもよう。同社は16年8月にも、高齢者に対する高額サポートサービス契約、高額な解約料などがネット上で指摘され、株価が急落した経緯があることから、改めて警戒視する向きも。 《DM》
関連銘柄 12件
316
6/26 15:00
+1(%)
時価総額 7,318百万円
移動体通信網及びGPSを活用した移動体管理システムを提供。タクシー配車システムや車両動態管理システムが主力製品。新型ハンディ機の生産体制強化や海外事業展開を図る。IoTやドローンにも注力。自動車関連好調。 記:2018/03/08
3672 東証スタンダード
90
11/29 15:30
-1(%)
時価総額 1,767百万円
ソーシャルゲームの企画・開発、運営を行う。運営タイトルは「ヒプノシスマイク」など。ゲーム支援事業なども手掛ける。他社タイトル等の開発受託、運営受託の拡大進める。ゲーム支援事業は事業運営体制を見直し。 記:2024/06/24
3920 東証スタンダード
610
11/29 15:30
+14(%)
時価総額 3,492百万円
ITシステムの情報管理・性能監視ツールを提供。情報を高速収集して解析する技術に強み。ソフトウエアライセンスの販売、有人監視サービスの提供など。ライセンス販売が堅調。機器販売も拡大。販管費増等こなす。 記:2024/08/07
4345 東証プライム
910
11/29 15:30
-3(%)
時価総額 38,220百万円
建設現場業務支援サービス「サイトアシスト」等を提供するデジタルデータサービス事業が主力。測量計測システム事業等も。レンタル・サブスクリプションサービスは売上順調。中計では26.3期営業利益36億円目標。 記:2024/06/11
5105 東証プライム
2,328
11/29 15:30
-25(%)
時価総額 358,770百万円
タイヤメーカー大手。乗用車用タイヤなど自動車タイヤの製造・販売を行う。兵庫県伊丹市に本社。筆頭株主に三菱商事。自動車用防振ゴム等も手掛ける。SUV向けタイヤではサイズラインアップの拡充等に取り組む。 記:2024/07/08
2,628
11/29 15:30
+11.5(%)
時価総額 633,950百万円
セガ、サミーが2004年に経営統合して誕生した持株会社。ゲームコンテンツ等のエンタテインメントコンテンツ事業が主力。遊技機事業等も。総還元性向50%以上が基本方針。コンシューマ分野等への投資進める。 記:2024/06/29
6754 東証プライム
1,148.5
11/29 15:30
-13.5(%)
時価総額 156,048百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
1,929
11/29 15:30
+11.5(%)
時価総額 3,749,706百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7181 東証プライム
3,139
11/29 15:30
+19(%)
時価総額 1,254,639百万円
日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。個人保険の保有契約件数は1950万件超。商品ラインアップの拡充図る。 記:2024/10/25
479
10/26 15:00
+1(%)
時価総額 25,206百万円
PCショップ運営会社。大型店の「PC DEPOT」や中小型店の「スマートライフ」、「パソコンクリニック」を展開。24.3期1Qはインターネット関連事業が大幅増収増益。ISP事業では大会数が想定下振れ。 記:2023/09/02
8841 東証スタンダード
637
11/29 15:30
+7(%)
時価総額 59,782百万円
1926年創立の総合デベロッパー。不動産事業、リネンサプライ及びランドリー事業等を展開。五反田、有明、大崎に賃貸ビル、浅草に商業施設を有す。新TOCビル計画は2033年を新たな着工時期として想定。 記:2024/10/09
9627 東証プライム
5,016
11/29 15:30
+33(%)
時価総額 177,707百万円
保険調剤薬局「アイン薬局」等を展開するアインファーマシーズを中核とする持株会社。グループ薬局総数は1230店舗超。セブン&アイHDと資本業務提携。ファーマシー事業ではM&Aの活用等で事業規模の拡大図る。 記:2024/06/09