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オリンパス、伊藤園、国際帝石など

2017/12/4 16:36 FISCO
<7762> シチズン 851 +35大幅続伸。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も830円から1000円に引き上げている。時計事業の売上回復の兆しがあること、7-9月期も継続した収益性の改善が確認できたこと、工作機械の受注好調継続を背景に全社での増益基調継続が予想されることなどを評価。また、工作機械メーカーや時計メーカーとの比較でバリュエーションに割安感があるとも指摘。 <8892> 日本エスコン 731 +100ストップ高。業績予想の上方修正、並びに自社株買いを発表。通期経常利益は従来予想の48億円から59億円に上方修正、前期比65%増益の見通しとしている。保有する商業施設と商業底地を売却したことが上振れの背景。また、期末配当金も15円から18円に増額している。加えて、発行済み株式数の1.3%に当たる90万株、4.5億円を上限とする自社株買いの実施も発表。 <5101> 浜ゴム 2607 +76続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」、目標株価も2400円から3000円に引き上げ。製品ミックス向上による業界平均を上回る利益成長を予想、18.12期以降の業績予想を上方修正しているもよう。18.12期営業利益は640億円と予想、600億円レベルの市場コンセンサスを大きく上回っている。来期の大幅増益考慮ならば株価の割安感も強いと。 <7733> オリンパス 4390 -215大幅続落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価は4700円を継続している。セクター平均を大きく上回る株価上昇によって、割安感は低下したとの判断のもよう。さらなる株価上昇には、先進国での消化器内視鏡製品サイクル後期における売上停滞の解消へ向けた施策の奏功、外科内視鏡新製品のグローバルでの拡大などが必要と考えているようだ。 <4996> クミアイ化 867 +81大幅続伸。先週末に業績予想の修正を発表している。売上予想は下方修正となるも、通期営業利益は33億円から38億円に上方修正、原価率の低下や販売費の抑制が背景。また、持ち分法による投資利益の上積みで、経常利益については58億円から75億円に上方修正している。業績変化率の一段の拡大を評価する展開に。10月10日の高値更新で需給妙味なども高まる格好になっている。 <2593> 伊藤園 4330 +225大幅反発。先週末に発表した決算が評価材料視された。上半期営業利益は145億円で前年同期比1.2%増益となった。第1四半期は同3.1%減益であったため、足元での収益改善が確認される形になっている。悪天候が続いた影響が懸念されたものの、「おーいお茶」のリニューアル効果などが奏功した。また、海外事業に関しても、売上・利益ともに会社計画を上回って推移しているもよう。 <6208> 石川製 3495 +499大幅続伸。本日から米軍と韓国軍が韓国各地で過去最大規模とする合同軍事演習を開始している。北朝鮮では「アメリカが一触即発の朝鮮半島情勢を爆発へと追い込もうとしている」と非難声明を発表、地政学リスクの高まりを意識した動きに。また、米大統領補佐官が「(北朝鮮がICBMを発射したことから)軍事衝突が近づいている」と危機感を示したことなども思惑材料視されているようだ。 <6630> ヤーマン 2145 +60続伸。業績上方修正発表後は上値追いが続く展開になっている。本日は、いちよし証券が業績予想を上方修正、18.4期営業利益は48億円、前期比37%増を予想、会社側が上方修正した数値をさらに上回るとみているもよう。インバウンド需要や中国市場の売れ行きは下期も好調が続くと予想している。なお、19.4期も営業利益は2ケタ増益基調が継続すると見込んでいるようだ。 <1605> 国際帝石 1319.0 +19.0続伸。OPEC加盟国と非加盟国が協調減産期間を18年3月末から9ヶ月間延長で合意したことを好感して原油相場が上昇、材料視される展開に。また、モルガン・スタンレーMUFG証券では新規に「オーバーウェイト」、目標株価を1800円としている。原油市況回復シナリオは同社への期待値の高まりにつながり、投資機会になると評価。イクシス稼動ニュース、株主還元強化などのニュースフローが期待できる点も注目と。 <7752> リコー 1037 +23続伸。シティグループ証券では投資判断を「1」に格上げ、目標株価を1200円としている。7-9月期決算では、インド問題の追加費用を計上した他、米国売上高の大幅減少の顕在化が嫌気された。ただ、インド問題は実質的に決着、米国でも人員が上期で8%減るなど人員削減が進展。来春に向けて改革が進む方向性は明確とみており、低下した期待値に対する構造改革進展余地を考えると、現株価には投資機会があるとしている。 《DM》
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
1,974
11/29 15:30
+2.5(%)
時価総額 2,485,534百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
2593 東証プライム
3,249
11/29 15:30
+2(%)
時価総額 289,850百万円
清涼飲料メーカー。国内緑茶飲料市場でトップシェア。お~いお茶が主力。タリーズコーヒージャパンを傘下に収める。米国など海外展開も。中計では27.4期ROE10%以上目標。お~いお茶のグローバル化等に注力。 記:2024/06/04
4996 東証プライム
796
11/29 15:30
+1(%)
時価総額 106,015百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
5101 東証プライム
3,031
11/29 15:30
-34(%)
時価総額 513,903百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。鉱山用車両・建設用車両タイヤを強化。26.12期事業利益1500億円目標。 記:2024/10/25
6208 東証スタンダード
1,401
11/29 15:30
-14(%)
時価総額 8,947百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。1921年創業。石川県白山市に本社。レンゴーが筆頭株主。作業効率化及びコスト削減による原価低減図る。 記:2024/10/20
6630 東証プライム
772
11/29 15:30
-6(%)
時価総額 45,045百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
7733 東証プライム
2,360
11/29 15:30
-22.5(%)
時価総額 2,779,372百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7752 東証プライム
1,702
11/29 15:30
+39(%)
時価総額 999,055百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
7762 東証プライム
885
11/29 15:30
-5(%)
時価総額 217,710百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
8892 東証プライム
990
11/29 15:30
-8(%)
時価総額 97,595百万円
中部電力傘下の不動産デベロッパー。不動産販売事業が中核。不動産賃貸事業、不動産企画仲介コンサル事業も。分譲マンションは「レ・ジェイド」ブランドで展開。中期経営計画では27.3期売上高1570億円目標。 記:2024/06/24