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OLC、日清紡HD、アークなど

2017/11/30 15:55 FISCO
<4661> OLC 9991 +345大幅続伸。15年3月の高値を更新して一時1万円の大台乗せ。3000億円超を投じて2023年をメドに新たな施設を開業、総面積を約3割広げると報じられている。今後への期待感が先行する形へ。また、ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」、目標株価も11500円に引き上げ。実質的な寡占化が進むテーマパークは値上げの実施確度が高く、今後22.3期に向けて毎年値上げをすることを織り込むと。 <5401> 新日鉄住金 2721.0 +104.5大幅続伸。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3380円から3610円に引き上げている。下期以降は生産回復や輸出市況改善の業績寄与に加えてベース値上げの進展で収益改善が加速するとみている。ファンダメンタルズの大幅な改善は業績へ反映されておらず、市場はグローバルな鋼材需給改善という構造変化を過小評価していると指摘。経常利益は今期3365億円、来期4011億円に上方修正。 <3454> Fブラザーズ 1005 -106大幅反落で下落率トップ。前日に17年11月期の業績予想を修正、売上高は上方修正したものの、営業利益は従来の41.1億円から33.1億円に引き下げ。期中に売却した不動産投資案件のなかに、来期以降売却予定だった利益率が低い不動産投資案件があった一方、期中に売却を予定していた利益率が高い案件の売却時期が来期にずれ込む見通しとなったようだ。高い収益成長が続いていただけに、減益転落が嫌気された。 <3099> 三越伊勢丹 1299 +85大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「売り」から「中立」、目標株価も950円から1100円に引き上げている。ショートカバーの動きなどにつながったとみられる。直近の株価調整によって、リストラ案を反映させると下値余地は限定的になるとの判断のようだ。今後3年間で計画通りの員削減を業績予想に反映、今期以降の営業利益を従来より順に、7%、8%、23%上方修正しているようだ。 <3105> 日清紡HD 1572 +185大幅続伸。前日発表した自己株式の取得実施発表を好感、今後の需給改善期待へとつながっている。発行済み株式総数の8.59%に当たる1500万株、200億円を取得上限としており、取得期間は12月5日から来年3月22日まで。株主還元および資本効率の向上と成長戦略実現に向けた機動的な資本政策を遂行することを目的としているようだ。白金を使わない燃料電池用触媒を実用化と報じられ急騰した際の9月高値を更新。 <7448> ジンズメイト 1017 +150ストップ高。8月25日の高値927円を上回って年初来高値を更新、1000円の大台乗せを果たしている。来週放送のテレビ経済番組で同社が取り上げられることが期待材料となっているもよう。「結果を出す“達人”」としてライザップグループが取り上げられ、ライザップによって改革が推し進められている同社が紹介されるようだ。客数増加につながるような展開を期待する動きが優勢となっている。 <8379> 広島銀 883 +26続伸。米国金融株高の流れが波及して、本日も銀行株は強い動きとなっているが、同社に関しては、SMBC日興証券の投資判断「2」から「1」格上げも押し上げ材料になっている。本日の引けでMSCI除外となるが、当面の悪材料出尽くし感につながるとみているもよう。過去MSCI指数から除外された地銀株は、除外日通過後に株価がアウトパフォームに転じる傾向にあり、株主還元強化に動く地銀も多いと指摘している。 <8303> 新生銀 1793 +75大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFGは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」、目標株価を2000円としている。上期決算以降、株価はベンチマークをアンダーパフォームしているが、自己株取得実施や利息返還費用引当金の取崩益を継続的に計上する可能性をほとんど織り込んでいないと指摘。短期業績も、銀行カードローンの残高拡大、無担保消費者ローン拡大による資本利益改善で安定推移を見込むと。 <6506> 安川電 4950 -30010日ぶり大幅反落。IT投資関連株安の流れが波及する形に。メリルリンチ日本証券では投資判断「アンダーパフォーム」でカバレッジを開始、目標株価は3900円としているもよう。19.2期から20.2期にかけては、数量成長に対して営業利益率の上昇は限定的であり、業績は市場期待を下回る可能性があるとみているようだ。バリュエーションは高く、業績が期待値を下回った場合のダウンサイドリスクは大きいとの見方。 <6752> パナソニック 1668 -22売り優勢。クレディ・スイス証券は、目標株価を1900円から2200円に引き上げている(OUTPERFORM継続)。テスラモデル3の生産遅れの発覚から、株価は伸び悩んでいるものの、全社収益力は向上。車載電池も19.3期以降の成長の見方は変わらず、今後の利益成長継続を背景に、トップピック推奨継続と。なお、テスラモデル3の遅れは、ICT向け電池の利益改善や、他事業の利益改善で十分カバー可能と指摘。 <7873> アーク 124 +14急伸。三井化学<4183>の子会社であるエムシーインベストメント01がTOBを実施、同社は賛同意見を表明すると。TOBの買付価格は普通株式が100円、買付予定数は3億132万6296株で子会社化を目的とする。オリックス子会社の保有株を取得することが主目的であり、同社は上場を維持する見込み。三井化学子会社との連携による業績拡大期待が先行、TOB価格を大きく上回る水準にまで買い上げられる展開に。 《DM》
関連銘柄 12件
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時価総額 831,577百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3105 東証プライム
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時価総額 148,666百万円
日清紡ブレーキ、日清紡メカトロニクス、日清紡ケミカル、日本無線等を傘下に持つ持株会社。1907年に紡績会社として創業。経営資源の重点投入により、無線・通信及びマイクロデバイス事業を軸にした成長加速図る。 記:2024/07/29
3454 東証スタンダード
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11/29 15:30
-44(%)
時価総額 14,864百万円
不動産投資やプライベートエクイティ投資等を行う投資銀行事業が主力。ホテル・旅館等の運営を行う施設運営事業、投資運用事業も手掛ける。案件発掘力などが強み。持続的なポートフォリオの規模拡大等に取り組む。 記:2024/10/24
4183 東証プライム
3,469
11/29 15:30
-29(%)
時価総額 696,728百万円
総合化学大手。エラストマー、エチレン、ビジョンケア材料、半導体・電子部品工程部材等を製造・販売。メガネレンズ材料、燃料タンク材料で世界トップシェア。事業ポートフォリ変革推進。総還元性向30%以上目指す。 記:2024/10/09
4661 東証プライム
3,538
11/29 15:30
-12(%)
時価総額 6,433,680百万円
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの運営等を行うテーマパーク事業が主力。ホテル事業や商業施設「イクスピアリ」の運営等も。テーマパーク事業は海外ゲストの回復などで順調。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/02
5401 東証プライム
3,059
11/29 15:30
-10(%)
時価総額 2,907,032百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6506 東証プライム
3,919
11/29 15:30
-47(%)
時価総額 1,045,158百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
1,465.5
11/29 15:30
-38(%)
時価総額 3,596,991百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7448 東証1部
243
3/29 15:00
-26(%)
時価総額 3,913百万円
RIZAP傘下で再建中のカジュアル衣料量販店。21.3期上期はEC伸長。だがコロナ禍で店舗販売が苦戦。販管費を抑制するも利益水面下に。通期計画は未定。21年4月にRIZAPグループの小売2社と経営統合へ。 記:2020/12/24
7873 東証1部
107
7/29 15:00
-5(%)
時価総額 43,845百万円
デザイン設計や試作品、金型製造など新製品開発を支援する事業を手掛ける。欧米、中国、東南アジアにも拠点。欧米地域事業はさえない。国内はEV化案件の取り込みで試作事業が堅調。20.3期通期は2桁経常増益。 記:2020/06/19
8303 東証スタンダード
2,766
9/27 15:00
-32(%)
時価総額 567,127百万円
旧日本長期信用銀行。消費者金融のレイクが主力。SBI傘下。法人業務はストラクチャードファイナンスに強み。法人業務では利息収入が増加。個人業務ではアプラスの割賦収益等が増加。24.3期1Qは黒字転換。 記:2023/08/16
8379 東証1部
612
9/28 15:00
+24(%)
時価総額 191,331百万円
広島県地盤の地方銀行。連結子会社にひろぎん証券、しまなみ債権回収など。広島県内で預金シェアトップ。事業性貸出等、個人ローンは大幅増。その他経常収益は堅調。営業経費は減少。20.3期通期は経常増益。 記:2020/07/29