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日経平均は大幅反落、根強いインフレ懸念残るなか海外株安が重しに

2021/5/19 16:00 FISCO
*16:00JST 日経平均は大幅反落、根強いインフレ懸念残るなか海外株安が重しに 日経平均は大幅反落。18日の米株式市場でNYダウは続落。4月住宅着工件数が予想を下回ったことや、イエレン財務長官が演説で法人税引き上げに言及したことが嫌気されたほか、根強いインフレ懸念からの売りに押された。こうした米株安に加えて、前日の大幅反発の反動もあり、日経平均は400円近く下げてスタートすると、そのまま28000円を割り込んだ。直後に28200円台まで値を戻す動きも見られたが、時間外のNYダウ先物やアジア市場の軟調さも背景に上値は重く、大引けまで28000円を挟んだ一進一退が続いた。そのほか、今晩の4月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を見極めたいとする思惑も積極的な押し目買いを抑えたもよう。  大引けの日経平均は前日比362.39円安の28044.45円となった。東証1部の売買高は11億6484万株、売買代金は2兆5099億円だった。セクター別では、パルプ・紙、機械、ガラス・土石製品、鉱業、石油・石炭製品などが下落率上位となった。一方、精密機器、空運業、ゴム製品、その他製品、保険業などが上昇率上位に並んだ。東証1部の値上がり銘柄は30%、対して値下がり銘柄は全体の66%であった。  個別では、今期見通しが物足りないと捉えられたアーレスティ<5852>が大幅に下落して東証1部の値下がり率上位に入った。また、米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の下落などを背景に、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、SUMCO<3436>などの半導体関連株が軟調。日経平均が値幅を伴って下落するなか、指数インパクトの高いファーストリテイリング<9983>、ダイキン<6367>などの値がさ株の一角も大きく値を崩した。そのほか、暗号資産(仮想通貨)相場の下落を受けてマネックスG<8698>も大幅に下落した。  一方、株式分割の実施を発表したハークスレイ<7561>、株式分割と共に実質増配も発表した荏原実業<6328>、がそれぞれ大幅に上昇。共同で窒化ガリウム単結晶基板の量産に向けた実証設備を竣工したと発表した三菱ケミHD<4188>および日本製鋼所<5631>も買われた。また、高松エステートとの業務提携を発表したジェイリース<7187>、月面での作業を想定しJAXAと建機の遠隔作業環境を実証したと発表した鹿島<1812>なども大幅高となった。そのほか、東証1部の値上がり率上位にはエンビプロHD<5698>がランクインした。 《YN》
関連銘柄 16件
1812 東証プライム
3,095
3/28 15:00
-41(%)
時価総額 1,636,190百万円
ゼネコン最大手。オフィスビルや住宅等の建築、交通や環境等の土木に加え、不動産開発、都市再生なども行う。大型案件の寄与等により、土木事業は堅調。24.3期2Q累計は2桁増収。通期業績予想を上方修正。 記:2024/01/09
3436 東証プライム
2,381.5
3/28 15:00
-19(%)
時価総額 833,942百万円
半導体シリコンウエハー専業メーカー。住友と三菱のシリコンウエハ事業の統合により創業。海外売上高比率が高い。日本は売上伸び悩むが、米国や台湾などは売上増。特別利益計上。23.12期3Qは2桁最終増益。 記:2024/01/06
4188 東証プライム
919.3
3/28 15:00
-17.1(%)
時価総額 1,384,731百万円
国内最大の総合化学メーカー。アクリル樹脂原料や炭素繊維、光学用フィルムに強み。24.3期3Q累計は石化製品の需要が振るわず。だが産業ガスや医薬品が好調。減損損失減少も利益に効く。通期最終増益・増配を計画。 記:2024/02/14
5631 東証プライム
3,363
3/28 15:00
-7(%)
時価総額 250,167百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。産業機械事業では樹脂製造・加工機械の売上が増加。投資有価証券売却益を計上。24.3期2Qは大幅増益。 記:2023/12/25
526
3/28 15:00
+3(%)
時価総額 15,834百万円
金属スクラップや産業廃棄物を収集し、リサイクルして販売。Li電池リサイクルや中古車輸出も。リチウムイオン電池リサイクル事業は足踏み。資源循環事業は堅調。片付け事業などが寄与。24.6期2Q累計は増収。 記:2024/02/11
5852 東証プライム
826
3/28 15:00
-3(%)
時価総額 21,540百万円
大手ダイカスト製品メーカー。自動車や二輪車向けのアルミダイカスト製品や金型鋳物製品、金型、ダイカスト用アルミニウム等を提供する。自動車向けが主力。今期3Q累計は自動車メーカーの生産増が追い風となった。 記:2024/03/07
6146 東証プライム
55,190
3/28 15:00
-100(%)
時価総額 5,978,015百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6328 東証プライム
3,555
3/28 15:00
-65(%)
時価総額 47,744百万円
環境機械のファブレスメーカー。上下水道施設等の水処理施設のエンジニアリング、ポンプや空調冷熱機器の販売も。環境関連製品は好調。蓄電池等が販売増。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/02/13
6367 東証プライム
20,610
3/28 15:00
-195(%)
時価総額 6,041,080百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
2,684
3/28 15:00
+19.5(%)
時価総額 5,251,053百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
6,695
3/28 15:00
-110(%)
時価総額 5,129,501百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7187 東証プライム
1,251
3/28 15:00
-48(%)
時価総額 22,365百万円
家賃債務保証事業が主力。不動産関連事業も展開。地域密着が強み。事業用賃料保証が成長分野。中部電力ミライズコネクトとの業務提携で入居者見守りサービスを開始。保証関連事業は売上堅調。24.3期2Qは2桁増収。 記:2024/01/13
7561 東証スタンダード
926
3/28 15:00
-20(%)
時価総額 20,418百万円
持ち帰り弁当「ほっかほっか亭」をFC展開。飲食ビルなどの管理受託も手掛け、飲食店のショップサポート、リースバック、のれんわけサポートなど店舗委託も事業領域。物流・食品加工事業好調で、中間期は大幅増収増益。 記:2023/12/19
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8698 東証プライム
894
3/28 15:00
-12(%)
時価総額 239,098百万円
大手ネット証券会社。マネックス証券を中核に、株式や先物・オプション、投信、債券、FXのオンライン取引サービスを提供する。NTTドコモと資本業務提携。今期3Q累計は国内と米国が堅調、増収、大幅増益となった。 記:2024/03/03
9983 東証プライム
46,710
3/28 15:00
-220(%)
時価総額 14,864,103百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27