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日経平均は5日続伸、米国政治の不透明感後退を好感

2020/11/9 15:50 FISCO
*15:50JST 日経平均は5日続伸、米国政治の不透明感後退を好感 日経平均は5日続伸。前週末6日の米国株式市場でNYダウは5日ぶりに反落し、66ドル安となった。全米で1日の新型ウイルス感染者数が過去最多に達したことや、民主党が政権、議会を掌握する可能性が依然残っていることも警戒され終始軟調推移となった。一方、ナスダックは4ポイント高で取引を終了した。本日の日経平均は、日本時間8日にバイデン氏が「勝利宣言」の演説を行ったことを受け米国政治の不透明感が後退し、243円高からスタート。その後、20年4-9月期決算が佳境となる中で企業業績への期待感も高まり上げ幅を拡大。後場はダウ平均先物や上海、香港の株高も支援要因となり、日経平均の上げ幅は一時600円超に拡大した。 大引けの日経平均は前日比514.61円高の24839.84円となった。東証1部の売買高は12億2787万株、売買代金は2兆6493億円だった。業種別では、非鉄金属、精密機器、情報・通信業が上昇率上位だった。一方、空運業、医薬品、鉱業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の64%、対して値下がり銘柄は31%となった。 個別では、日経平均への寄与が大きいファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>が上昇。21年3月期業績予想を上方修正した蛇の目<6445>、A&D<7745>、利益予想を上方修正したメディシス<4350>がストップ高買い気配となったほか、20年12月期業績予想を上方修正したアシックス<7936>がストップ高まで買われ値上がり率1位となり、21年3月期業績予想を上方修正したミクシィ<2121>、ホンダ<7267>も買われた。また、米大統領選でバイデン氏勝利が濃厚となったことを受け、イーレックス<9517>、レノバ<9519>など再生エネルギー関連株も物色された。一方、米食品医薬品局がアルツハイマー型認知症治療薬に否定的な見解を公表したことを受けたエーザイ<4523>が値下がり率1位となり、7-9月期実績・通期見通しともにコンセンサスを下振れたスクエニHD<9684>、中国展開の先行きに対する警戒感が強まった参天製薬<4536>、公募増資を発表したJAL<9201>が10%を超す大幅安となった。 《FA》
関連銘柄 16件
2121 東証プライム
2,802
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 219,203百万円
スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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時価総額 12,778百万円
なの花薬局の運営、薬局等の経営支援、医薬品の製造・販売等を行う地域薬局ネットワーク事業が柱。賃貸・設備関連事業、給食事業等も手掛ける。医薬品ネットワーク部門ではサービス拡充で新規加盟店の獲得を図る。 記:2024/08/05
4523 東証プライム
4,650
11/22 15:30
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時価総額 1,379,037百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
4536 東証プライム
1,670.5
11/22 15:30
+6.5(%)
時価総額 608,099百万円
眼科用医薬品の研究開発、製造、販売等を行う。1890年創業。医療用眼科薬市場で国内トップシェア。アイリーア硝子体内注射液、アレジオン類等が主要製品。アレジオン眼瞼クリーム0.5%などの拡販に注力。 記:2024/08/19
6445 東証プライム
1,032
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 20,146百万円
家庭用ミシンメーカー。1921年創業。家庭用ミシン、卓上ロボットで国内トップシェア。ソフトウェア開発等のIT関連事業も。海外売上高比率は7割超。家庭用機器事業では学校教育向けサービスの拡充などに注力。 記:2024/06/18
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
1,968
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 54,799百万円
計測・計量機器等を手掛けるエー・アンド・デイ、半導体設計回路寸法測定装置等を手掛けるホロンを傘下に収める持株会社。半導体関連事業は次世代機の開発に注力。計測・計量機器事業では米州の事業再構築を図る。 記:2024/06/18
7936 東証プライム
2,861.5
11/22 15:30
+46.5(%)
時価総額 2,173,258百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9201 東証プライム
2,413
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 1,054,828百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
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時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26
9519 東証プライム
800
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
6,029
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時価総額 738,745百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17