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日経平均は続伸、米中協議進展に期待も薄商い

2019/11/25 15:51 FISCO
*15:51JST 日経平均は続伸、米中協議進展に期待も薄商い 日経平均は続伸。22日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、109ドル高となった。中国の習近平国家主席やトランプ米大統領が貿易協議を巡り前向きな発言をし、協議進展への期待が高まった。円相場も1ドル=108円台後半と弱含みで推移しており、週明けの日経平均はこうした流れを引き継いで179円高からスタート。香港株高なども支援材料となり、前引けにかけて23347.18円(前週末比234.30円高)まで上昇する場面があった。ただ、一段の上値追い材料には乏しく、後場に入るとやや伸び悩んだ。 大引けの日経平均は前週末比179.93円高の23292.81円となった。東証1部の売買高は10億1101万株、売買代金は1兆6991億円だった。売買代金は10月21日以来、およそ1カ月ぶりの低水準。業種別では、鉱業、鉄鋼、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは精密機器とゴム製品の2業種のみだった。東証1部の値上がり銘柄は全体の72%、対して値下がり銘柄は24%となった。 個別では、任天堂<7974>やソフトバンクG<9984>が2%前後上昇したほか、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>などが堅調。外資系証券の目標株価引き上げが観測されたTDK<6762>は3%近く上昇した。豊田合<7282>は事業整理損失の計上で業績予想を下方修正したが、構造改革の進展が評価されて5%の上昇。また、新たな経営方針を発表したTATERU<1435>や10月度月商が堅調だったエボラブルA<6191>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、トヨタ自<7203>や武田薬<4502>は小安い。パナソニック<6752>は2%超下落した。前週末に「IR Day」を開催したが、評価材料とはならなかったようだ。安藤ハザマ<1719>は所得隠し報道を受けて4%下落し、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)失効回避で石川製<6208>などの防衛関連株も売られた。また、チタン工<4098>などが東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 15件
1435 東証スタンダード
150
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 13,669百万円
不動産賃貸経営プラットフォーム運営会社。賃貸経営アプリの提供や投資用不動産のマッチング、スマートホテルの運営を展開。】IoT活用賃貸住宅の開発棟数が増加基調。管理収入伸びる。人件費増やIT投資費用を吸収。 記:2024/09/03
1719 東証プライム
1,210
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 219,035百万円
ゼネコン準大手。ダム、トンネルなどの大型土木工事やマンションを中心とする建築工事に強み。ビエンチャン国際空港など海外でも実績。土木事業は受注高、完成工事高が増加。建築事業も売上増。政策保有株減少へ。 記:2024/09/04
4098 東証スタンダード
842
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 2,550百万円
酸化チタンのパイオニア。超微粒子酸化チタンに強み。チタン酸バリウムや合成酸化鉄なども。主要販売先の稲畑産業、森下産業、東芝の3社で売上高の約6割。超微粒子酸化チタンは低調。27.3までの中計では黒字化へ。 記:2024/08/10
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6191 東証プライム
1,130
11/22 15:30
+27(%)
時価総額 25,302百万円
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営。Wi-Fiレンタル事業、地方創生事業、ITオフショア開発事業等も。メルマガのまぐまぐ等を傘下に持つ。M&Aによる成長投資を行う。エアトリ経済圏の構築・強化図る。 記:2024/10/09
6208 東証スタンダード
1,528
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 9,758百万円
段ボール製函印刷機や段ボール重量包装機、合撚糸機などの製造販売を行う。機雷等の防衛機器も手掛ける。1921年創業。石川県白山市に本社。レンゴーが筆頭株主。作業効率化及びコスト削減による原価低減図る。 記:2024/10/20
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7282 東証プライム
2,549.5
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 325,352百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17