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日経平均は続伸、GDP上振れも買い続かず

2019/5/20 15:57 FISCO
*15:57JST 日経平均は続伸、GDP上振れも買い続かず 日経平均は続伸。17日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反落し、98ドル安となった。しかし為替相場が1ドル=110円台と円安方向に振れたうえ、朝方発表された1-3月期国内総生産(GDP)速報値が市場予想に反しプラス成長となり、週明けの日経平均はこれらを好感して55円高からスタート。寄り付き直後には21430.06円(前週末比179.97円高)まで上昇する場面があったものの、GDPに関し見た目ほど良い内容ではないとの声も多く出て、買いが一巡すると上値の重い展開となった。 大引けの日経平均は前週末比51.64円高の21301.73円となった。東証1部の売買高は11億7824万株、売買代金は1兆9846億円だった。売買代金が2兆円を割り込むのは4月23日以来、およそ1カ月ぶり。業種別では、不動産業、水産・農林業、陸運業が上昇率上位だった。一方、鉄鋼、電気機器、機械が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の40%、対して値下がり銘柄は56%となった。 個別では、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、キヤノン<7751>などがしっかり。武田薬<4502>は4%高と急反発。スズキ<7269>も4%を超える上昇となったが、インドでの政策支援の思惑から買いが入ったとみられている。市場予想を上回る決算が好感された北越コーポ<3865>や、旧村上ファンド系投資会社の株式買い増しが続くレオパレス21<8848>は急伸。また、キューブシス<2335>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、レーティング引き下げ観測の東エレク<8035>に加え、村田製<6981>などの電子部品株や安川電<6506>などの設備投資関連株の軟調ぶりが目立った。ソニー<6758>やみずほ<8411>もさえない。JDI<6740>は中台連合からの出資を巡る不透明感が嫌気されて大きく値を下げ、TYK<5363>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 17件
2335 東証プライム
1,077
11/22 15:30
+12(%)
時価総額 16,963百万円
独立系SIer。業務アプリケーション管理やインフラソリューションを手掛けるエンハンスビジネスが主力。金融、流通向けに強み。野村総合研究所などが主要取引先。配当性向50%目安。受注規模の拡大などに注力。 記:2024/08/02
3865 東証プライム
1,565
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 294,303百万円
1907年設立の中堅製紙会社。紙・パルプ製品の製造・販売を行う。パッケージング・紙加工事業、バイオマスボイラー向け燃料チップの販売等も。紙容器案件の深掘りなどにより、事業ポートフォリオシフトの加速図る。 記:2024/10/06
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
5363 東証スタンダード
423
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 19,237百万円
耐火物メーカー。製鋼用耐火物が主力製品。ファインセラミックス、排ガス浄化フィルター等も手掛ける。機能性耐火物で世界的シェアを誇る。JFEスチールなどが主要取引先。耐火物事業ではインド、高級鋼等に注力。 記:2024/08/19
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6740 東証プライム
20
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 77,608百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7751 東証プライム
5,054
11/22 15:30
+61(%)
時価総額 6,740,838百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,835
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 9,738,024百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
8848 東証プライム
542
11/22 15:30
+16(%)
時価総額 178,529百万円
単身者向けアパートの開発・賃貸等を行う賃貸事業が主力。管理戸数は55万戸超。介護施設「あずみ苑」の運営等を行うシルバー事業も展開。物件メンテナンスなどに積極投資。入居率、稼働家賃単価の向上を図る。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17