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日経平均は5日続伸、バリュー株優勢でTOPIXは一時史上最高値を更新

2024/7/4 12:12 FISCO
*12:12JST 日経平均は5日続伸、バリュー株優勢でTOPIXは一時史上最高値を更新  日経平均は5日続伸。前日比86.02円高(+0.21%)の40666.78円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている。  3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は23.85ドル安(-0.06%)の39308.00、ナスダック指数は159.54ポイント高(+0.88%)の18188.30、S&P500は28.01ポイント高(+0.51%)の5537.02で取引を終了した。寄り付きはまちまち。朝方発表された労働関連指標が弱く、長期金利が低下したことが相場を支えた。独立記念日祝日前日の短縮取引で動意が乏しく、加えて取引終了後に6月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、5日に6月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が広がる中、ダウ平均はわずかに下落。テスラとエヌビディアの上昇に押し上げられたナスダック指数は堅調に推移し、最高値を更新して取引を終えた。  米国株は高安まちまちだったが、ナスダック指数上昇を材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。前日さえなかった銀行株や商社株など時価総額が大きい銘柄が強かったことから、TOPIXは1989年12月の史上最高値2884.80を一時上回る場面も見られた。TOPIX優勢の地合いのなか、日経平均は40861.35円まで上昇したが、半導体株が高安まちまちだったことで上値は重くなった。  日経平均採用銘柄では、非鉄金属相場が総じて上昇したことから住友金属鉱山<5713>、三菱マテリアル<5711>、三井金<5706>が買われたほか、住友ファーマ<4506>、協和キリン<4151>が上昇。このほか、マツダ<7261>、日産自<7201>、三菱自<7211>、ホンダ<7267>など自動車関連も買われた。  川崎重<7012>は海上自衛隊隊員に金品提供の疑いと伝わったことで売り優勢となった。また。エーザイ<4523>、ニトリホールディングス<9843>は外資系証券会社によるレーティング引き下げが影響して売られた。このほか、DIC<4631>、第一三共<4568>、高島屋<8233>、東京海上<8766>が下落した。  業種別では、非鉄金属、輸送用機器、海運業、不動産業、卸売業などが上昇した一方、電気・ガス業、水産・農林業、その他製品、医薬品、食料品などが下落した。  為替は1ドル161円30銭台と円安ドル高進行が一服していることから、政府・日本銀行による円買い介入実施はなさそうだ。今晩の米国市場は独立記念日の祝日による休場のため、後場の東京市場は参加者減少で小動き推移となりそうだ。TOPIXが終値ベースで史上最高値を更新するか注目だが、プライム市場の時価総額も前引け時点で992兆円まで膨らんでいることから、大台の1000兆円台到達も間近に迫っている。さすがに今日1000兆円台も達成するのは難しそうだが、「TOPIXの史上最高値更新」や「時価総額1000兆円台」といった節目をクリアすると、「脱デフレ」が意識されて日本株への世界的な関心も増すと考える。 《AK》
関連銘柄 16件
4151 東証プライム
3,256
9/9 15:00
+54(%)
時価総額 1,758,240百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4506 東証プライム
571
9/9 15:00
-5(%)
時価総額 227,201百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4523 東証プライム
5,724
9/9 15:00
-85(%)
時価総額 1,697,550百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4568 東証プライム
5,774
9/9 15:00
+128(%)
時価総額 11,242,174百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4631 東証プライム
3,115
9/9 15:00
-37(%)
時価総額 296,414百万円
印刷インキで世界トップ。有機顔料や合成樹脂、液晶材料も。23.12期通期はパッケージング&グラフィック部門が増益。中国におけるパッケージ用、出版用インキの出荷増などが寄与。24.12期は最終黒字転換計画。 記:2024/04/07
5706 東証プライム
4,358
9/9 15:00
-70(%)
時価総額 249,840百万円
1874年創業の非鉄金属大手。機能材料部門、金属部門が柱。亜鉛に強み。半導体パッケージ基板向け極薄銅箔、二輪用触媒などで世界トップシェア。機能材料部門では既存分野の深耕、環境貢献製品の創出等に取り組む。 記:2024/08/10
5711 東証プライム
2,382
9/9 15:00
-55(%)
時価総額 313,209百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
5713 東証プライム
3,605
9/9 15:00
-68(%)
時価総額 1,048,384百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
7012 東証プライム
4,576
9/9 15:00
-116(%)
時価総額 768,411百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7201 東証プライム
408.1
9/9 15:00
-6.9(%)
時価総額 1,722,474百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7211 東証プライム
403.1
9/9 15:00
+0.1(%)
時価総額 600,733百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7261 東証プライム
1,108.5
9/9 15:00
-21.5(%)
時価総額 700,355百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7267 東証プライム
1,509
9/9 15:00
-18.5(%)
時価総額 8,200,336百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8233 東証プライム
1,115.5
9/9 15:00
-4.5(%)
時価総額 365,499百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
5,111
9/9 15:00
-133(%)
時価総額 10,426,440百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9843 東証プライム
21,930
9/9 15:00
-85(%)
時価総額 2,509,735百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13