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日経平均は続伸、買い一巡後は40000円手前で伸び悩む地合い

2024/7/1 12:10 FISCO
*12:10JST 日経平均は続伸、買い一巡後は40000円手前で伸び悩む地合い  日経平均は続伸。前営業日比104.32円高(+0.26%)の39687.40円(出来高概算8億2000万株)で前場の取引を終えている。  6月28日の米国株式市場は反落。ダウ平均は45.20ドル安(-0.12%)の39118.86、ナスダック指数は126.08ポイント安(-0.71%)の17732.60、S&P500は22.39ポイント安(-0.41%)の5460.48で取引を終了した。寄り付きはまちまち。5月PCE価格指数(コア)の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、FRBによる利下げ観測が強まり相場を支えたが、ダウは決算が失望されたスポーツ用品メーカーのナイキが重しとなり下げて始まった。6月ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことを受けて上昇。ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じ、主要株式指数は小幅に下落して取引を終えた。  先週末の米国株は反落となったものの、フランス下院選の結果が懸念していたほど極右政党が躍進しなかったことなどから欧州政情不安が和らぎ、東京市場は買い優勢で取引を開始した。日経平均は40000円に迫る水準まで上げ幅を広げる場面も見られたが、朝方の買い一巡後は静かな地合いに。一方、時価総額が大きい保険株が買われたことから、TOPIXは6月28日の取引時間ベースの年初来高値2821.86ポイントを上回って前場の取引を終えた。  日経平均採用銘柄では、第1四半期決算上振れで通期予想を上方修正したJフロント<3086>が大幅続伸したほか、高島屋<8233>も好業績で買い優勢となった。また、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>など海運株も上昇。このほか、第一生命HD<8750>、T&Dホールディングス<8795>など保険株や、アマダ<6113>、オークマ<6103>、横河電機<6841>、日本製鋼所<5631>が買い優勢となった。  一方、レーザーテック<6920>は、CFO交代に伴い思惑的な売りが膨らんだほか、足元値を戻していた住友ファーマ<4506>は短期的な売りに押された。このほか、レゾナック<4004>、テルモ<4543>、フジクラ<5803>、日産化学<4021>もさえない。  業種別では、海運業、保険業、石油・石炭製品、その他製品、卸売業などが上昇した一方、非鉄金属、パルプ・紙、化学、陸運業、精密機器などが下落した。  為替は、10時の値決め前のタイミングで1ドル161円10銭台まで円安ドル高が進行したが、ランチタイムは160円90銭台と円安ドル高は一服。一方、注目のフランス下院選の結果を受けて、円安ユーロ高は加速。1999年の単一通貨ユーロ導入後、初となる1ユーロ173円台に突入した。ユーロやポンドなど欧州通貨のほか、豪ドルなどオセアニア通貨に対しても円安が進んでいることから、投機筋による円売りポジション構築は積み上がっているとの観測。後場の日経平均、TOPIXともに為替動向を睨みながらの展開となりそうだ。TOPIXが年初来高値をしっかりと更新できるか注目したい。 《AK》
関連銘柄 17件
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時価総額 517,999百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
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時価総額 644,565百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4021 東証プライム
4,927
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時価総額 696,185百万円
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4506 東証プライム
381
7/3 15:00
+3(%)
時価総額 151,600百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4543 東証プライム
2,685
7/3 15:00
+66(%)
時価総額 4,002,521百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5631 東証プライム
4,678
7/3 15:00
+158(%)
時価総額 347,987百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
5803 東証プライム
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時価総額 942,620百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
6103 東証プライム
7,762
7/3 15:00
+267(%)
時価総額 262,006百万円
工作機械大手。マシニングセンタやNC旋盤に強み。国内生産にこだわり。日本は価格転嫁や生産の効率化などで2桁増益。産業機械や農業・建設機械等の需要が底堅く、欧州は堅調。24.3期3Q累計は営業増益。 記:2024/03/05
6113 東証プライム
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時価総額 665,261百万円
金属加工機械メーカー。板金加工機械で国内トップシェア。溶接機や研削盤、プレスマシン等も手掛ける。海外売上高比率は6割超。配当性向50%目安。受注残高は高水準。中計では26.3期売上高4000億円目標。 記:2024/06/13
6841 東証プライム
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-2(%)
時価総額 1,072,351百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
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時価総額 3,276,439百万円
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8233 東証プライム
2,938.5
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時価総額 522,345百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
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時価総額 4,756,582百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
8795 東証プライム
3,010
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-19(%)
時価総額 1,772,890百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9101 東証プライム
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+87(%)
時価総額 2,574,803百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
5,179
7/3 15:00
+100(%)
時価総額 1,874,855百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,745
7/3 15:00
+31(%)
時価総額 1,961,928百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17