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日経平均は続伸、東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ

2024/3/4 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は続伸、東エレクがけん引し史上初の40000円台乗せ  日経平均は続伸。前営業日比316.01円高(+0.79%)の40226.83円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えている。  1日の米国市場は続伸。ダウ平均は90.99ドル高(+0.23%)の39087.38ドル、ナスダックは183.02ポイント高(+1.14%)の16274.94、S&P500は40.81ポイント高(+0.80%)の5137.08で取引を終了した。商業不動産セクターへの懸念が再燃し、寄り付き後はまちまち。その後、2月ISM製造業景況指数や2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため利下げ期待が再開、さらに、根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、相場全体を押し上げた。ダウも上昇に転じ、終盤にかけて上げ幅を拡大。ナスダックは連日で史上最高値を更新し終了した。  米国株上昇を受けて、東京市場は大型株を中心に買い優勢で取引を開始した。日経平均は寄付きから史上初の40000円台に乗せる展開に。東エレク<8035>が上場来高値を更新し日経平均をけん引した一方、プライム市場の中小型株は下落しTOPIXは伸び悩むなど歪な地合いとなった。ただ、日経平均の大台突破を受けて取引活況は継続、東証プライム市場の売買代金は3兆円を超えた。  日経平均採用銘柄では、東エレク以外、ルネサスエレクトロニクス<6723>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>など半導体株の上げが目立った。また、三越伊勢丹<3099>、オリンパス<7733>、SUMCO<3436>、キーエンス<6861>が上昇した。日経平均採用以外では、さくらインターネット<3778>、野村マイクロ・サイエンス<6254>が引き続き大幅高。  一方、先週急騰したディー・エヌ・エー<2432>が反落したほか、川崎汽船<9107>、ヤマトホールディングス<9064>の下げが目立った。また、あおぞら銀行<8304>、千葉銀行<8331>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>など銀行株がさえない。  セクターでは、パルプ・紙、鉱業、電気機器、不動産業、精密機器などが上昇した一方、海運業、空運業、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、陸運業などが下落した。  東証プライム市場の6割超の銘柄が下落しており、前場の終値時点でのNT倍率は14.82倍まで拡大。1月以降よく見られた日経平均優勢の地合いとなっている。前場終値時点の25日移動平均線との乖離率は+6.74%と短期的な過熱感を示す+7%には届いていない。一方、200日移動平均線との乖離率は+20.98%と既に+20%を超えていることから、日経平均の上昇一服はそろそろと見ておいた方が良さそうだ。後場は、東エレクなど半導体株が上げ幅を維持できるか注目したい。 《AK》
関連銘柄 16件
2432 東証プライム
1,576.5
5/13 15:00
+6(%)
時価総額 205,278百万円
インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
2,323
5/13 15:00
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時価総額 921,748百万円
百貨店最大手。EC、カード・金融、不動産賃貸の強化にも取り組む。24.3期3Q累計は人流回復や訪日客増を追い風に都心店が売上を牽引。費用改革の効果も出て二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
3436 東証プライム
2,534
5/13 15:00
-57(%)
時価総額 887,343百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3778 東証プライム
6,000
5/13 15:00
+30(%)
時価総額 225,726百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
5,470
5/13 15:00
+210(%)
時価総額 222,126百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
2,576.5
5/13 15:00
+46.5(%)
時価総額 5,040,737百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,127
5/13 15:00
+10(%)
時価総額 3,928,148百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
70,860
5/13 15:00
+700(%)
時価総額 17,233,719百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
40,620
5/13 15:00
-320(%)
時価総額 3,829,897百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
7733 東証プライム
2,510
5/13 15:00
+221(%)
時価総額 3,227,589百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
34,640
5/13 15:00
-360(%)
時価総額 16,337,367百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8304 東証プライム
2,424
5/13 15:00
+8.5(%)
時価総額 286,733百万円
旧日本債券信用銀行。個人富裕層や中小企業を中心に金融商品を販売。企業再生や不動産関連のファイナンスに強み。資金運用収益、その他経常収益などは増加。顧客関連ビジネスは順調。24.3期3Qは大幅増収。 記:2024/02/22
8331 東証プライム
1,299.5
5/13 15:00
+2(%)
時価総額 1,059,770百万円
千葉県が地盤の大手地方銀行。県内で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務に加え、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。経常費用の増加を吸収した。 記:2024/02/07
4,235
5/13 15:00
+46(%)
時価総額 809,469百万円
金融グループ会社。傘下に福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行を持つ。銀行業務を中心に、証券や保証、リース等の金融サービスを提供する。ネット銀行も展開。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。 記:2024/03/01
9064 東証プライム
1,771
5/13 15:00
+13(%)
時価総額 672,670百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06
9107 東証プライム
2,248.5
5/13 15:00
-43.5(%)
時価総額 1,607,066百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10