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日経平均は続落、「金融政策の正常化」が意識されて一部大型株が売られる展開

2024/1/24 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は続落、「金融政策の正常化」が意識されて一部大型株が売られる展開  日経平均は続落。前日比249.42円安(-0.68%)の36268.15円(出来高概算7億9000万株)で前場の取引を終えている。  23日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は96.36ドル安(-0.25%)の37905.45ドル、ナスダックは65.66ポイント高(+0.43%)の15425.94、S&P500は14.17ポイント高(+0.29%)の4864.60で取引を終了した。寄り付きはまちまち。さえない決算を発表した3Mが大幅安となりダウを押し下げた。好決算を発表した銘柄が支えるも、高値への警戒感や利益確定の売りも重石となり、ダウは終日軟調に推移。ナスダックは長期金利の上昇に伴い下落する場面もあったが、小幅に続伸した。  外部環境がまちまちだったなか、前日の日本銀行金融政策決定会合(日銀会合)の結果を受けて、今年春頃には「金融政策の正常化」に動き出すとの思惑が高まり、東京市場はやや売り優勢でスタート。銀行株が上昇する一方、不動産株が下落するなど金利上昇に対するトレードが行われたほか、足元上昇していたTOPIXコア30銘柄の一部銘柄が売られたことから、日経平均は前日比マイナス圏での推移となった。  日経平均採用銘柄では、住友不動産<8830>、三井不動産<8801>など不動産株の下げが目立ったほか、小田急電鉄<9007>、京成電鉄<9009>など私鉄も弱い。このほか、HOYA<7741>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>も売られた。また、ニデック<6594>は買い一巡後は利益確定売りに押された。  一方、日本の10年債利回りが0.7%手前まで上昇したことから、三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、千葉銀行<8331>など銀行株が逆行高となった。また、ナスダック指数上昇を材料にスクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>など半導体株もしっかり。日経平均採用銘柄のほかは、霞ヶ関キャピタル<3498>が一部証券会社のレポートを材料に大幅高となった。  セクターでは、不動産業、精密機器、陸運業、建設業、倉庫・運輸関連業などが下落した一方、銀行業、海運業、鉱業の3セクターのみ上昇した。  為替市場では1ドル148円台で推移しており、昨日の日銀会合の影響は限定的となっている。後場の東京市場は、前場小幅安となったトヨタ自<7203>の動向に注目したい。前日、日本企業の時価総額で過去最大となったことから世界的にも注目度は高まっている。トヨタ自を筆頭にホンダ<7267>など自動車株が切り返せば、今日は銀行株が強いことからTOPIXも切り返す可能性はあろう。後場は日経平均よりもTOPIXの動向に関心を向けておきたいところだ。 《AK》
関連銘柄 16件
3498 東証プライム
14,160
6/18 15:00
+140(%)
時価総額 135,171百万円
物流施設開発やホテル開発、ヘルスケア施設開発等を行う不動産コンサルティング事業を展開。海外事業はドバイに注力。積極採用で組織体制を強化。稼働中のホテル客室数は540室超。熱海市でホテル開発用地を取得。 記:2024/05/08
6367 東証プライム
22,760
6/18 15:00
-200(%)
時価総額 6,671,275百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6594 東証プライム
7,339
6/18 15:00
+84(%)
時価総額 4,376,128百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
5,406
6/18 15:00
+69(%)
時価総額 4,141,910百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,294
6/18 15:00
+29(%)
時価総額 4,334,995百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,052
6/18 15:00
+16(%)
時価総額 49,793,340百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,670
6/18 15:00
+27.5(%)
時価総額 9,075,256百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
15,135
6/18 15:00
+410(%)
時価総額 1,537,565百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
7741 東証プライム
18,355
6/18 15:00
+275(%)
時価総額 6,627,550百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
1,544.5
6/18 15:00
±0(%)
時価総額 20,514,041百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8308 東証プライム
985
6/18 15:00
+13.4(%)
時価総額 2,364,965百万円
りそな銀行を中核とする大手金融持株会社。クレジットカードや信用保証、リース事業等も。デジタルガレージとの資本業務提携を強化。十六FGとリテール分野で戦略的業務提携。26.3期純利益1700億円目標。 記:2024/05/16
8331 東証プライム
1,368
6/18 15:00
+8.5(%)
時価総額 1,115,633百万円
千葉県が地盤の大手地方銀行。県内で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務に加え、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。経常費用の増加を吸収した。 記:2024/02/07
8801 東証プライム
1,408.5
6/18 15:00
-7.5(%)
時価総額 3,958,778百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
8830 東証プライム
4,646
6/18 15:00
-18(%)
時価総額 2,211,896百万円
総合不動産大手。首都圏のビル賃貸が収益柱で、東京都心を中心に競争力のあるオフィスビルを多数保有。既存ビルは空室率改善。不動産販売事業は堅調。計上戸数の増加や利益率の改善等が寄与。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9007 東証プライム
1,516.5
6/18 15:00
+8.5(%)
時価総額 558,827百万円
東京~神奈川を結ぶ私鉄大手。新宿拠点に3路線120キロ超を展開。箱根や江ノ島など沿線に観光資源豊富。鉄道事業では定期、定期外ともに輸送人員が増加。固定資産売却益を計上。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/24
9009 東証プライム
5,439
6/18 15:00
+97(%)
時価総額 937,743百万円
大手私鉄。東京都、千葉県、茨城県が事業エリア。ホテルやバス、タクシーも事業領域。オリエンタルランドの大株主。成田空港への旅客輸送に強み。25年4月に新京成電鉄を吸収合併へ。業容回復し、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04