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日経平均は反発、円安を追い風に輸出関連が指数をけん引

2024/1/18 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は反発、円安を追い風に輸出関連が指数をけん引  日経平均は反発。前日比159.26円高(+0.45%)の35637.01円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えている。  17日の米国株式市場は続落。ダウ平均は94.45ドル安(-0.25%)の37266.67ドル、ナスダックは88.73ポイント安(-0.59%)の14855.62、S&P500は26.77ポイント安(-0.56%)の4739.21で取引を終了した。 小売売上高や住宅関連指標が予想を上回ったため、早期利下げ観測が大きく後退し寄り付き後、下落。その後も長期金利の上昇に連れ、下げ幅を拡大し、終日相場は軟調に推移した。終盤にかけて米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した地区連銀経済報告(ベージュブック)の結果がタカ派的な内容とならず金利も下げ止まると、下げ幅を縮小し終了。  米国株続落が影響して東京市場はやや軟調スタート。日経平均は前日比100円安ほどで取引を開始したが、為替市場では1ドル148円台と円安ドル高が進行。円安を材料にトヨタ自<7203>が上場来高値を更新するなど輸出関連銘柄を中心に買われ、日経平均は切り返す展開となった。昨日きつい下げとなった中国株も下げ止まっていることから、日経平均は35700円台まで上昇する場面がみられた。  日経平均採用銘柄では、トヨタ自、マツダ<7261>、ホンダ<7267>など自動車株が総じて強いほか、一部証券会社のアナリストレポートを受けてアドバンテスト<6857>も買われた。このほか、任天堂<7974>、デンソー<6902>、ダイキン<6367>が上昇。日経平均以外の銘柄では、上半期の好決算を材料に日本コンクリート工業<5269>が急騰した。  一方、11月機械受注が2年7カ月ぶりの低水準となったことでファナック<6954>が弱いほか、円安ドル高がネガティブ視されてニトリHD<9843>も売られた。このほか、レゾナック<4004>、資生堂<4911>、花王<4452>も売り優勢となった。日経平均以外の銘柄では、足元急騰していたさくらインターネット<3778>が買い一巡後はストップ安となるなど乱高下した。  セクターでは、輸送用機器、ゴム製品、その他製品、金属製品、ガラス・土石製品などが上昇した一方、陸運業、保険業、電気・ガス業、鉱業、化学などが下落した。  後場はアジア株をにらんでの展開となろう。前日の乱高下の要因となった中国株は小動きとなっているが、香港ハンセン指数は2022年10月安値まであと4%ほどに迫っている。この水準を下抜けると2009年のサブプライム・ショックの水準が見えてくることから、投資家心理の悪化などが日本株の重しとなる可能性はある。為替市場での円安ドル高も含め、足元の東京市場は外部環境に注意が必要な状況と考える。 《AK》
関連銘柄 14件
3778 東証プライム
5,150
6/14 15:00
+165(%)
時価総額 193,748百万円
独立系のデーターセンター(DC)運営会社。24.3期3Q累計はクラウドインフラ提供サービスが順調増。だが人材・設備投資が利益の重石に。通期では最高業績を計画。北海道のDC拡張は24年10月以降に竣工予定。 記:2024/02/06
3,584
6/14 15:00
+182(%)
時価総額 662,685百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4452 東証プライム
6,756
6/14 15:00
+64(%)
時価総額 3,209,100百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4911 東証プライム
5,061
6/14 15:00
+97(%)
時価総額 2,024,400百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
5269 東証プライム
368
6/14 15:00
+22(%)
時価総額 21,262百万円
建築物の基礎杭の製造・販売・施工を行う基礎事業、コンクリート二次製品事業、不動産・太陽光発電事業を展開。コンクリートポールで国内トップシェア。日本製鉄が筆頭株主。基礎事業は工事採算の改善に取り組む。 記:2024/05/08
6367 東証プライム
23,300
6/14 15:00
+145(%)
時価総額 6,829,556百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,541
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+8(%)
時価総額 4,245,342百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,406.5
6/14 15:00
-25.5(%)
時価総額 7,584,759百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,381
6/14 15:00
-47(%)
時価総額 4,422,825百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,116
6/14 15:00
-12(%)
時価総額 50,837,499百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7261 東証プライム
1,496
6/14 15:00
+14(%)
時価総額 945,179百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7267 東証プライム
1,695.5
6/14 15:00
+11(%)
時価総額 9,213,830百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7974 東証プライム
8,481
6/14 15:00
+118(%)
時価総額 11,014,190百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
9843 東証プライム
16,740
6/14 15:00
-315(%)
時価総額 1,915,776百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09