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日経平均は大幅に3日続落、不安心理収まらず守りを固める局面か

2023/3/14 12:13 FISCO
*12:13JST 日経平均は大幅に3日続落、不安心理収まらず守りを固める局面か  日経平均は大幅に3日続落。530.32円安の27302.64円(出来高概算10億7217万株)で前場の取引を終えている。  13日の米株式市場でダウ平均は90.50ドル安(-0.28%)と5日続落。連鎖的な金融危機への警戒感から売りが先行。一方、バイデン大統領が金融システムや預金の安全性を強調。また、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの思惑に伴う長期金利の大幅低下が買い戻しに拍車をかけ、一時プラスに転換。ただ、終盤にかけ先行き不透明感が拭えず、ダウ平均は再び下落に転じた。ナスダック総合指数は+0.44%と3日ぶり反発。リスク回避の動きが強まる中、日経平均は377.01円安からスタート。為替の円高も進んでいたことで、寄り付き直後から売りが膨らみ、前場中ごろには一時27104.75円(728.21円安)まで下げ幅を拡大した。一方、日本銀行の上場投資信託(ETF)買い入れに対する期待から、前引けにかけては下げ幅を縮めた。  個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>のメガバンク、富山第一銀行<7184>、千葉興業銀行<8337>などの地銀が軒並み急落。T&DHD<8795>、第一生命HD<8750>など保険株も急落した。円高進行を受けてトヨタ自<7203>、日産自<7201>、デンソー<6902>など輸送用機器も大幅安。日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼、三井物産<8031>、丸紅<8002>の商社、INPEX<1605>、石油資源開発<1662>の鉱業などバリュー(割安)・高配当利回り銘柄が全般大きく下落。業績予想を下方修正したメイコー<6787>、今期減益見通しなどが嫌気されたネオジャパン<3921>、決算が出尽くし感につながったACCESS<4813>、グッドコムアセット<3475>などが値下がり率上位に並んだ。  一方、マネーフォワード<3994>、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、JMDC<4483>などグロース(成長)株で買われている銘柄が散見される。大阪チタ<5726>、東邦チタニウム<5727>は押し目買いが優勢。エーザイ<4523>、第一三共<4568>の医薬品、JR東<9020>、JR東海<9022>の陸運、日清食HD<2897>、森永乳業<2264>の食料品など、ディフェンシブ系やリオープン関連が堅調。業績予想を上方修正したミマキエンジニアリング<6638>、第1四半期決算が評価された学情<2301>などが大幅に上昇した。  セクターでは銀行、保険、鉱業を筆頭に全般下落した一方、陸運、医薬品の2業種が上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の96%、対して値上がり銘柄は3%となっている。  先週末の米SVBファイナンシャル・グループ株の急落を契機とした市場の混乱が未だに収まらない。その後、米シリコンバレー銀行(SVB)に続き、米シグネチャー銀行も経営破綻となった。こうした事態を受けて、米連邦準備制度と財務省、連邦預金保険公社(FDIC)は緊急融資プログラムを発表し、通常25万ドルまでの上限金額を超えた預金保護を実施するとしている。  こうした当局の迅速な対応もあり、システミックリスクといった連鎖的な金融システムの混乱に繋がる可能性は低いと思われるが、投資家の不安心理が収まっていない。また、イベントを契機に発生したボラティリティ(変動率)を利用してヘッジファンドなど短期筋が投機的な動きを強めていることが米地銀株の急落を招き、市場の不安心理を必要以上にかき立てているともいえそうだ。  米VIX指数は前日、危険水域とされる30を一時超え、日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)も1月中旬以来となる20を超えてきた。日米ともに主要株価指数が次々と心理的な節目やサポートラインを割り込んできていることから、すでに商品投資顧問(CTA)などトレンドフォロー型ファンドの売りが加速しているが、今後は、リスクパリティ戦略(ポートフォリオに占める各資産のリスク割合が均等になるように分散投資することで、リスクを低減させる運用手法)による売りなどもさらに膨らんでくる可能性がある。  一方、一連の事態を受けて、インフレ抑制のための各国中央銀行による金融引き締め懸念は急速に後退した。FEDウォッチによると、3月21-22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ停止を予想する確率は25%程度まで高まった。また、フェデラルファンド(FF)金利先物市場は再び利下げを織り込みはじめ、年末までに0.25ptの利下げが3回行われることを予想している。  こうした中、今晩は米国で米2月消費者物価指数(CPI)が発表される。米国発の信用不安により、もはや利上げペースの議論は時代遅れのような印象を持たれており、現在の焦点は3月会合で利上げを続けるのか停止するのかに移っている。一方、米SVBの一件の前とはいえ、先週の議会証言でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は利上げペース加速を示唆する発言までしていた。今の状況を踏まえれば、パウエル議長も姿勢を軟化させてくると思われるが、仮に今晩のCPIが強い結果となると、パウエル議長が本当に先週のタカ派な議会証言から態度を一変させてくれるかどうかという点にやや疑念が生じやすくなる。この場合は株式市場で売りがもう一段加速する可能性があり、注意したい。一方、米CPIが想定内のマイルドな結果となれば、市場は一旦落ち着きを取り戻す可能性があろう。  他方、東京市場では米地銀株の急落の影響を受けている銀行株だけでなく、鉄鋼や商社など、これまで強さを見せてきたバリュー(割安)株や高配当利回り株が一転して厳しいに売りに見舞われている。それだけ、これまでの急速な利上げを通じた今後の景気悪化に対する警戒感が高まっている証左だろう。こうした物色動向の変化から、投資家のセンチメントが急変していることが分かり、市場が落ち着くには時間がかかる可能性も高い。今は押し目買い余力を安易に使いきることなく、守りを固めた方がよさそうだ。(仲村幸浩) 《AK》
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1605 東証プライム
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原油・ガス開発生産で国内最大手。世界20カ国以上で約70の石油・天然ガスプロジェクトを展開。水素・アンモニアなどネットゼロ分野を育成。アブダビでe-メタン製造事業の共同調査に参画。23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
1662 東証プライム
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石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。増収効果や販管費の減少により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/04/09
2264 東証プライム
3,087
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大手乳製品メーカー。牛乳や飲料、アイスクリーム、デザート、等に加え、健康食品や流動食、業務用商品を製造、販売する。今期3Q累計の国内は価格改定や高付加価値商品の拡大が寄与した。海外は計画通りに進捗した。 記:2024/04/06
2301 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 27,432百万円
就職情報大手。新卒向け合同企業説明会「就職博」を中心に、就職サイト「あさがくナビ」、第二新卒向け求人サイト「Re就活」を展開。ダイレクトリクルート機能を強化。就職情報事業の好調で、1Qは経常黒字転換。 記:2024/03/26
2413 東証プライム
1,646.5
5/2 15:00
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時価総額 1,117,862百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4,210
5/2 15:00
-9(%)
時価総額 1,299,143百万円
即席麺大手。「チキンラーメン」や「カップヌードル」、「どん兵衛」など有力ブランド多数。海外開拓を強化。医薬品の研究開発も行い、冷凍食品や菓子、シリアルも展開。日清食品や明星食品の好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/13
3475 東証プライム
793
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-8(%)
時価総額 24,166百万円
東京23区を中心に投資用新築マンションを開発・販売。神奈川、埼玉、千葉に事業地域を拡大中。24.10期1Qは投資用マンションの販売が順調。賃料収入も増えて増収・大幅営業増益に。通期最高業績・増配を見込む。 記:2024/04/16
3697 東証プライム
14,125
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時価総額 251,580百万円
ソフトウェアの品質保証・テスト専門会社。企業向け基幹システムのソフトウェアテストやセキュリティなどを展開。エンタープライズ向けテストに強み。ロイヤルカスタマーの顧客単価が拡大し、1Qは増収・営業増益。 記:2024/01/28
3921 東証プライム
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時価総額 22,520百万円
ソフトウエア開発会社。グループウエアや営業支援に加え、顧客対応管理等のビジネスパッケージソフト、SIなどを展開。タイでの販路拡大を推進。官公庁や金融機関向けが堅調に推移し、24.1期は増収・大幅最終増益。 記:2024/03/28
3994 東証プライム
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-171(%)
時価総額 294,241百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
4483 東証プライム
3,210
5/2 15:00
-19(%)
時価総額 195,495百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。遠隔画像診断サービスも。オムロンの連結子会社。ヘルスビッグデータは堅調。取引先健康保険組合数などが増加。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/04
4523 東証プライム
6,545
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時価総額 1,941,031百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4568 東証プライム
5,502
5/2 15:00
+167(%)
時価総額 10,712,581百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4813 東証プライム
1,489
5/2 15:00
+6(%)
時価総額 59,014百万円
ガラケーの組込みブラウザに強み。スマホ普及に対応すべく、IoT分野を強化中。資本業務提携したNTTが第2位株主に。24.1期3Q累計は国内IoT堅調も台湾の通販向けクラウドが不振。欧州のTV関連も冴えず。 記:2024/01/17
5401 東証プライム
3,473
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-3(%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,882
5/2 15:00
-4.5(%)
時価総額 745,923百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
2,515
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時価総額 92,552百万円
航空機用スポンジチタンで世界首位。高純度チタンも。日本製鉄、神戸鋼が大株主。高機能材料事業は苦戦だが、チタン事業は輸出スポンジチタン中心に大幅増収。24.3期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/07
5727 東証プライム
1,374
5/2 15:00
±0(%)
時価総額 97,926百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。金属チタンは航空機向け等の堅調な需要続く。24.3期3Q累計は金属チタン事業が増収。 記:2024/02/03
6638 東証プライム
1,249
5/2 15:00
+11(%)
時価総額 40,018百万円
産業用大型インクジェットプリンタを製造・販売。3Dプリンタなども。TA市場向けは売上好調。新製品が先進国中心に販売伸びる。SG市場向けは本体のフラグシップモデルが販売増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/02/14
6787 東証プライム
5,160
5/2 15:00
-30(%)
時価総額 138,303百万円
プリント基板の設計・製造が柱。車載向けとスマホ向けが多い。産業機器や映像機器も。24.3期3Q累計はスマホ向けが停滞。だが車載向けが伸長。22年10月買収のEMS会社もフル貢献。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/02/14
6902 東証プライム
2,681.5
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時価総額 8,451,498百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7184 東証プライム
905
5/2 15:00
-11(%)
時価総額 60,916百万円
富山県地盤の第二地銀。資金量約1.3兆円。県外では、石川や岐阜、新潟、東京、大阪に店舗を開設。法人顧客の経営計画策定や経営改善支援などコンサルを強化。資金運用収益や株式売却益の増加で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/31
7201 東証プライム
580
5/2 15:00
+0.7(%)
時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8002 東証プライム
2,900.5
5/2 15:00
+53(%)
時価総額 4,983,674百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,681
5/2 15:00
+123(%)
時価総額 12,231,739百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
1,554
5/2 15:00
-9.5(%)
時価総額 20,640,220百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8,870
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-124(%)
時価総額 12,193,509百万円
総合金融グループ大手。傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、三井住友カードなど。ノンバンク子会社多数。燃費効率の高い次世代型航空機に特化した投資・ファイナンスを実施。全事業部門好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/25
8337 東証プライム
1,053
5/2 15:00
-7(%)
時価総額 65,520百万円
千葉県地盤の地銀。みずほFG系列。法人フィービジネスを強化。連結自己資本比率は9.16%。中小企業等貸出は増加。役務取引等収益、その他経常収益は堅調。24.3期3Q累計は増収増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/04/13
3,666
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 3,780,925百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
8795 東証プライム
2,593
5/2 15:00
-25.5(%)
時価総額 1,527,277百万円
生保大手。個人向けの大同生命や中小企業向けの太陽生命、乗合代理店市場向けのT&Dフィナンシャル生命が中核。新契約年換算保険料は増加。コンサル営業推進で主力商品の販売が伸びる。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/04/13
9020 東証プライム
3,015
5/2 15:00
+20.5(%)
時価総額 3,420,252百万円
国内首位、世界でも最大級の鉄道会社。関東や東北地方を中心に、新潟県、山梨県、長野県、静岡県までが事業エリア。不動産や駅ナカでの物品販売、ホテルなども展開。全セグメント好調で、24.3期3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/04
9022 東証プライム
3,619
5/2 15:00
+25(%)
時価総額 3,727,570百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。流通、不動産も。輸送実績では東海道新幹線が2桁増。在来線も増加。流通業は堅調。営業費の増加などをこなし、24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/04