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日経平均は大幅続伸、外部環境落ち着き買い戻し優勢、後場はトヨタ決算控える

2020/2/6 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は大幅続伸、外部環境落ち着き買い戻し優勢、後場はトヨタ決算控える  日経平均は大幅続伸。483.63円高の23803.19円(出来高概算7億7543万株)で前場の取引を終えた。前日の米国市場では、中国の大学がコロナウイルスによる肺炎に効果的な治療薬を発見したとの報道や市場予想を上回る1月ADP雇用統計やISM非製造業指数といった経済指標を受け、主要3指数は揃って3日続伸。これにより、シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の23690円となり、本日の東京市場はシカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする格好から買い先行となった。新型肺炎に対する過度な懸念の後退や為替相場が1ドル=109円台後半と前日から円安方向に振れたこともあり、海外短期筋による指数先物に対する買い戻しの動きもみられ、日経平均の上げ幅は400円を超えた。  セクターでは、東証33業種全て上昇となるなか、とりわけパルプ・紙、石油・石炭製品、鉱業、医薬品などの上げが目立った。売買代金上位銘柄では、前日の上半期業績が従来計画を大幅に上振れて着地したパンパシHD<7532>が19%高、市場想定を上回る10-12月期決算が評価されたZホールディングス<4689>も8%高になったほか、ソニー<6758>、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、武田薬<4502>は上昇。一方で、決算後の利食い売りが優勢になったスクエニHD<9684>やコロプラ<3668>が大幅安になったほか、東京エレクトロン<8035>、富士通<6702>などもさえない。  本日の東京市場前場では、日経平均のギャップアップスタートにより25日移動平均線を上抜け、2020年に入ってからの価格帯別売買高で日経平均株価における商いの最も積み上がる水準の23200-23300円のレンジからの上方乖離幅も拡大した。足元の相場下落局面で目立っていた商品投資顧問(CTA)とみられる短期筋の売りが観測されていたこともあり、外部環境のいったんの落ち着きや前述した直近レンジの上抜けを受けて、これらの主体が慌てて指数先物を買い戻す動きが強まった可能性がありそうだ。また、中国当局による景気下支え策への期待感や新型肺炎治療薬に絡んだ報道を背景に、中国をはじめとしたアジア株式市場も総じて朝方から上げ幅を拡大させてきており、ランチタイム中にかけて225先物に対する断続的な買いも継続しているもよう。  本日は後場入り後13時台にトヨタ自動車による20年3月期第3四半期決算が控えているが、同業他社のマツダ<7261>やSUBARU<7270>の前日の減益決算を受けた本日の市場反応や、足元の同社の信用需給の状況などを勘案しても、特段の警戒感は高まっていないようである。決算が本格化していることから商いは膨らみづらいこともあり、先物主導によるインデックス売買に押し上げられた後は、次第にこう着感が強まりやすいところでもあり、決算を手掛かりとした個別物色にシフトする流れも想定しておきたいところ。市場環境の落ち着きを背景に、直近下落の目立っていたマザーズ市場銘柄や東証1部の中小型銘柄に対する見直しの動きといった物色の広がりに対しても目を向けておきたいところだ。 《AK》
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スマホゲーム制作会社。「魔法使いと黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」が代表作。位置情報集約分析サービスも展開。起業家やXR企業への投資も事業領域。前年の反動減やクローズタイトルの影響で1Qは足踏み。 記:2024/03/28
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ヤフー、LINEなどの再編により誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。コマース事業は堅調。アスクルグループ、ZOZOグループが売上増。戦略事業は売上伸長。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
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国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
7203 東証プライム
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時価総額 58,293,449百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
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時価総額 1,100,918百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7270 東証プライム
3,449
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時価総額 2,652,888百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
3,691
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時価総額 2,341,578百万円
大手ディスカウントストア。「ドン・キホーテ」を中心に、総合スーパーの「アピタ」や「ピアゴ」を運営。MEGAドン・キホーテUNYへの転換を推進。免税売上に注力。国内と北米の好調で、中間期は大幅営業増益。 記:2024/03/24
7974 東証プライム
7,598
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時価総額 9,867,447百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
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世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,548.5
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-15(%)
時価総額 20,567,169百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
6,099
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家庭用ゲームソフト大手。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどRPGで存在感。知的財産による収益基盤強固。薬屋のひとりごとの大ヒット等で出版事業は堅調。HDゲームは増収。24.3期3Qは小幅増収。 記:2024/02/23
9983 東証プライム
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時価総額 12,973,870百万円
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9984 東証プライム
7,703
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-86(%)
時価総額 13,271,915百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10