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日経平均は3日続落、目先調整の流れ変わらず、IPO銘柄物色も足の速さに注意(訂正)

2019/12/20 12:35 FISCO
*12:35JST 日経平均は3日続落、目先調整の流れ変わらず、IPO銘柄物色も足の速さに注意(訂正) 下記のとおり修正します。 (誤)日経平均は3日続伸 (正)日経平均は3日続落  日経平均は3日続落。59.92円安の23804.93円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えている。  19日の米株式市場でNYダウは137ドル高と反発し、過去最高値を更新した。ムニューシン財務長官が米中の第1段階の貿易合意は1月にも署名されると述べ、協議進展への期待が高まった。また、半導体大手マイクロン・テクノロジーは決算内容が好感され、他の半導体関連株にも買いが広がった。一方で12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数など市場予想を下回る米経済指標が相次ぎ、為替相場は1ドル=109円台前半と前日よりやや円高方向に振れている。本日の日経平均は米株高を好感して28円高からスタートしたものの、その後マイナスに転じ、前場中ごろには一時23746.63円(118.22円安)まで下落した。東証1部の値下がり銘柄は全体の5割弱、対して値上がり銘柄は4割強となっている。  個別では、ソニー<6758>が2%、ファナック<6954>が3%の下落となり、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>も軟調。日立<6501>やKDDI<9433>は小安い。トヨタ紡織<3116>は一部証券会社の投資判断引き下げが観測されて2%超下落し、アルバック<6728>も同様に6%超下落した。また、オルトプラス<3672>が荒い値動きで、前引け時点で東証1部下落率トップとなっている。開発に参画するスマートフォンゲームの事前登録が開始されたが、材料出尽くし感から売りがかさんだようだ。一方、東エレク<8035>やSUMCO<3436>といった半導体関連株は買い優勢。アドバンテス<6857>は2%超上昇し、一部メディアの特集記事に取り上げられたレーザーテック<6920>は4%超上昇した。また、ツナグGHD<6551>やベネフィットJ<3934>が東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、その他製品、電気機器、輸送用機器などが下落率上位。半面、鉱業、パルプ・紙、海運業などが上昇率上位だった。  前場の日経平均は3日続落し、下げ幅を一時3ケタに広げた。米国株が高値更新した流れを引き継げず、朝高後は軟調な展開だ。ここまでの東証1部売買代金は9000億円程度にとどまっており、クリスマス休暇に伴う海外投資家の取引参加減少が意識されるなか、目先の利益を確定する売りが出ている。米中の第1段階の合意について署名時期の観測が伝わったものの、一段の買い材料とはみなされていないようだ。軟調な米経済指標が嫌気されて円相場は強含み。アジア市場は高安まちまちで方向感を見出しにくい。とはいえ、こうした状況は一昨日あたりから変わっていないとも言える。  前引けの東証株価指数(TOPIX)下落率は0.32%で、日銀による上場投資信託(ETF)買い実施は期待しにくい。後場の日経平均は再び下げ幅を広げる可能性はあるが、日足チャート上で12月13日に開けた窓の上限(23775.73円)水準が目先の下値メドとして意識されており、大きく値を崩す展開とまではならないだろう。引き続き一段の上値追い材料待ちでの日柄調整局面だと考えられる。こうした状況で個人投資家の物色はやはりIPO(新規株式公開)銘柄に向かっており、マザーズ市場では直近上場のJTOWER<4485>が売買代金トップで17%超の上昇。本日上場したスペースマーケット<4487>とINCLUSIVE<7078>はいまだ買い気配で初値を付けていない。ただ、こうした物色は短期の値幅取りを狙った回転売買の様相が強く、週末を控え利益確定の動きが出てくる可能性もありそうだ。(小林大純) 《FA》
関連銘柄 19件
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トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3436 東証プライム
2,400
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時価総額 840,420百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3672 東証スタンダード
133
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時価総額 2,758百万円
IP保有会社との協業でスマホゲームを開発・運営。他社作品の開発・運営受託やゲーム開発人材の仲介も。24.9期1Qは運営タイトル数の整理を進めた影響で売上減。利益改善も黒字化には至らず。継続前提に疑義注記。 記:2024/02/14
3934 東証スタンダード
1,148
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時価総額 6,832百万円
MVNO事業会社。モバイルWi-Fiに加え、音声対話による操作が可能なコミュニケーションロボットや光インターネットも展開。訪日外国人観光客向けの通信環境構築に重点。契約回線数が拡大し、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/28
4485 東証グロース
3,565
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時価総額 91,485百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4487 東証グロース
325
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+3(%)
時価総額 3,868百万円
不動産サービス会社。会議やテレワーク、パーティ等を目的としたスペースのシェアリングサービスを提供。月間利用スペース数は2桁増。1人当たり取扱高は増加。売上原価減少。23.12期3Qは2桁増収、黒字転換。 記:2024/01/16
6501 東証プライム
14,650
5/7 14:54
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時価総額 14,189,580百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
672
5/7 14:43
+21(%)
時価総額 5,795百万円
人材採用サービス会社。人材アウトソーシングに加え、採用メディアの開発、提供、流通領域の人材派遣などを展開。エッセンシャルワーカー採用に注力。人手不足に対する顧客ニーズを取入れ、1Qは増収・各利益急伸。 記:2024/02/22
6728 東証プライム
9,965
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時価総額 491,833百万円
世界的な真空装置メーカー。半導体やFPD、電子部品向けに製造装置を提供する。コンポーネント事業は受注、売上が増加。真空ポンプや計測機器等が貢献。半導体及び電子部品製造装置は売上増。24.6期2Qは増収。 記:2024/04/14
6758 東証プライム
12,660
5/7 14:54
-400(%)
時価総額 15,965,298百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6857 東証プライム
5,214
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時価総額 3,994,805百万円
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6861 東証プライム
71,160
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時価総額 17,306,681百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
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42,370
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時価総額 3,994,898百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
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時価総額 4,746,890百万円
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7078 東証グロース
646
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+13(%)
時価総額 6,395百万円
国内唯一のメディアDXエージェンシー。コンテンツの企画・制作や広告運用、プロモーション企画、DXコンサルなどを展開。企画&プロデュース事業は黒字転換。特別利益を計上。24.3期3Q累計は最終黒字転換。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,584
5/7 14:54
+3(%)
時価総額 58,472,913百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7974 東証プライム
7,775
5/7 14:54
+200(%)
時価総額 10,097,315百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
36,670
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+1,660(%)
時価総額 17,294,782百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,369
5/7 14:54
-53(%)
時価総額 10,066,962百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04