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日経平均は3日ぶり大幅反落、SQ通過でリバウンド一巡

2018/12/14 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は3日ぶり大幅反落、SQ通過でリバウンド一巡  日経平均は3日ぶり大幅反落。377.03円安の21439.16円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えている。  13日の米株式市場でNYダウは70ドル高と続伸。中国による米国産大豆の大量購入が明らかになり、米中貿易協議の進展期待が高まったほか、英国のメイ首相が党内の信任投票に勝利して欧州連合(EU)離脱を巡る政局混迷への懸念がやや和らいだ。ただ、トランプ大統領が来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げをけん制すると、上げ幅を縮めマイナスに転じる場面もあった。東京市場では米中対立の緩和期待は前日に織り込み済みで、日経平均はここ2日間で670円近く上昇していたことから、本日は利益確定の売りが先行して177円安からスタートした。寄り付き後も前日までの上昇の反動で売りが広がり、前引けにかけて21353.94円(462.25円安)まで下落する場面があった。東証1部の値下がり銘柄は全体の85%に上った。  個別では、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>が4%近い下落、東エレク<8035>が5%近い下落となった。東エレクなどは前日の米半導体SOX指数が下落した流れを引き継いだ。その他売買代金上位もファーストリテ<9983>、ユニファミマ<8028>、トヨタ自<7203>、ファナック<6954>、ソニー<6758>など全般さえない。ユニファミマは株式分割の実施を発表したが、もみ合いとなっている。決算発表銘柄ではヤーマン<6630>やくら<2695>が売られ、オハラ<5218>が東証1部下落率トップとなった。一方、売買代金上位では日産自<7201>が逆行高。好決算のクスリのアオキ<3549>なども買い優勢だった。また、中国企業との支援交渉が伝わったJDI<6740>が東証1部上昇率トップとなり、業績計画が報じられたツナグS<6551>や業績上方修正の鎌倉新書<6184>も上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、精密機器、その他製品などが下落率上位で、その他も全般軟調。電気・ガス業のみ上昇した。  SQ(先物・オプション特別清算指数)算出を前に週半ばから大きくリバウンドしていた日経平均だが、本日のSQ通過で急反落する格好となった。SQ値は概算で21618.88円となり、朝方こそこれを上回って推移していたものの、買いは続かず下げ足を速めた。もとより外部環境の不透明感を考慮するとSQ前のリバウンドは一時的なものとの見方が市場では多かった。今後はクリスマス休暇入りする海外投資家が多いとみられ、市場参加者の減少により日経平均の本格的な戻りは当面期待しにくい。  新興市場でも好決算のSKIYAKI<3995>などが値を飛ばしているものの、マザーズ指数は2%近い下落となっており、日経ジャスダック平均も3日ぶりに反落している。来週もIPO(新規株式公開)ラッシュが続くが、19日に上場予定のソフトバンク<9434>の動向が個人投資家のマインドや需給状況に大きな影響を与えそうだ。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 18件
2695 東証プライム
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11/25 15:30
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回転寿司チェーン「無添 くら寿司」を国内外で展開。大阪府堺市に本社。化学調味料など添加物を排除した商品を提供。出店形態は直営店のみ。店舗数は国内外で660店舗超。国内では人気アニメ等とのコラボ企画実施。 記:2024/09/01
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3995 東証グロース
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3/27 15:00
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5218 東証スタンダード
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6184 東証プライム
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終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等は伸び悩み。クロスセル強化へ。システムの費用などが重し。 記:2024/10/29
641
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6630 東証プライム
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6740 東証プライム
20
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6758 東証プライム
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6954 東証プライム
4,197
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時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
406.9
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7203 東証プライム
2,694.5
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7974 東証プライム
8,199
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2,287
11/11 15:00
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17