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日経平均は小反発、TOPIXプラス圏で後場は短期筋の売り仕掛けを警戒か

2018/9/10 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は小反発、TOPIXプラス圏で後場は短期筋の売り仕掛けを警戒か  日経平均は小反発。7.30円高の22314.36円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えた。トランプ米大統領が中国の2000億ドル相当の製品に加えて、2670億ドル相当の製品への追加関税を課す準備はできていると伝えられたことが嫌気され、米株市場の下落を引き継ぐ格好から売りが先行した。しかし、4-6月期実質GDP2次速報が前期比年率+3.0%となり、1次速報の+1.9%から上方修正され、コンセンサスも上回ったことが材料視され、寄り付き直後に付けた22249.61円を安値に切り返す展開。米雇用統計を受けた利上げ観測から保険株が堅調なほか、ソニー<6758>が外資系証券による目標株価引き上げの中で上昇し、さらにファナック<6954>、京セラ<6971>が日経平均を下支えする格好となった。  東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは保険のほか、鉱業、銀行、海運、機械、非鉄金属がしっかり。半面、食料品、繊維、サービス、陸運、化学が小安い。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>が堅調な一方で、ファーストリテ<9983>が重石となった。  日経平均は一時22382.53円まで上昇する局面もみられたが、若干のショートカバーのほか、値ごろ感からの押し目拾いにとどまっているとみられ、先週末の終値を挟んでのこう着となっている。週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えていることもあり、方向感は掴みづらいところである。また、TOPIXはプラスで前場を終えていることもあり、日銀のETF買い入れが期待しづらい中、先物主導で短期筋の売り仕掛けも警戒されやすいだろう。そのため、よりこう着感が強まりやすく、次第に利益確定の流れが強まる可能性がありそうだ。  一方で、底堅さが意識されているマザーズ指数は、1000Ptの攻防から同水準を支持線に変えてくる可能性があり、外部環境が不透明な中では個人主体の中小型株に値幅取り狙いの資金がシフトしやすい。物色対象に広がりは見られないものの、値動きの強い銘柄や需給状況が良好な銘柄へは、個人主体の資金が向かいやすいだろう。 《AK》
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