マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 3:36:49
14,530,229
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反落、貿易戦争への懸念などからディフェンシブ銘柄に資金逃避

2018/6/18 12:14 FISCO
*12:14JST 日経平均は反落、貿易戦争への懸念などからディフェンシブ銘柄に資金逃避  日経平均は反落。189.07円安の22662.68円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。  15日の米国市場でNYダウは84ドル安となった。トランプ政権が500億ドル(約5兆5000億円)相当の中国製品に対する新たな追加関税策を発表した。中国政府も直ちに報復措置の実施を表明し、貿易戦争への懸念から軟調推移となった。週明けの東京市場でもこうした流れを引き継いで売りが先行し、日経平均は45円安からスタートした。朝方に大阪府北部で発生した地震の被害状況が伝わったこともあり、寄り付き後の日経平均は下げ幅を広げ、22626.07円(225.68円安)まで下落する場面があった。  個別では、東エレク<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連株の一角が引き続き大きく売られたほか、ファナック<6954>やコマツ<6301>といった中国関連株も下げが目立った。米国市場では建機大手のキャタピラーなどが下落し、コマツなどにも売りが波及した。その他売買代金上位では、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>、キヤノン<7751>などが軟調で、東海カーボ<5301>は5%超下落した。一方、村田製<6981>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>などが堅調。内需・ディフェンシブ関連株に逃避資金が向かった。トヨタ自<7203>は小高い。また、オハラ<5218>が大幅続伸して東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、石油・石炭製品、海運業、非鉄金属、機械、鉄鋼などが下落率上位。資源関連セクターの軟調ぶりが目立つ。建設業のみ小幅にプラスを確保した。  日経平均は22645円近辺に位置する25日移動平均線レベルまで調整しており、短期的な反発に期待した押し目買いの動きも出てくるだろう。しかし、米中貿易戦争の激化が世界経済に与える悪影響が懸念されているほか、積極的に上値を追うだけの手掛かり材料にも乏しい。後場に入ると日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測が下値の支えとなるだろうが、戻りの鈍い展開となりそうだ。外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ性の強い銘柄や、村田製のように直近で市場評価の高まっている「買いやすい」銘柄に資金が集中する格好となっている。  新興市場ではマザーズ指数が2%近い下落で前場を折り返している。明日からメルカリ<4385>上場を皮切りにIPO(新規株式公開)ラッシュがスタートするため、本日はこれに備えた個人投資家の換金売り圧力が強まりやすいところだろう。ただ、メルカリなどの新規上場銘柄が好調な出足となれば、出遅れ感が強い新興市場の既上場銘柄への資金還流も期待される。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 15件
2914 東証プライム
4,243
11/27 15:30
-10(%)
時価総額 8,486,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3436 東証プライム
1,210
11/27 15:30
-22.5(%)
時価総額 423,712百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4385 東証プライム
1,920
11/27 15:30
+8.5(%)
時価総額 314,936百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4911 東証プライム
2,806
11/27 15:30
-29.5(%)
時価総額 1,122,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5218 東証スタンダード
1,239
11/27 15:30
-23(%)
時価総額 31,533百万円
光学ガラス専業メーカー。交換レンズ向け等の光学ガラス、エレクトロニクス用ガラス等の特殊ガラス等を手掛ける。キヤノンなどが主要取引先。製品の高付加価値化に取り組む。26.10期売上高320億円以上目標。 記:2024/10/26
5301 東証プライム
908.9
11/27 15:30
-13(%)
時価総額 204,451百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。ファインカーボン及び工業炉に積極投資。26.12期売上高4580億円目標。 記:2024/10/20
6301 東証プライム
4,083
11/27 15:30
-99(%)
時価総額 3,976,070百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,571
11/27 15:30
-96.5(%)
時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7751 東証プライム
4,962
11/27 15:30
-18(%)
時価総額 6,618,132百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
8,527
11/27 15:30
+218(%)
時価総額 11,073,930百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,240
11/27 15:30
-410(%)
時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,768
11/27 15:30
-26.5(%)
時価総額 23,482,567百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
51,190
11/27 15:30
-260(%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25