マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/28 5:35:30
14,703,538
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反発、米朝会談や日米欧金融政策を見極めたいところ

2018/6/11 12:17 FISCO
*12:17JST 日経平均は反発、米朝会談や日米欧金融政策を見極めたいところ  日経平均は反発。68.44円高の22762.94円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えている。  先週末に開催された主要7カ国(G7)首脳会議(シャルルボワ・サミット)で通商政策を巡る米国と他の参加国との溝が鮮明となったほか、12日にシンガポールで開催される米朝首脳会談の結果を見極めたいなどとの思惑もあり、本日の日経平均は7円安からスタートした。寄り付き後は先週末の米株高や朝方発表された4月機械受注の予想上振れなどが支援材料となり、前場に22783.74円(89.24円高)まで上昇する場面があった。ただ、上値追いの動きは限定的で、買い一巡後はプラス圏でのもみ合いが続いた。  個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>といった指数寄与度の大きい値がさ株や、東京電力HD<9501>などが堅調だった。東京電力HDは新潟県知事選の結果を受けて思惑買いが向かったようだ。その他売買代金上位ではソニー<6758>、エン・ジャパン<4849>、三菱UFJ<8306>などがしっかり。トヨタ自<7203>は小高い。また、決算内容が好感されたフリービット<3843>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、売買代金トップの任天堂<7974>は小安く、東海カーボ<5301>やSUMCO<3436>などがさえない。資生堂<4911>が2%超下げたほか、第1四半期決算が減益となった積水ハウス<1928>は6%超の下落となった。セクターでは、石油・石炭製品、水産・農林業、小売業などが上昇率上位。半面、海運業、鉱業など6業種が下落した。  日経平均は5日移動平均線レベルで短期的な反発を見越した押し目買いや買い戻しが入りやすかった面もあるだろう。しかし、今週は米朝首脳会談に加え、日米欧の金融政策を巡る重要イベントも控えているとあって、積極的な買いは手掛けづらい。ランチタイム中に円相場が一時1ドル=109.70円台まで円安方向に振れたため、後場はこれを好感した買いが先行する可能性もあるが、市場全体に広がる様子見ムードからこう着感を強めそうだ。決算などを受けた個別物色中心の展開が想定される。  史上初となる米朝首脳会談が注目されがちだが、日米欧の金融政策の行方にも注目しておきたい。上場企業の今期想定為替レートは1ドル=105円の設定が多く、平均では同107円-108円程度とみられている。今期業績の上振れ観測が強まるには一段の円安進行という追い風が期待されるところだろう。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米利上げペース加速の見方が強まるかが焦点となる。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 14件
1928 東証プライム
3,544
11/27 15:30
-42(%)
時価総額 2,426,517百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、賃貸住宅管理事業、国際事業が柱。建築・土木事業、仲介・不動産事業等も展開。戸建住宅事業では大空間リビング、次世代室内環境システムなどが好評。 記:2024/10/22
3436 東証プライム
1,210
11/27 15:30
-22.5(%)
時価総額 423,712百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
3843 東証プライム
1,390
11/27 15:30
-22(%)
時価総額 32,545百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
4849 東証プライム
2,042
11/27 15:30
-18(%)
時価総額 101,520百万円
総合転職情報サイト「エン転職」、人材派遣会社の集合サイト「エン派遣」などを運営。人材紹介「エンエージェント」、インドでのIT人材派遣なども。engage、人財プラットフォームの育成などに取り組む。 記:2024/10/13
4911 東証プライム
2,806
11/27 15:30
-29.5(%)
時価総額 1,122,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5301 東証プライム
908.9
11/27 15:30
-13(%)
時価総額 204,451百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。ファインカーボン及び工業炉に積極投資。26.12期売上高4580億円目標。 記:2024/10/20
6758 東証プライム
3,018
11/27 15:30
+35(%)
時価総額 18,841,670百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,571
11/27 15:30
-96.5(%)
時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,527
11/27 15:30
+218(%)
時価総額 11,073,930百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,768
11/27 15:30
-26.5(%)
時価総額 23,482,567百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
540.4
11/27 15:30
-6.8(%)
時価総額 868,433百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
51,190
11/27 15:30
-260(%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17