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日経平均は続伸、米朝会談などにサプライズあるかが焦点に

2018/6/12 12:19 FISCO
*12:19JST 日経平均は続伸、米朝会談などにサプライズあるかが焦点に  日経平均は続伸。63.37円高の22867.41円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えている。  11日の米国市場では本日開催の米朝首脳会談や連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑が強く、NYダウは5ドル高にとどまった。ただ、為替市場では米朝会談実現への期待が広がり、リスク選好的なドル買い・円売り優勢で円相場が1ドル=110円台前半まで下落。本日の日経平均はこうした流れを受けて173円高からスタートすると、朝方には一時、取引時間中としては5月22日以来となる23000円台を回復した。ただ、短期的な達成感などから利益確定の売りも出て、日経平均はマイナスに転じる場面も度々あった。  個別では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、JT<2914>、ファナック<6954>などがしっかり。日本電産<6594>や武田薬<4502>、JR東<9020>は2%超の上昇。また、LITALICO<6187>などとともにLINE<3938>が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などがさえない。SUMCO<3436>など半導体関連株の下げが目立ち、今後の見通しについて若干弱めとの判断を示したローム<6963>は5%安となった。セクターでは、陸運業、石油・石炭製品、食料品などが上昇率上位。半面、その他製品、機械、パルプ・紙などが下落率上位となった。内需・ディフェンシブセクターに資金が向かったようだ。  前日のランチタイムから円売り・日経平均先物買いの動きが強まっていたため、日経平均の23000円台回復を受けて短期筋が目先の利益を確定する展開となっているもよう。一方で今回の米朝会談による緊張緩和や、堅調な米経済情勢を背景とした米連邦準備理事会(FRB)による利上げと円安進行で一段の株高に期待する向きも多く、下値の支えになっているとみられる。  しかし、こうした期待は前日からの株価上昇である程度織り込み済みと考えられる。北朝鮮の非核化に向けた具体的な行程が明らかになるなど、市場の期待以上の成果が示されるかに注目しておきたい。トランプ米大統領の記者会見は日本時間の本日17時から行われる。日経平均が23000円台を明確に上抜けるためには、更なる株価材料と取引ボリュームの増加が必要だろう。(小林大純) 《AK》
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世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
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3938 東証1部
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時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4502 東証プライム
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国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6187 東証1部
4,120
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時価総額 73,076百万円
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6594 東証プライム
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6758 東証プライム
3,018
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6954 東証プライム
3,973
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
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7203 東証プライム
2,571
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,527
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9020 東証プライム
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9983 東証プライム
51,190
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,981
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時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17