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後場に注目すべき3つのポイント~半導体株強く一時36500円台まで上昇

2024/1/22 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株強く一時36500円台まで上昇 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、半導体株強く一時36500円台まで上昇 ・ドル・円は軟調、米金利の低下で ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は大幅続伸、半導体株強く一時36500円台まで上昇 日経平均は大幅続伸。先週末比412.29円高(+1.15%)の36375.56円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えている。 19日の米国株式市場は上昇。395.19ドル高(+1.05%)の37863.80ドル、ナスダックは255.32ポイント高(+1.70%)の15310.97、S&P500は58.87ポイント高(+1.23%)の4839.81ポイントで取引を終了した。1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を大きく上回ったため長期金利が上昇し、ダウ平均は小幅に下落する場面もあったが、前日に続き人工知能(AI)向け需要への拡大期待から半導体関連やハイテク株への買いが入り相場の上昇をけん引。ダウ平均・ナスダックともに堅調に推移し、ダウは過去最高値を更新した。 良好な外部環境を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が連日の大幅高となったことから、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>など半導体株が上げ幅を拡大。日経平均は半導体株の上昇を背景に、寄付きから1月17日につけた取引時間中の高値36239.22円を上回った。TOPIXコア30銘柄など時価総額の大きい銘柄が買われる地合いとなり、日経平均は一時36500円台まで上昇した。 日経平均採用銘柄では、アドバンテスト、東エレクのほか、ルネサスエレクトロニクス<6723>、スクリーンHD<7735>が大幅高となった。また、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、東急不HD<3289>など不動産株の上げも目立つ。このほか、一部証券会社のレポートを材料にヤマハ発<7272>が買い優勢となった。日経平均採用銘柄以外では、一部調査会社がカバレッジを開始したことからアカツキ<3932>が買われた。 一方、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>がさえないほか、アサヒ<2502>も弱い。このほか、上場来高値更新していた川崎汽船<9107>は、本日も利益確定売りが優勢となったが、売り一巡後は下げ幅をやや縮小している。 セクターでは、不動産業、保険業、金属製品、電気機器、情報・通信業などが上昇した一方、海運業、鉱業、その他製品、石油・石炭製品、鉄鋼の5セクターのみ下落した。 後場の東京市場は、明日23日まで日本銀行の金融政策決定会合が開催されていることから、様子見ムードが強まり上値は重くなろう。「金融政策の現状維持」が市場コンセンサスとなっており、波乱要素は小さいとの見方だが、日経平均が17日の取引時間中の高値を上回ったことから、やや達成感も意識され積極的な上値追いは手控えられそうだ。後場は36300円台を維持できるか注目したい。ただ、懸念材料として上海総合指数、香港ハンセン指数など中国株の動向は気を付けたい。ともに東京時間のランチタイムでは、下げ幅をじりじりと広げるような動きを見せていることから、後場の重しとなりそうだ。 ■ドル・円は軟調、米金利の低下で 22日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、148円26銭から147円73銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、ユーロ・ドルは上昇基調を維持。日経平均株価は強含んだものの、中国株は弱含み、円売りは抑制されている。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円26銭、ユーロ・円は161円09銭から161円55銭、ユーロ・ドルは1.0890ドルから1.090ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・JIG-SAW<3914>、アルファ<4760>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:78.8(予想:70.1、12月:69.7) ・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.9%(予想:3.1%、12月:3.1%) ・米・12月中古住宅販売件数:378万戸(予想383戸、11月:382万戸) 【要人発言】 ・デイリー米サンフランシスコ連銀総裁 「2%目標まで低下させるためには、やるべきことがたくさん残っている」 「利下げが間近に迫っていると考えるのは時期尚早」 <国内> ・日銀金融政策決定会合(23日まで) <海外> 特になし 《CS》
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国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
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3914 東証グロース
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3932 東証プライム
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4760 東証スタンダード
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10,570
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時価総額 17,438,830百万円
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1,998.5
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時価総額 3,738,424百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
9,158
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時価総額 7,016,319百万円
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7272 東証プライム
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時価総額 1,351,138百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。二輪車事業ではブラジル、インド、インドネシアで販売順調。 記:2024/12/14
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時価総額 1,085,489百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
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時価総額 11,923,273百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。京都府京都市に本社。新作の「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は滑り出し順調。 記:2024/12/22
8035 東証プライム
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時価総額 12,571,378百万円
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8801 東証プライム
1,272
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時価総額 3,576,512百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8830 東証プライム
4,849
1/17 15:30
-6(%)
時価総額 2,308,541百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。リフォーム等も。既存ビルの収益改善等により、不動産賃貸事業部門は順調。 記:2024/12/20
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時価総額 1,328,063百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。ドライバルクセグメントでは運航コスト削減、配船効率の向上図る。 記:2024/11/27
9983 東証プライム
48,060
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時価総額 15,293,701百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25