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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株などグロース株へのリバランスの動きに~

2023/12/18 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株などグロース株へのリバランスの動きに~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株などグロース株へのリバランスの動きに ■H.I.S.、23/10営業利益 黒字転換 13.97億円、24/10予想 544.2%増 90億円 ■前場の注目材料:東京ガス、米天然ガス会社を4050億円で買収、海外投資案件で最大 ■ハイテク株などグロース株へのリバランスの動きに 18日の日本株市場は、日銀の金融政策決定会合を控え、こう着の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが56ドル高、ナスダックは52ポイント高だった。NY連銀のウィリアムズ総裁は、来年3月の利下げについて考えるのは時期尚早と述べ、売られる場面が見られた。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁が来年下半期の利下げを予想しているとの発言が伝わり、買い戻された。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比260円安の32630円。円相場は1ドル142円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。NYダウは連日で過去最高値を更新するなど、米株高は好感されるものの、日銀の金融政策決定会合を控えるなかで日米金利差縮小を意識した持ち高調整が警戒されやすく、様子見姿勢が強まりそうである。そのため、バリュー株に対しては利益確定に向かわせやすい一方で、ハイテク株などグロース株へのリバランスの動きに向かわせそうだ。 また、先週末の日経平均は33122円まで買われたものの、25日線が上値抵抗線として機能している。同線突破には日銀会合の結果を見極めてからになりそうであり、積極的に仕掛けてくる流れは期待しづらいところである。その他、為替市場に振られやすいと考えられ、円相場の動向を睨みながらの相場展開になろう。再び1ドル141円台へと円高に振れる局面においては先物主導で売り優勢となる反面、1ドル142円台後半と円高一服となれば、買いに向かいやすい需給状況とみておきたい。 物色の流れとしては、ハイテク株への物色のほか、今週は連日でIPOが予定されている。好調な初値形成となればセカンダリーへの資金還流の動きが意識されやすく、日銀会合通過後の年末高を想定した中小型株物色が活発化する可能性も期待されそうだ。中小型株においては、調整一巡感が意識される水準まで下げた銘柄も多く散見されるため、短期的な値幅取り狙いの動きが期待される。 ■H.I.S.、23/10営業利益 黒字転換 13.97億円、24/10予想 544.2%増 90億円 H.I.S.<9603>が発表した2023年10月期業績は、売上高が前期比76.4%増の2518.66億円、営業損益は13.97億円の黒字(前期は479.34億円の赤字)だった。旅行事業において、日本人出国者数は、コロナ禍以前と比較し、回復の動きが顕著に表れた。法人事業では、旅行需要の回復により、社員旅行、教育旅行、スポーツ旅行、業務渡航が大幅に改善した。2024年10月期業績は、売上高が前期比39%増の3500億円、営業利益は同544.2%増の90億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32970.55、+284.30) ・NYダウは上昇(37305.16、+56.81) ・ナスダック総合指数は上昇(14813.92、+52.36) ・1ドル=142.10-20円 ・SOX指数は上昇(4117.00、+19.53) ・VIX指数は低下(12.28、-0.20) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・東京ガス<9531>米天然ガス会社を4050億円で買収、海外投資案件で最大 ・大阪ガス<9532>JEPLANと資本提携、PET水平再利用 ・三菱自<7211>インドネシアで軽商用EV生産開始 ・シチズン<7762>シチズンマシナリー、シマダマシンツールへ多軸自動旋盤事業を譲渡 ・井関農機<6310>乗用型ジャガイモ植え付け機投入、大規模畑向け ・川崎重<7012>物流向けロボユニット開発、荷降ろし速度30%向上 ・Mimaki<6638>プリント工程自動化システム、協働ロボ連動 ・安藤ハザマ<1719>コベルコ建機と、遠隔・自動運転切り替え、安全運用検証を実施 ・月島HD<6332>月島JFEアクアソリューション、浄水場工事を受注、都水道局から ・岡本工機<6125>ニッコーの平面研削盤事業を取得 ・日揮HD<1963>独エキサイトと協業 ・ミネベアミツミ<6479>ミツミ電機、微細化した電池保護IC、過電流検出精度25%向上 ・ウシオ電機<6925>フォトマスク不要の半導体装置、米アプライドと開発へ ・コスモエネHD<5021>グループのコスモ石油、タイ社からSAF輸入、脱炭素で連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(19日まで) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1719 東証プライム
1,119
10/2 15:00
+2(%)
時価総額 202,562百万円
ゼネコン準大手。ダム、トンネルなどの大型土木工事やマンションを中心とする建築工事に強み。ビエンチャン国際空港など海外でも実績。土木事業は受注高、完成工事高が増加。建築事業も売上増。政策保有株減少へ。 記:2024/09/04
1963 東証プライム
1,281.5
10/2 15:00
+12(%)
時価総額 332,434百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
8,234
10/2 15:00
+280(%)
時価総額 698,004百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
6125 東証スタンダード
3,660
10/2 15:00
-30(%)
時価総額 24,537百万円
総合砥粒加工機メーカー。研削盤や半導体関連製造装置の製造・販売を行う。平面研削盤で国内トップシェア。三井物産と資本業務提携。半導体事業を積極投資セグメントに位置付け。次世代材料領域で事業拡大図る。 記:2024/06/28
6310 東証プライム
1,001
10/2 15:00
-5(%)
時価総額 23,008百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6332 東証プライム
1,321
10/2 15:00
+7(%)
時価総額 60,272百万円
上下水道設備を得意とするプラントエンジニアリング会社。下水道の汚泥処理分野に強み。JFEエンジニアリングの国内水エンジニアリング事業を統合。27.3期営業利益120億円目標。創エネルギー事業を強化。 記:2024/05/03
6479 東証プライム
2,852.5
10/2 15:00
-88.5(%)
時価総額 1,218,249百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6638 東証プライム
1,315
10/2 15:00
-112(%)
時価総額 42,133百万円
産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、フルカラー3Dプリンタ等の製造・販売を行う。長野県東御市に本社。海外売上高比率は7割超。25.3期は国内やアジア・オセアニア、欧州で販売拡大見込む。 記:2024/06/24
6925 東証プライム
2,052.5
10/2 15:00
-31.5(%)
時価総額 220,644百万円
産業用光源メーカー。半導体製造用露光装置や映画館用映像装置、医療・環境・宇宙開発向けなども。映画館向け光源が堅調。だが液晶関連装置や露光装置などが足踏み。新中計では31年3月期に売上高を2000億円超目標。 記:2024/07/24
7012 東証プライム
6,245
10/2 15:00
-42(%)
時価総額 1,048,673百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7211 東証プライム
403.2
10/2 15:00
+9.2(%)
時価総額 600,882百万円
SUV・4WD技術に強みを持つ自動車メーカー。仏ルノー及び日産自動車と提携。海外売上高比率は7割超。アセアンの販売台数比率が高い。26.3期営業利益2200億円目標。アセアンで新商品の連続投入計画。 記:2024/06/17
7762 東証プライム
913
10/2 15:00
-6(%)
時価総額 224,598百万円
国内大手の時計メーカー。工作機械や電子部品も。配当性向5割目安。国内はインバウンド需要の回復等でCITIZENブランドは売上堅調。海外も高価格帯を中心に拡販、出店強化。工作機械事業は低調。 記:2024/06/18
9531 東証プライム
3,326
10/2 15:00
-26(%)
時価総額 1,446,394百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9532 東証プライム
3,202
10/2 15:00
-23(%)
時価総額 1,334,209百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9603 東証プライム
1,665
10/2 15:00
-27(%)
時価総額 132,969百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09