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前場に注目すべき3つのポイント~33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極め~

2023/12/12 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極め~ 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極め ■ザッパラス、2Q営業利益 黒字転換 1.23億円 ■前場の注目材料:キリンHD、麒麟の羽ばたく翼、ヘルスサイエンス攻勢 ■33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極め 12日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。11日の米国市場はNYダウが157ドル高、ナスダックは28ポイント高だった。米インフレ鈍化を受け利上げ終了観測が一段と強まるなか、ソフトランディング期待が下支えとなり、NYダウは堅調に推移し終盤にかけて上げ幅を拡大。国債入札結果が低調で長期金利が上昇したため、ハイテクは上値が抑制されたが、ナスダックもプラス圏を回復し終了した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比325円高の33045円。円相場は1ドル146円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。225先物はナイトセッションで33000円を回復し、25日線を上回って終えた。目先的には達成感が意識されやすいため、買い一巡後はこう着感が強まりそうである。米国では米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられそうだ。ただし、日経平均が25日線水準での底堅い値動きをみせてくるようだと、年末高を狙った押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。 また、先週は日銀の政策変更への思惑から日米金利差を狙ったポジションを解消する流れが強まったが、先回り的な動きなどもあったとみられ、FOMCを前にリバランスの動きも入りやすいだろう。そのため、日経平均が33000円辺りでの底堅い値動きを見せてくるようであれば、ポジションをニュートラルに戻す形での買い戻しの動きも意識されやすいと考えられよう。まずは、33000円や25日線水準での底堅い値動きを見極めたい。 物色の流れとしては米国では半導体株が買われていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、買い一巡後に高値圏でのこう着が続くようだと、生成AI関連などテーマ性のある材料株のほか、依然として出遅れ感の強い中小型株の一角に、年末高を狙った資金が向かいやすいだろう。 ■ザッパラス、2Q営業利益 黒字転換 1.23億円 ザッパラス<3770>が発表した2024年4月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比0.5%増の21.54億円、営業損益は1.23億の黒字(前年同期は2.29億円の赤字)だった。前期から今期第1四半期にかけて、占い師プロダクション、占いアカデミーなど複数の不採算サービスの終了や譲渡、それに伴う人員整理を実行した。モバイルサービス事業、その他事業共に経営合理化によるコスト削減もあり、収益が改善した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32791.80、+483.94) ・NYダウは上昇(36404.93、+157.06) ・ナスダック総合指数は上昇(14432.49、+28.51) ・1ドル=146.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(33045、大阪比+325) ・SOX指数は上昇(3902.38、+128.21) ・米原油先物は上昇(71.32、+0.09) ・米国のインフレ沈静化観測 ・キリンHD<2503>麒麟の羽ばたく翼、ヘルスサイエンス攻勢 ・村田製作所<6981>カナダの半導体新興に出資、無線通信の消費電力削減 ・三菱電機<6503>台湾社とセキュリティー事業拡大で協業 ・KDDI<9433>西日本で通信障害、設備故障が原因 ・三菱電機<6503>三菱重工と発電機統合新会社、「三菱ジェネレーター」に ・伊藤忠<8001>南アのエネ企業とグリーンアンモニアで協業 ・丸紅<8002>オランダの調味料大手を買収、減塩ニーズ見据え ・三井E&S<7003>グループのDU、LNG焚き次世代エンジン2基受注 ・日揮HD<1963>JAXAの月面プラントの概念検討に採択 ・レーザーテック<6920>高輝度EUVで欠陥検出、マスク検査装置を受注 ・東京電力HD<9501>東電PGも出力制御へ、太陽光・風力、来年GWに可能性 ・ダイセル<4202>電子デバイス関連の販売拡大、30年度、海外売上高5割以上に ・神戸製鋼所<5406>神鋼環境ソリューション、下水汚泥を固定燃料化、低エネ技術実証 ・日本製鉄<5401>シンガポール商社にグリーン鋼材厚板販売 ・JFEHD<5411>JFEスチール、セメント副原料の高炉水砕スラグ、米社と販売契約 ・住友化学<4005>半導体材料強化、化合物開発で川上狙う ・鹿島<1812>戻りコン使用した再生セメントの製造体制構築 ・戸田建設<1860>西松建と、CO2ゼロコンクリ開発、プレキャスト製造実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 11月国内企業物価指数(前年比予想:+0.1%、10月:+0.8%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
1812 東証プライム
2,654.5
10/11 15:00
-32.5(%)
時価総額 1,403,317百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
1860 東証プライム
944.8
10/11 15:00
-4.7(%)
時価総額 304,846百万円
ゼネコン準大手。大学や官公庁、病院の建築に強み。ミュージアムタワー京橋などで施工実績。再エネ事業などを重点管理事業に位置付け。建築部門は受注増。海外グループ会社は好調。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/04/13
1963 東証プライム
1,317.5
10/11 15:00
-3.5(%)
時価総額 341,773百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
2503 東証プライム
2,225
10/11 15:00
+1.5(%)
時価総額 2,033,650百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3770 東証スタンダード
373
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 5,092百万円
月額占いサイトや自社占いプラットフォーム「cocoloni占い館」等の運営、電話占い・チャット占い等を手掛ける。ママ向けECサイトは譲渡。27.4期売上高70億円目標。グループ未開拓市場への参入図る。 記:2024/05/08
4005 東証プライム
420.8
10/11 15:00
+2.3(%)
時価総額 696,786百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4202 東証プライム
1,330
10/11 15:00
-0.5(%)
時価総額 402,914百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
5401 東証プライム
3,131
10/11 15:00
-13(%)
時価総額 2,975,455百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
5406 東証プライム
1,689
10/11 15:00
-10.5(%)
時価総額 669,428百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5411 東証プライム
1,872.5
10/11 15:00
-9.5(%)
時価総額 1,150,535百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6503 東証プライム
2,394
10/11 15:00
-40(%)
時価総額 5,140,402百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6920 東証プライム
24,000
10/11 15:00
-250(%)
時価総額 2,262,864百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6981 東証プライム
2,853
10/11 15:00
-29.5(%)
時価総額 5,784,295百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7003 東証プライム
1,127
10/11 15:00
-2(%)
時価総額 116,193百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
8001 東証プライム
7,732
10/11 15:00
-37(%)
時価総額 12,254,369百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,432.5
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 4,179,551百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
9433 東証プライム
4,715
10/11 15:00
-80(%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
653.7
10/11 15:00
+0.8(%)
時価総額 1,050,508百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13