マーケット
1/17 15:15
38,451.46
-121.14
43,153.13
-68.42
暗号資産
FISCO BTC Index
1/18 2:56:41
16,282,671
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~32000円辺りでの底堅さが意識されやすい~

2023/10/2 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~32000円辺りでの底堅さが意識されやすい~ 10月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■32000円辺りでの底堅さが意識されやすい ■アダストリア、24/2上方修正 営業利益180億円←140億円 ■前場の注目材料:住友商事、米社から金属3Dプリンターの独占販売権、高強度・大型造形可能 ■32000円辺りでの底堅さが意識されやすい 2日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。9月29日の米国市場はNYダウが158ドル安、ナスダックは18ポイント高だった。8月の米コアPCE価格指数の伸びが鈍化し、金利高を警戒した売りが後退したことで買いが先行した。その後は月末、四半期末の調整売りに加えて、米連邦予算案期限を翌日に控えて下院が共和党のつなぎ予算案を否決したため、政府機関閉鎖への警戒感が一段と強まったほか、自動車労働組合(UAW)のストライキ長期化を警戒した売りが強まり下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比195円安の31825円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだが、米議会は30日、米政府機関の閉鎖を回避するためのつなぎ予算案が上下両院で可決された。バイデン米大統領は同日、つなぎ予算案に署名したことから、米政府機関の閉鎖が回避された。これを手掛かりとした買いが入りやすく、32000円辺りでの底堅さが意識されそうだ。 また、先週は日経平均の定期入れ替えに伴うリバランスや年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式配分比率の調整に伴う需給の影響を受けたが、この需給イベントが通過したことから、新資金流入への思惑が高まりやすいだろう。日経平均はボリンジャーバンドの-2σまでの調整を経て、押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。ただし、32000円辺りでの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、週明けの米国市場の反応を見極めたいとする慎重姿勢も強まりやすい。こう着感が強まる局面においては、個人主体による中小型株物色に向かわせそうだ。 先週末には配当志向の物色が一巡しバリュー株の利益確定が目立った一方で、ハイテク株が買い戻されていた。リバランスの動きからハイテク株などを買い戻す動きが継続するかが注目されやすい。また、大手ネット証券による株式手数料無料化の動きにより、個人主体の低位材料株や流動性の高いグロース株などでの値幅取り狙いが活発化しよう。 ■アダストリア、24/2上方修正 営業利益180億円←140億円 アダストリア<2685>は2024年2月期業績予想の修正を発表。売上高は2600億円から2700億円、営業利益を140億円から180億円に上方修正した。期初の見通しよりも速く経済活動の正常化が進んでいることに加え、商品企画や価格の見直しなどが奏功した。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(13219.32、+18.04) ・1ドル=149.50-60円 ・SOX指数は上昇(3434.29、+13.30) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・住友商事<8053>米社から金属3Dプリンターの独占販売権、高強度・大型造形可能 ・NEC<6701>川金コアテックと橋の支承を高度に点検、光学振動システム来年度投入 ・日本ガイシ<5333>セラ製吸着材を30年に欧州投入、大気中のCO2回収 ・住友林業<1911>米・集合住宅開発大手を235億円で買収 ・OKI<6703>海洋事業攻勢、水中音響計測施設を開所 ・ダイヤモンドエレクトリックHD<6699>車・機械メーカーと協業、アンモニアエンジン実証 ・ホンダ<7267>北米向けEV公開、来年投入、GMと共同開発 ・オーケーエム<6229>アンモニア燃料船バルブ開発加速、30年度に世界シェア5割へ ・岡本工作機械製作所<6125>大和工機を完全子会社化 ・日立造船<7004>AIで不適搬入物を特定、ゴミ焼却施設向けシステム実証 ・パナソニックHD<6752>パナソニックインダストリー、カナダ社と透明導電フィルムで協業 ・大林組<1802>コサカ建材と、土壌改良材、高炉スラグ活用、CO2排出減 ・出光興産<5019>給油なしSS全国展開、洗車・シェア拠点に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+6、6月:+5) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+24、6月:+23) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+13.6%、6月:+13.4%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
1802 東証プライム
1,989.5
1/17 15:30
+7.5(%)
時価総額 1,435,444百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
1911 東証プライム
5,304
1/17 15:30
+138(%)
時価総額 1,092,979百万円
米国の戸建分譲住宅事業などの建築・不動産事業、戸建注文住宅やリフォーム等の住宅事業が柱。1691年創業。木材建材事業、資源環境事業等も展開。戸建注文住宅事業ではZEH仕様住宅の受注拡大、施工効率化を図る。 記:2024/10/07
2685 東証プライム
3,270
1/17 15:30
-5(%)
時価総額 159,576百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1550店舗超。中計では26.2期営業利益224億円目標。自社ECの成長加速などに注力。 記:2024/11/08
5019 東証プライム
1,037.5
1/17 15:30
-3.5(%)
時価総額 1,444,866百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5333 東証プライム
1,907
1/17 15:30
+5(%)
時価総額 594,902百万円
自動車排ガス浄化用部品、センサーの製造・販売を行うエンバイロメント事業が主力。半導体製造装置用製品、NAS電池等も手掛ける。鉄塔用碍子で国内トップシェア。HDD用圧電マイクロアクチュエーターは出荷順調。 記:2024/12/21
6125 東証スタンダード
3,720
1/17 15:30
±0(%)
時価総額 24,939百万円
1926年創業の総合砥粒加工機メーカー。研削盤や半導体関連製造装置の製造・販売を行う。平面研削盤で国内トップシェア。群馬県安中市に本社。三井物産と資本業務提携。EV関連向け大型平面研削盤等の注文獲得。 記:2024/12/08
6229 東証スタンダード
1,232
1/17 15:30
+12(%)
時価総額 5,578百万円
1902年創業の老舗バルブメーカー。滋賀県野洲市に本社。バタフライバルブ、ナイフゲートバルブなどが主要製品。あべのハルカスなどで納入実績。船舶排ガス用バルブで世界トップシェア。既存商品力の強化図る。 記:2024/10/09
492
1/17 15:30
+8(%)
時価総額 4,493百万円
自動車機器事業、パワーコンディショナ等のエネルギーソリューション事業、電子機器事業を手掛ける。自動車用点火コイルで世界シェア上位。28.3期ROE20%以上目標。東京電力と共同開発のV2Hシステム販売へ。 記:2024/10/16
6701 東証プライム
12,755
1/17 15:30
-35(%)
時価総額 3,480,202百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6703 東証プライム
966
1/17 15:30
+5(%)
時価総額 84,253百万円
ATM、現金処理機等のエンタープライズソリューション事業が主力。1881年創業。道路関連システムや航空関連システム、AIエッジコンピューター等も。パブリックソリューションは消防、防災等で順調に案件を確保。 記:2024/10/08
1,529
1/17 15:30
+4(%)
時価総額 3,752,848百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7004 東証プライム
980
1/17 15:30
+3(%)
時価総額 166,811百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。旧社名は日立造船。脱炭素化部門では風力発電及びプロセス機器の売上が順調。 記:2024/12/14
7267 東証プライム
1,460
1/17 15:30
+4(%)
時価総額 7,708,800百万円
二輪・四輪車メーカー大手。1948年設立。二輪車は世界シェアトップ。除雪機や耕うん機、発電機などのパワープロダクツも手掛ける。エンジンなどに強み。EVラインナップ及び充電サービスの拡大などに取り組む。 記:2024/12/14
8053 東証プライム
3,210
1/17 15:30
-2(%)
時価総額 3,887,628百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。総還元性向40%以上目安。27.3期当期利益6500億円目標。事業ポートフォリオの変革進める。 記:2024/11/10