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前場に注目すべき3つのポイント~32000円辺りでの底堅さが意識されやすい~

2023/10/2 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~32000円辺りでの底堅さが意識されやすい~ 10月2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■32000円辺りでの底堅さが意識されやすい ■アダストリア、24/2上方修正 営業利益180億円←140億円 ■前場の注目材料:住友商事、米社から金属3Dプリンターの独占販売権、高強度・大型造形可能 ■32000円辺りでの底堅さが意識されやすい 2日の日本株市場は、底堅い相場展開が見込まれる。9月29日の米国市場はNYダウが158ドル安、ナスダックは18ポイント高だった。8月の米コアPCE価格指数の伸びが鈍化し、金利高を警戒した売りが後退したことで買いが先行した。その後は月末、四半期末の調整売りに加えて、米連邦予算案期限を翌日に控えて下院が共和党のつなぎ予算案を否決したため、政府機関閉鎖への警戒感が一段と強まったほか、自動車労働組合(UAW)のストライキ長期化を警戒した売りが強まり下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比195円安の31825円。円相場は1ドル149円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだが、米議会は30日、米政府機関の閉鎖を回避するためのつなぎ予算案が上下両院で可決された。バイデン米大統領は同日、つなぎ予算案に署名したことから、米政府機関の閉鎖が回避された。これを手掛かりとした買いが入りやすく、32000円辺りでの底堅さが意識されそうだ。 また、先週は日経平均の定期入れ替えに伴うリバランスや年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式配分比率の調整に伴う需給の影響を受けたが、この需給イベントが通過したことから、新資金流入への思惑が高まりやすいだろう。日経平均はボリンジャーバンドの-2σまでの調整を経て、押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。ただし、32000円辺りでの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、週明けの米国市場の反応を見極めたいとする慎重姿勢も強まりやすい。こう着感が強まる局面においては、個人主体による中小型株物色に向かわせそうだ。 先週末には配当志向の物色が一巡しバリュー株の利益確定が目立った一方で、ハイテク株が買い戻されていた。リバランスの動きからハイテク株などを買い戻す動きが継続するかが注目されやすい。また、大手ネット証券による株式手数料無料化の動きにより、個人主体の低位材料株や流動性の高いグロース株などでの値幅取り狙いが活発化しよう。 ■アダストリア、24/2上方修正 営業利益180億円←140億円 アダストリア<2685>は2024年2月期業績予想の修正を発表。売上高は2600億円から2700億円、営業利益を140億円から180億円に上方修正した。期初の見通しよりも速く経済活動の正常化が進んでいることに加え、商品企画や価格の見直しなどが奏功した。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(13219.32、+18.04) ・1ドル=149.50-60円 ・SOX指数は上昇(3434.29、+13.30) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・住友商事<8053>米社から金属3Dプリンターの独占販売権、高強度・大型造形可能 ・NEC<6701>川金コアテックと橋の支承を高度に点検、光学振動システム来年度投入 ・日本ガイシ<5333>セラ製吸着材を30年に欧州投入、大気中のCO2回収 ・住友林業<1911>米・集合住宅開発大手を235億円で買収 ・OKI<6703>海洋事業攻勢、水中音響計測施設を開所 ・ダイヤモンドエレクトリックHD<6699>車・機械メーカーと協業、アンモニアエンジン実証 ・ホンダ<7267>北米向けEV公開、来年投入、GMと共同開発 ・オーケーエム<6229>アンモニア燃料船バルブ開発加速、30年度に世界シェア5割へ ・岡本工作機械製作所<6125>大和工機を完全子会社化 ・日立造船<7004>AIで不適搬入物を特定、ゴミ焼却施設向けシステム実証 ・パナソニックHD<6752>パナソニックインダストリー、カナダ社と透明導電フィルムで協業 ・大林組<1802>コサカ建材と、土壌改良材、高炉スラグ活用、CO2排出減 ・出光興産<5019>給油なしSS全国展開、洗車・シェア拠点に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 9月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI(予想:+6、6月:+5) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI(予想:+24、6月:+23) ・08:50 9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資(前年度比予想:+13.6%、6月:+13.4%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
1802 東証プライム
1,813
10/1 15:00
±0(%)
時価総額 1,308,098百万円
1892年創業の大手ゼネコン。国内建設事業を中心に、海外建設事業、エンジニアリング事業等を展開。東京スカイツリーなどで施工実績。グループ社数は140社超。建設バリューチェーンの強化などに取り組む。 記:2024/08/09
1911 東証プライム
7,262
10/1 15:00
+167(%)
時価総額 1,461,223百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
2685 東証プライム
3,550
10/1 15:00
+215(%)
時価総額 173,240百万円
グローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファーム等を展開するカジュアルファッション専門店チェーン。店舗数は国内外で1490店舗超。自社ECの会員数は1750万人。26.2期売上高3100億円目指す。 記:2024/06/04
5019 東証プライム
1,027
10/1 15:00
-1(%)
時価総額 1,529,536百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5333 東証プライム
1,897
10/1 15:00
+26(%)
時価総額 601,975百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
6125 東証スタンダード
3,690
10/1 15:00
+120(%)
時価総額 24,738百万円
総合砥粒加工機メーカー。研削盤や半導体関連製造装置の製造・販売を行う。平面研削盤で国内トップシェア。三井物産と資本業務提携。半導体事業を積極投資セグメントに位置付け。次世代材料領域で事業拡大図る。 記:2024/06/28
6229 東証スタンダード
1,310
10/1 15:00
+8(%)
時価総額 5,921百万円
老舗バルブメーカー。カスタマイズバルブや船舶排ガス用バルブに強み。舶用市場は増収。造船向け販売は価格改定などで売上増。船舶の燃料ガス供給システム向けLNG用バルブは販売順調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/14
614
10/1 15:00
+19(%)
時価総額 5,006百万円
自動車機器事業、パワーコンディショナ等のエネルギーソリューション事業、電子機器事業を手掛ける。自動車用点火コイルで世界シェア上位。28.3期ROE20%以上目標。自動車機器は収益構造改革等に取り組む。 記:2024/05/17
6701 東証プライム
14,300
10/1 15:00
+550(%)
時価総額 3,901,755百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6703 東証プライム
1,004
10/1 15:00
+30(%)
時価総額 87,567百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
1,256
10/1 15:00
+13(%)
時価総額 3,082,296百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7004 東証プライム
1,015
10/1 15:00
+24(%)
時価総額 172,768百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
7267 東証プライム
1,542
10/1 15:00
+34.5(%)
時価総額 8,379,667百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8053 東証プライム
3,318
10/1 15:00
+124(%)
時価総額 4,152,716百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09