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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引~

2023/9/14 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 ■H.I.S.、3Q営業損失 赤字縮小 ▲41.9億円 ■前場の注目材料:東芝、首都高でローカル5G実証、分散型アンテナの有効性確認 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 14日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが70ドル安、ナスダックは39ポイント高だった。8月の消費者物価指数(CPI)は予想を上回る伸びとなったが、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ軌道を大きく修正する内容ではないとの見方となった。米長期金利が低下に転じたためハイテクが買われ、相場全体の上昇を後押しした。一方でNYダウは終盤にかけ景気悪化懸念などから下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比185円高の32635円。円相場は1ドル147円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションの開始直後に付けた32440円を安値に底堅さが見られるなか、CPIの発表を通過後はリバウンド基調が強まり、一時32710円まで買われる場面が見られた。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合を通過するまでは積極的な売買は手控えられるものの、ひとまず米CPIを無難に通過したことから、買い戻しの動きが意識されそうだ。 また、ナスダックに新規上場(IPO)する英アームは、売り出し価格が仮条件の上限で決まったと報じられている。当初は慎重な見方がされていただけに、ソフトバンクG<9984>への支援材料になると考えられ、日経平均をけん引することが期待される。また、米国ではCPI通過でハイテク株が買い戻されているため、これを引き継ぐ格好から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの買い戻しが意識されそうだ。 日経平均は足もとでこう着感の強い相場展開が続いているが、緩やかに上昇する75日線が支持線として機能している。また、上値はボリンジャーバンドの+1σで強弱感が対立しており、レンジとしては32530円~32810円辺りが意識されやすいだろう。ただし、米CPI通過によるアク抜けが意識されてくるようだと、+1σ突破から節目の33000円をターゲットとしたトレンドに向かわせる可能性はあるだろう。積極的な上値追いは限られるだろうが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。 ■H.I.S.、3Q営業損失 赤字縮小 ▲41.9億円 H.I.S.<9603>が発表した2023年10月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比64.1%増の1639.81億円、営業損益は41.90億円の赤字(前年同期は391.42億円の赤字)だった。国内旅行やホテル事業が持ち直し、赤字幅が大幅に縮小した。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(13813.59、+39.97) ・シカゴ日経先物は上昇(32635、大阪比+185) ・1ドル=147.30-40円 ・SOX指数は上昇(3560.46、+19.37) ・VIX指数は低下(13.48、-0.75) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・東芝<6502>首都高でローカル5G実証、分散型アンテナの有効性確認 ・ニデック<6594>TAKISAWA、TOBに賛同 ・岩谷産業<8088>ステンレス・銅配管溶接で新技術、銅鉄合金溶加材活用 ・ローム<6963>シリコンキャパシター参入、スマホなど向け小型化 ・住友商事<8053>系統用蓄電所が北海道千歳市に完成、中古EVバッテリー活用 ・日野自<7205>EVトラック攻勢、物流の担い手確保考慮 ・三菱重<7011>水素ポンプ耐久確認、米で250時間運転 ・パナHD<6752>太陽光照射で水素生成、電気不使用装置の研究開始 ・凸版印刷<7911>北大病院と、医療従事者の説明業務支援、デジタルクローン活用実証 ・日本冶金工業<5480>子会社に自動造管ライン新設、高機能材管を増強 ・日本ガイシ<5333>系統用蓄電所、来年度事業化 ・DIC<4631>近赤外線蛍光色素、MITのタグ技術に採用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 7月機械受注(船舶・電力を除く民需)(前月比予想:-0.8%、6月:+2.7%) <海外> ・10:30 豪・8月失業率(予想:3.7%、7月:3.7%) ・10:30 豪・8月雇用者数増減(予想:+2.50万人、7月:-1.46万人) 《ST》
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4631 東証プライム
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時価総額 336,856百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
5333 東証プライム
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5480 東証プライム
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時価総額 60,671百万円
大手ステンレス鋼メーカー。1925年創業。ステンレス鋼、床用ステンレス鋼板、高耐食鋼・合金、耐熱鋼・合金等を手掛ける。NASブランドで知られる。中国、インドなどのターゲット市場で高機能材の拡販図る。 記:2024/09/02
6502 東証プライム
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時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6594 東証プライム
2,915
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時価総額 3,476,339百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
1,564
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6963 東証プライム
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時価総額 592,922百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。SiCなどパワーデバイスは生産能力増強進める。LSIの新商品開発で新規需要の獲得図る。 記:2024/10/20
7011 東証プライム
2,167
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時価総額 7,310,695百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7205 東証プライム
516.5
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時価総額 296,771百万円
トヨタグループの商用車メーカー。1910年創業。トラック及びバスの製造・販売、TOYOTAブランド車の受託生産等を行う。大・中型トラックに強み。国内は大型トラックの売上台数が順調。固定費のスリム化図る。 記:2024/12/21
7911 東証プライム
4,315
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時価総額 1,375,216百万円
国内印刷大手のTOPPANを中核とする持株会社。デジタルビジネス、BPO、セキュアメディア関連等の情報コミュニケーション事業が主力。マーケティングDXは順調。建装材関連では家具向け化粧シートの拡販図る。 記:2024/12/22
8053 東証プライム
3,248
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-28(%)
時価総額 3,933,650百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。総還元性向40%以上目安。27.3期当期利益6500億円目標。事業ポートフォリオの変革進める。 記:2024/11/10
8088 東証プライム
1,837.5
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時価総額 430,429百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。1930年創業。総合エネルギー事業ではLPガス直売顧客数の拡大等に注力。 記:2024/11/11
9603 東証プライム
1,348
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-21(%)
時価総額 107,653百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。変なホテル等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HD等を傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。旅行事業の国内営業拠点数は140拠点超。変なホテルなど国内ホテルは順調。 記:2024/11/11
9984 東証プライム
9,251
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時価総額 13,598,924百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27