マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 15:11:42
15,184,291
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

好決算銘柄への資金流入が続き相場を支える【クロージング】

2023/5/11 16:10 FISCO
*16:10JST 好決算銘柄への資金流入が続き相場を支える【クロージング】 11日の日経平均は小幅反発。4.54円高の29126.72円(出来高概算13億株)で取引を終えた。円相場が1ドル=134円台前半へと円高に振れたことを嫌気して、輸出関連株などに売りが先行して始まり、日経平均は29028.71円まで下げ幅を広げる場面があった。ただ、企業の決算発表が本格化するなか、好業績銘柄や株主還元策の強化を発表する企業などへの資金流入が強まり、相場全般を下支えした格好。こう着ながらも日経平均は29000円を割り込むことはなく、底堅い値動きだった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1000を超え、全体の5割超を占めた。セクター別では、石油石炭、鉱業、サービス、パルプ紙など12業種が上昇。一方、非鉄金属、海運、倉庫運輸、建設など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、KDDI<9433>、富士フイルム<4901>、バンナムHD<7832>が堅調だった半面、協和キリン<4151>、住友鉱<5713>、花王<4452>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が軟調だった。 前日の米国市場は、米債務上限問題を巡る不透明感が根強く、NYダウは続落した。一方、消費者物価指数(CPI)の結果などを受けて米金利が低下するなか、米ハイテク株が買われていた。この流れを受けて半導体関連株の一角が堅調となり、相場の底堅さにつながった。また、パナHD<6752>、INPEX<1605>など好決算を発表した銘柄や大規模な自社株買いを発表したヤマトHD<9064>など個別材料株に投資家の資金がシフトしていた。 なお、米国の債務上限問題の行方が気掛かりとなり、積極的に売り買いを仕掛ける投資家も少ない。国内でも本格化している国内企業の決算は来週前半で一巡するだけに、決算内容を確認してから動き出しても遅くはないと考えている向きも多い。このため、当面は決算受けた個別銘柄への売買が主流で、相場全般は狭い値幅での動きにとどまる展開が続くだろう。 《CS》
関連銘柄 13件
1605 東証プライム
2,005
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 2,524,568百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
4151 東証プライム
2,523
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 1,362,420百万円
キリンHD傘下の製薬会社。骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患など疾患領域に注力。FGF23関連疾患治療剤「クリースビータ」などが主要製品。バイオテクノロジー、抗体医薬に強み。腎性貧血治療剤は順調。 記:2024/10/09
4452 東証プライム
6,208
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 2,892,307百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
3,265
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 4,061,258百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5713 東証プライム
3,823
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 1,111,782百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
1,551
11/22 15:30
+31(%)
時価総額 3,806,846百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17