マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 9:25:38
9,416,077
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日銀ショックが尾を引き、リバランスの動きが継続【クロージング】

2022/12/21 17:08 FISCO
*17:08JST 日銀ショックが尾を引き、リバランスの動きが継続【クロージング】 21日の日経平均は続落。180.31円安の26387.72円(出来高概算17億7000万株)で取引を終えた。前日の日銀によるイールド・カーブ・コントロール(YCC)の修正によるヘッジ対応の動きが続き、日経平均は前場中盤には26269.80円まで下押した。連日の株価下落による自律反発を狙った買いや時間外取引での米国株先物が上昇しているため、押し目を拾う動きがみられたものの、先行き警戒感は拭えず、26400円前後でもみ合いが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、銀行、海運など6業種が上昇。一方、輸送用機器、不動産、電気機器、ガラス土石など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、コナミG<9766>、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、TDK<6762>、京セラ<6971>、アドバンテス<6857>、デンソー<6902>が軟調だった。 前日の日銀の政策修正が尾を引き、リバランスの動きが続いた。また、日米金利差縮小を見込んで、円相場は円高傾向となるなか、輸出関連株を中心に売りが先行した。主力の輸出関連企業は、上半期決算発表時に想定為替レートを1ドル135~140円程度と円安を前提にしているため、円安メリットがはく落し業績悪化につながることは気掛かりとなっている。また、利ざや改善期待から前日に買われた銀行株は本日も強い値動きが目立ち、メガバンク3行は揃って年初来高値を更新。 きょうの市場は日銀ショックの余波が続いた形となった。ただ、日銀の政策修正が今後も続くとは想定しがたく、関係者からは「今後のポイントはYCCのさらなる修正というよりは、マイナス金利の撤廃時期に移ってくる」とみる向きが多く、日銀の次の一手がどうなるのか見極めたいとする投資家が大半のようだ。このため、東京市場を含めた金融市場が日本の金融政策の先行きを不確実視する動きは拭えず、目先は不安定な値動きを強いられるのではないかとの不安心理がくすぶっている。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
1,735.5
10/11 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,178,286百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,887
10/11 15:00
-12(%)
時価総額 3,668,064百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
7,798
10/11 15:00
+260(%)
時価総額 5,974,586百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,130.5
10/11 15:00
-10(%)
時価総額 6,714,867百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6971 東証プライム
1,712
10/11 15:00
-7(%)
時価総額 2,585,931百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9766 東証プライム
14,785
10/11 15:00
+130(%)
時価総額 2,121,648百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17