マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 11:26:11
9,003,310
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~FRBが利上げペースを緩めるとの見方から、押し目狙いのスタンス~

2022/10/27 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~FRBが利上げペースを緩めるとの見方から、押し目狙いのスタンス~ 27日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:FRBが利上げペースを緩めるとの見方から、押し目狙いのスタンス ■キヤノン、 3Q営業利益 24.0%増 2560億円 ■前場の注目材料:アイダ、高速精密プレスシステム一括提供、EVモーターコア向け ■FRBが利上げペースを緩めるとの見方から、押し目狙いのスタンス 27日の日本株市場は、売り優勢ながらも下値の堅さは意識されやすい相場展開が見込まれよう。26日の米国市場ではNYダウが2ドル高だった。9月の卸売在庫の伸びの鈍化や新築住宅販売件数の減少を受け景気減速を懸念した流れから売り先行で始まった。その後、カナダ銀行(中央銀行)が予想外の利上げペースを縮小したことから、米連邦準備理事会(FRB)も利上げペースを緩めるとの期待が高まり長期金利が低下すると、NYダウは一時300ドルを超える上昇を見せた。ただし、アルファベットやマイクロソフトの決算を嫌気した売りのほか、大型テック株が総じて軟調ななか売りが広がる格好となり、NYダウは小幅な上昇にとどまり、ナスダックは大幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円安の27380円。円相場は1ドル146円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや売り先行で始まろう。アルファベットの下落などは前日の時点で織り込まれているものの、メタプラットフォームズが弱気な見通しが嫌気されて時間外で20%近く急落しており、これが重荷になりそうだ。米国では足元の決算で、予想ほど悪くないといった見方から買われる動きを見せていたが、期待されていた大型テック株の決算後の急落が相次ぐなか、手掛けづらくさせそうである。 もっとも、VIX指数は27.28に低下しており、ほぼ1か月ぶりの水準まで下げてきている。決算への警戒はあるものの、FRBが利上げペースを緩めるとの見方から、全体としてはリスク選好に向かわせそうである。軟調な地合いながらもショートは仕掛けづらく、一方でリバランスに伴う買い戻しの動きは意識されてくるだろう。また、日経225先物はナイトセッションで一時27370円まで下げる場面も見られたが、同水準に位置している75日線が支持線として機能していた。同線がサポートに変わるなか、短期的に売られる局面においては押し目狙いのスタンスで対応したいところだ。 物色としては、主力ハイテク株は手掛けづらくさせるだろうが、インデックスに絡んだ商いが主導するなか、決算を手掛かりとした個別物色になりそうだ。昨日の決算及び業績修正では、日ギア<6356>、NTTDIM<3850>、カプコン<9697>、日立建機<6305>、オムロン<6645>、フィンテック<8789>、シモジマ<7482>、日新薬<4516>などが注目される。 ■キヤノン、 3Q営業利益 24.0%増 2560億円 キヤノン<7751>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比12.4%増の2兆8742.39億円、営業利益は同24.0%増の2560.55億円だった。部品不足が続いて100%生産できていない状態。ただし、販売価格への転嫁が進んでいる。通期については、カメラや半導体露光装置などの需要が底堅く推移するとして売上高を上方修正した一方、純利益は有価証券評価損などが響くとして下方修正。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27431.84、+181.56) ・NYダウは上昇(31839.11、+2.37) ・VIX指数は低下(27.28、-1.18) ・米原油先物は上昇(87.91、+2.59) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・アイダ<6118>高速精密プレスシステム一括提供、EVモーターコア向け ・クボタ<6326>840億円投じた新開発拠点公開、農機電動化など加速 ・住友重<6302>愛媛・西条にイオン注入装置の新工場、生産能力2倍 ・IHI<7013>JERAとマレーシアでアンモニア混焼検討、愛知・碧南の成果転用 ・キヤノン<7751>工場国内回帰、中国・東南アジア生産見直し ・NTTデータ<9613>メキシコのUmvel買収、アプリ開発・ニアショア拡充 ・サンワテクノス<8137>中国武漢・常州に拠点新設、地域ニーズ取り込み ・コーセー<4922>化粧品キャップ向け廃リサイクル素材外販、第1弾に吉田コスメが12月 ・王子HD<3861>ヒトiPS向け培養基材発売 ・レンゴー<3941>兵庫・尼崎でバイオマス焼却設備を竣工 ・日本触媒<4114>中分子薬の海外営業強化、30年売上高100億円へ ・第一工業製薬<4461>LiB負極用ポリイミド接着剤を開発、劣化防ぎ安定動作実現 ・旭化成<3407>バイオ原料でPPE生産、シンガポール子会社が国際認証取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(28日まで) <海外> ・10:30 中・9月工業企業利益 《ST》
関連銘柄 21件
3407 東証プライム
1,093
10/10 15:00
+17(%)
時価総額 1,523,568百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
2,347
10/10 12:50
-39(%)
時価総額 11,629百万円
Webシステム構築基盤、業務アプリケーション製品のパッケージ開発・販売等を行う。エンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」が主力製品。SaaSビジネス推進に向けた施策を強化。 記:2024/08/05
3861 東証プライム
578
10/10 15:00
+3.2(%)
時価総額 586,313百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
3941 東証プライム
978.5
10/10 15:00
+2.8(%)
時価総額 265,228百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
4114 東証プライム
1,798
10/10 15:00
+13.5(%)
時価総額 280,488百万円
化学品メーカー。酸化エチレンやアクリル酸等の基礎化学品と、高吸水性樹脂や医薬中間体等の機能性化学品等を製造、販売する。アクリル酸と高吸水性樹脂で高シェア。今期3Q累計は海外市況や原料価格の下落が影響した。 記:2024/04/14
4461 東証プライム
3,205
10/10 15:00
+30(%)
時価総額 34,242百万円
界面活性剤、光硬化樹脂用材料などの機能材料が柱。1909年創業。京都府京都市に本社。ショ糖脂肪酸エステル、ウレタン材料、電子デバイス材料等も。高性能帯電防止剤用イオン液体の事業拡大に向けた取り組み強化。 記:2024/08/01
4516 東証プライム
3,988
10/10 15:00
-15(%)
時価総額 280,161百万円
中堅製薬メーカー。1919年創立。泌尿器科、血液内科、難病・希少疾患、婦人科が注力領域。サプリメントなど機能食品事業も。デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤などは順調。29.3期売上高2300億円目標。 記:2024/06/18
4922 東証プライム
9,037
10/10 15:00
-165(%)
時価総額 547,579百万円
化粧品国内大手。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリーク、ファシオなど有力ブランド多数。高級スキンケアに定評。新商品の寄与等でタルトの売上は過去最高。23.12期通期は増収。24.12期は2桁営業増益計画。 記:2024/04/16
6118 東証プライム
780
10/10 15:00
+8(%)
時価総額 54,169百万円
プレス機専業メーカー。1917年創業。電動自動車用モータコア向け高速精密プレス機で国内トップシェア。自動車メーカー等が主要取引先。EV関連など成長製品へのシフト、付加価値投入による製品の差別化図る。 記:2024/07/26
6302 東証プライム
3,541
10/10 15:00
+41(%)
時価総額 435,207百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6305 東証プライム
3,538
10/10 15:00
+11(%)
時価総額 761,077百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6326 東証プライム
2,100.5
10/10 15:00
+43.5(%)
時価総額 2,521,119百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6356 東証スタンダード
460
10/10 15:00
-5(%)
時価総額 6,569百万円
1938年創業の歯車製品メーカー。バルブアクチュエータ、ジャッキなどが主要製品。国内原子力発電所のバルブアクチュエータで高シェア。製品の多くを国内自社工場で生産。海外顧客開拓、新商品開発などに注力。 記:2024/08/09
6645 東証プライム
6,560
10/10 15:00
+131(%)
時価総額 1,352,967百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
7013 東証プライム
7,966
10/10 15:00
+149(%)
時価総額 1,232,181百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7482 東証プライム
1,346
10/10 15:00
-12(%)
時価総額 32,651百万円
包装紙などの紙製品、化成品・包装資材、POP用品などの店舗用品を扱う商社。1920年創業。アイテム数は10万点超。7&iHDなどが主要取引先。環境配慮型商品や主力既製品の拡販に加え、特注品の受注等に注力。 記:2024/08/22
7751 東証プライム
5,095
10/10 15:00
+35(%)
時価総額 6,795,522百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8137 東証プライム
1,949
10/10 15:00
+4(%)
時価総額 31,270百万円
電機・電子・機械分野で事業展開する独立系商社。小型モータやコネクターなど電子部門の売上比率が高い。仕入先は約2000社、顧客は約3100社。配当性向25~35%目標。高付加価値の新商品の開発、拡販進める。 記:2024/06/18
8789 東証スタンダード
74
10/10 15:00
±0(%)
時価総額 14,896百万円
プライベートエクイティ投資、アセット投資、航空機アセットマネジメント等の投資銀行事業が主力。公共コンサルティング事業等も手掛ける。預り資産残高は増加傾向。事業承継ソリューション業務受託などに注力。 記:2024/08/01
9613 東証プライム
2,534.5
10/10 15:00
-29.5(%)
時価総額 3,554,636百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9697 東証プライム
3,198
10/10 15:00
-24(%)
時価総額 1,704,569百万円
ゲームソフト大手。人気IPを多数保有。アミューズメント施設の運営や関連機器の開発も。24.3期3Q累計は昨年6月発売の「ストリートファイター」新作などが業績に貢献。施設運営や機器販売も伸びて増収宇増益に。 記:2024/04/11