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前場に注目すべき3つのポイント~アルファベット決算が重荷も利食いが強まる局面においては押し目狙いのスタンスに~

2022/10/26 8:56 FISCO
*08:56JST 前場に注目すべき3つのポイント~アルファベット決算が重荷も利食いが強まる局面においては押し目狙いのスタンスに~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:アルファベット決算が重荷も利食いが強まる局面においては押し目狙いのスタンスに ■オービック、2Q営業利益 16.5%増 307億円、コンセンサスの範囲内 ■前場の注目材料:日本郵船、26年めど自航式SEP船保有、秋田・洋上風力に投入 ■アルファベット決算が重荷も利食いが強まる局面においては押し目狙いのスタンスに 26日の日本株市場は、買い先行後は次第にこう着感が強まりやすいものの、押し目買い意欲は高まりそうだ。25日の米国市場ではNYダウが337ドル高だった。予想を下回った住宅関連指標を受け景気後退懸念が強まり弱含む場面も見られたが、10月消費者信頼感指数も悪化したため長期金利が大幅に低下すると買いが強まり上昇に転じた。また、金利低下に加えてドル安、さらに決算への期待を受けてハイテク株も強く、相場全体を押し上げる格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比295円高の27555円。円相場は1ドル148円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。日経平均は直近戻り高値水準を捉えてくることにより、27513円辺りに位置している75日線を意識してきそうである。ただし、決算発表が本格化するなか、米国市場ではアルファベットやマイクロソフトが決算の初動で売られており、アルファベットについては時間外取引で6%を超える下落を見せている。そのため、買い一巡後は26日の米国市場の反応を見極めたいとして、手控えムードを強めてくる可能性はありそうだ。 日中は米株先物の動きなどに振らされやすく、利益確定の動きが強まる局面には注意しておきたいところであろう。ただし、米連邦準備理事会(FRB)が12月以降に利上げペースを緩めるとの見方から、売りを仕掛けてくる流れにはなりづらいと考えられ、利食いが強まる局面においては押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、日経225先物はナイトセッションで上値抵抗線として意識されていた75日線を突破し、10月6日につけた戻り高値27400円をクリアしている。買い一巡後に利食いに押されたとしても75日線辺りでの底堅さがみられるようであれば、その後のショートカバーにつながる可能性はあるだろう。 物色としては決算を手掛かりとした個別物色のほか、足元でようやくリバウンドの動きを見せてきた値がさハイテク株については、押し目狙いのスタンスで対応したいところ。また、中小型株については、足元で調整一巡感がみられている銘柄などへのリバウンド狙いのスタンスになりそうだ。そのほか、期待感はそれほど高まっていないとはいえ、経済対策を手掛かりとしたテーマ性のある銘柄などにも資金を向かわせよう。そのほか、足元で強い値動きを継続している通信株などにも注目しておきたい。 ■オービック、2Q営業利益 16.5%増 307億円、コンセンサスの範囲内 オービック<4684>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比12.7%増の490.76億円、営業利益は同16.5%増の307.18億円だった。コンセンサスの範囲内。主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」は、統合的に情報を管理するERPシステムとして伸びた。同社クラウドソリューションの採用増加に伴い、サーバー機器等のハードウェア仕入販売の売上が引き続き低水準で推移したものの、付加価値の高いシステム構築売上については、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進んだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26974.90、+84.32) ・NYダウは上昇(31499.62、+417.06) ・ナスダック総合指数は上昇(10952.61、+92.90) ・シカゴ日経先物は上昇(27145、大阪比+185) ・SOX指数は上昇(2351.55、+14.86) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日本郵船<9101>26年めど自航式SEP船保有、秋田・洋上風力に投入 ・京セラ<6971>滋賀・野洲に100億円投資、生産技術の新拠点 ・トヨタ<7203>トヨタなど6社の研究組合、福島にバイオ燃料新拠点、24年10月操業 ・トヨタ紡織<3116>シロキ工業の海外2法人買収、シート骨格機構部品集約 ・デンカ<4061>セメント事業撤退、太平洋セメに売却 ・アステラス薬<4503>米タイシャと提携、遺伝子治療薬開発を促進 ・太平洋セメント<5233>中国・大連工場を12月閉鎖、東南アに集約 ・住友商事<8053>マレーシア・ベトナムでデジタルヘルスケア事業拡大 ・トヨタ<7203>セダン型EVを中国で販売、BYDと共同開発 ・ダイキン<6367>欧州のヒートポンプ暖房市場で攻勢、国別ニーズへの対応カギ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・7-9月期消費者物価指数(前年比予想:+7.0%、4-6月期:+6.1%) 《ST》
関連銘柄 10件
3116 東証プライム
1,862
10/11 15:00
-20.5(%)
時価総額 349,434百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
4061 東証プライム
2,213
10/11 15:00
+8.5(%)
時価総額 195,974百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
4503 東証プライム
1,750.5
10/11 15:00
-15.5(%)
時価総額 3,213,659百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4684 東証プライム
5,002
10/11 15:00
-24(%)
時価総額 2,490,996百万円
独立系システムインテグレーター。統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」が主力。ERP市場で国内トップシェア。企業内システムの設計から導入、保守までの一貫体制構築。OBIC7シリーズは新規顧客開拓進む。 記:2024/05/17
5233 東証プライム
3,315
10/11 15:00
-43(%)
時価総額 404,380百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等を手掛ける。セメント製造環境技術、安定供給能力等が強み。東南アジアでの事業拡大などに注力。 記:2024/04/29
6367 東証プライム
19,430
10/11 15:00
-150(%)
時価総額 5,695,205百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6971 東証プライム
1,712
10/11 15:00
-7(%)
時価総額 2,585,931百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8053 東証プライム
3,318
10/11 15:00
-14(%)
時価総額 4,152,716百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9101 東証プライム
4,872
10/11 15:00
-28(%)
時価総額 2,485,524百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04