マーケット
9/30 15:15
37,919.55
-1,910.01
42,330.15
+17.15
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 8:46:46
9,077,940
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き~

2022/7/13 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き ■東宝、 1Q営業利益 142億円、自社株取得枠設定 ■前場の注目材料:シンフォニア、半導体関連機器の生産倍増、3拠点に70億円投資 ■全般こう着のなか、業績を手掛かりとした個別物色の動き 13日の日本株市場は、前日の下落に対する自律反発が意識されるものの、次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが192ドル安だった。新型コロナ感染拡大を受けた中国・上海の都市封鎖による景気減速懸念のほか、13日の消費者物価指数(CPI)発表を控えた警戒から売り優勢の展開。CPIに関連した観測報道を受けて、NYダウの下落幅は一時300ドルを超える場面も見られ、ナスダックは続落で25日線を割り込んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の26435円。円相場は1ドル136円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。もっとも、前日に500円近く下落した買い戻しの動きが中心であるため、リバランスの動きが一巡した後は、次第にこう着感が強まることになりそうだ。とはいえ、NYダウは一時300ドル安を見せるなど、CPIについては相当織り込まれていると考えられる。また、SOX指数は小幅に上昇しており、減速懸念から売られていた半導体株の一角にはリスクを取る動きも見られており、下値の堅さは意識されよう。 日中は上海やハンセン指数の動向を睨みながらの展開になるほか、グローベックスの米株先物の動きにも関心が集まりやすく、大きく変動する局面においては、先物主導による仕掛け的な動きに向かわせそうだ。特に昨日の東証プライムの出来高は10億株程度と薄商いであり、本日も商いは膨らみづらい状況と考えられ、短期の仕掛け的な動きに過剰に反応しやすい面もある。下へのバイアスが強まる局面においては、その後のショートカバーを狙った押し目を狙いたいところである。 物色としては、昨日は指数インパクトの大きい値がさ株が総じて軟調だったことで指数の重荷となっていた。主力処が底堅い値動きを見せてくるようであれば、リバウンド狙いの動きに向かわせやすい。また、ナスダックの25日線割れにより中小型株は手掛けづらいだろうが、半導体株の一角には見直しの動きが意識されそうだ。また、決算発表が徐々に増えてきているなか、通期見通しを上方修正してくる動きも散見されており、業績を手掛かりとした個別物色の動きも強まることになろう。 ■東宝、 1Q営業利益 142億円、自社株取得枠設定 東宝<9602>が発表した第1四半期業績は、営業収入が618.65億円、営業利益は142.73億円(前年同期は105億円)だった。コンセンサス(134億円程度)を上回る。「名探偵コナンハロウィンの花嫁」「シン・ウルトラマン」等のヒット作品が業績に寄与した。あわせて100万株、60億円上限の自社株取得枠設定(発行済みの0.57%)を発表している。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(26435、大阪比+155) ・SOX指数は上昇(2558.17、+4.49) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・シンフォニア<6507>半導体関連機器の生産倍増、3拠点に70億円投資 ・住友重<6302>中国依存引き下げ、東南アに射出成形機の組立工場 ・NTT<9432>日米間に350Tbps海底通信ケーブル、NTTなど3社月内に新事業会社 ・パナHD<6752>ベトナム電設資材3.5倍、30年度500億円事業に拡大 ・三菱商事<8058>ペルーで銅精鉱生産開始、自動運転重機を導入 ・双日<2768>家庭用蓄電池システム販売参入、台湾社と代理店契約 ・ローム<6963>中国新興と提携、車載機器向け回路開発 ・グンゼ<3002>30年めどフィルム工場で廃プラゼロ、滋賀・守山で先行、世界展開へ ・帝人<3401>富士通とリサイクル素材の環境価値化基盤構築へ、共同プロ開始 ・大正薬HD<4581>宇宙日本食「リポビタンゼリー」、ISSの長期ミッション搭載品選定 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・時間未定 中・6月輸出(前年比予想:+12.5%、5月:+16.9%) ・時間未定 中・6月輸入(前年比予想:+4.0%、5月:+4.1%) ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想) 《ST》
関連銘柄 11件
2768 東証プライム
3,365
9/30 15:00
-15(%)
時価総額 842,260百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3002 東証プライム
5,630
9/30 15:00
-100(%)
時価総額 102,995百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
3401 東証プライム
1,416
9/30 15:00
-40.5(%)
時価総額 280,303百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4581 東証スタンダード
8,580
4/8 15:00
-10(%)
時価総額 730,501百万円
大衆薬大手。ドリンク剤、風邪薬、育毛剤に強み。海外開拓や医療用薬にも注力。ビオフェルミンシリーズ、リアップシリーズは売上増。24.3期3Qは増収。MBO成立で同社株は24年4月9日付けで上場廃止予定。 記:2024/03/05
6302 東証プライム
3,440
9/30 15:00
-136(%)
時価総額 422,793百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
5,050
9/30 15:00
-200(%)
時価総額 150,434百万円
半導体製造装置向けアクチュエータ等のモーション機器事業が主力。1917年創業。旧社名は神鋼電機。クリーン搬送システム事業、パワーエレクトロニクス機器事業も。半導体製造装置向け搬送機器の生産能力増強進める。 記:2024/08/10
1,243
9/30 15:00
-38.5(%)
時価総額 3,050,393百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6963 東証プライム
1,606
9/30 15:00
-58.5(%)
時価総額 661,672百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
8058 東証プライム
2,952.5
9/30 15:00
-129.5(%)
時価総額 12,732,603百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
146.8
9/30 15:00
-3(%)
時価総額 13,292,786百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9602 東証プライム
5,813
9/30 15:00
-153(%)
時価総額 1,084,072百万円
国内最大の映画製作・配給会社。劇場用映画の製作・配給、「TOHOシネマズ」の運営等を行う映画事業が主力。演劇事業や不動産事業等も手掛ける。配当性向は30%以上目安。アニメを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/05/16