マーケット
10/8 15:15
38,937.54
-395.20
42,080.37
+126.13
暗号資産
FISCO BTC Index
10/9 16:17:45
9,242,439
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~商いが細るなかで大きなトレンドは出にくい~

2022/4/15 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~商いが細るなかで大きなトレンドは出にくい~ 15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:商いが細るなかで大きなトレンドは出にくい ■ファーストリテ、今期最終益1900億円に上方修正、コンセンサスに一致 ■前場の注目材料:日本ガイシ、オークマとベリ銅製金型を長寿命化、GFRPなど効率成形 ■商いが細るなかで大きなトレンドは出にくい 15日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着の強い相場展開になりそうだ。14日の米国市場はNYダウが113ドル安だった。ゴールドマン・サックスやシティグループ、モルガン・スタンレーなどの決算が評価されNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せた。ただし、NY連銀のウィリアムズ総裁が5月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%の利上げが理にかなった選択とするなど、利上げ加速を支持する姿勢を見せたため改めて金利の先高観が警戒され下落に転じた。金利が一段と上昇しハイテク株も売られ、引けにかけ下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の26915円。円相場は1ドル125円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。ただし、日経平均は前日までの強いリバウンドで27000円を回復し、75日線水準を捉えていたこともあり、自律反発としては一巡感も意識されやすいところである。米国についてもNYダウは75日線までのリバウンドを見せた後に下げに転じていることから、自律反発の範囲内といったところ。また、米国はグッドフライデーの3連休前だったことからポジション調整の動きもあったと考えられる。 もっとも月曜日はイースターマンデーで欧州市場は休場となることから、海外勢のフローは限られる。昨日の東証プライムの売買高は10億株程度と薄商いだったこともあり、より商いが細るなかで大きなトレンドは出にくいだろう。短期的にはインデックスに絡んだ商いに振らされやすいものの、オーバーウィークのポジションは取りづらいことから、その後のカバーの動きも速そうだ。また、積極的なロングの動きから上昇したというよりは裁定に絡んだ動きだったため、大きくロングに傾いているわけではなく、売り一巡後は底堅さも意識されよう。 海外勢のフローが限られるなか、物色は個人主体の中小型株に向かいやすい。また、決算を手掛かりとした個別対応にもなりそうだ。昨夕決算を発表したところでは、4℃ HD<8008>、Gunosy<6047>、JMACS<5817>、串カツ田中<3547>、ティアンドエス<4055>、ディップ<2379>などが注目される。なお、ナスダックの下落影響により指数インパクトの大きい値がさ株は日経平均の重荷となる可能性はあるものの、ファーストリテ<9983>がADR市場で強い動きを見せていたこともあり、下支えとして意識されよう。 ■ファーストリテ、今期最終益1900億円に上方修正、コンセンサスに一致 ファーストリテ<9983>は2022年8月期の純利益を前期比11.9%増の1900億円(従来予想1750億円)に上方修正した。コンセンサス(1900億円程度)にほぼ一致した。為替市場で円安が急速に進んでいるなか、外貨建て資産など金融収益の増加を織り込んだ。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27172.00、+328.51) ・1ドル=125.90-00円 ・米原油先物は上昇(106.95、+2.70) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日本ガイシ<5333>オークマとベリ銅製金型を長寿命化、GFRPなど効率成形 ・ダイセル<4202>無機・有機物複合で新材料、100億円事業創出 ・日揮HD<1963>川崎汽船とFLNG新方式確立、中古タンクでコスト減 ・ブラザー工業<6448>印に工作機械保守・マーケティングの新会社 ・デンカ<4061>新潟・鏡田工場に戦略投資110億円、抗原検査キット2.5倍 ・双日<2768>JU岐阜羽島と提携、中古車オークションサービス共同開発 ・GSユアサ<6674>英に鉛蓄電池配送センター、現地販売1.5倍に ・日産自<7201>EVレースチームを買収、新車開発にノウハウ活用 ・フジクラ<5803>センサー増産、収益多様化へ試金石 ・東洋紡<3101>神経再生誘導チューブ能力3倍、25年めど、国内外で需要拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 17件
1963 東証プライム
1,313
10/8 15:00
-6.5(%)
時価総額 340,605百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
2379 東証プライム
2,878
10/8 15:00
-34(%)
時価総額 173,083百万円
アルバイト求人情報サイト「バイトル」の運営等を行う人材サービス事業が柱。中堅・中小企業のDX化を支援するDX事業も。27.2期営業利益200〜250億円目標。生成AI活用の対話型バイト探しサービスを開始。 記:2024/06/04
2768 東証プライム
3,403
10/8 15:00
-77(%)
時価総額 851,771百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
3101 東証プライム
994
10/8 15:00
-11(%)
時価総額 88,515百万円
包装用フィルム等のフィルム部門、エンジニアリングプラスチック等の環境・機能材部門が柱。1882年創立。VOC処理装置、海水淡水化用逆浸透膜に強み。総還元性向30%目安。包装用フィルムは海外への拡販図る。 記:2024/09/03
3547 東証スタンダード
1,530
10/8 15:00
-53(%)
時価総額 14,380百万円
串カツ専門店を直営・FCで全国展開。冷凍串カツをインターネットでも販売。新業態の「鳥玉」「焼肉くるとん」を育成へ。認知度上昇や価格改定効果で堅調。拠点集約化等でコスト抑制。人件費増や施設費などこなす。 記:2024/08/05
4055 東証グロース
1,780
10/8 15:00
-41(%)
時価総額 13,587百万円
システム開発会社。製造業の生産管理システムシステム等の開発、運用、保守を主力に、半導体関連のシステムやインフラ構築、AI関連ソフトの開発を行う。今期1Qの売上高は過去最高を更新も、人材採用投資等が重し。 記:2024/04/13
4061 東証プライム
2,212.5
10/8 15:00
-47(%)
時価総額 195,930百万円
化学メーカー。リチウムイオンバッテリーや5G関連の最先端素材、ワクチンや検査試薬、特殊混和剤、肥料、機能性樹脂、食品用包装シート等を提供する。今期3Q累計は民生機器や高圧ケーブル向けが足踏みとなった。 記:2024/04/13
4202 東証プライム
1,336
10/8 15:00
-34(%)
時価総額 404,732百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
5333 東証プライム
1,907.5
10/8 15:00
-16.5(%)
時価総額 605,307百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5803 東証プライム
5,190
10/8 15:00
+203(%)
時価総額 1,535,529百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
5817 東証スタンダード
539
10/8 13:39
-6(%)
時価総額 2,529百万円
防災用電線や通信用ケーブル、計装・制御用ケーブル等の製造・販売を行う。多品種、少ロット、短納期対応などが強み。兵庫県加東市に本社。トータルソリューション事業は縮小。電線事業は高付加価値製品の販売に注力。 記:2024/08/19
6047 東証プライム
788
10/8 15:00
-13(%)
時価総額 19,100百万円
情報キュレーションサービス「グノシー」、KDDIとの協業アプリ「ニュースパス」等の運営を行う。業務支援特化・生成AIサービス「ウデキキ」等も。ゲームエイト事業では国内メディアソリューション事業が好調。 記:2024/05/17
6448 東証プライム
2,972
10/8 15:00
-25.5(%)
時価総額 779,321百万円
レーザー複合機・プリンターなど通信・プリンティング機器が主力。1908年創業。愛知県名古屋市に本社。家庭用・工業用ミシンや工作機械、デジタル印刷機等も。製品ラインアップの強化などで産業用領域の拡大図る。 記:2024/08/09
2,850
10/8 15:00
-64.5(%)
時価総額 273,084百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
7201 東証プライム
399.8
10/8 15:00
-21.1(%)
時価総額 1,687,442百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
1,860
10/8 15:00
-13(%)
時価総額 45,256百万円
「4℃」ブランド等のジュエリー事業、総合衣料専門店「パレット」のチェーン展開等を行うアパレル事業を展開。ファッションジュエリーは女性客、ECの拡大推進。中期経営計画では27.2期売上高450億円目標。 記:2024/05/12
9983 東証プライム
50,140
10/8 15:00
-310(%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10