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【注目銘柄ダイジェスト】:ローソンが急伸、ダイキン工が大幅続落

2024/2/7 16:24 FISCO
*16:24JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ローソンが急伸、ダイキン工が大幅続落 <7226> 極東開 2397 +396 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は21.6億円で前年同期比10.4倍となり、通期予想は従来の32億円から44億円、前期比4.4倍に上方修正している。特装車事業はでの受注が国内・海外ともに好調推移、製品価格改定効果なども寄与。環境事業・パーキング等事業も上振れのようだ。業績の上振れに伴い、期末配当金は29円から50円にまで大幅増配、年間では前期比25円増の79円配となる。 <7701> 島津製 3862 -240 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は182億円で前年同期比8.1%増となり、市場予想は若干上回った。通期予想はコンセンサス並みの730億円を据え置いた。業績数値にサプライズはないものの、10-12月期の計測機器受注は、米国は好調な中で中国が2割減と低迷。中国の事業環境の厳しさが増す形となっていることを警戒視。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断格下げのもよう。 <4540> ツムラ 2933.5 +243.5 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は191億円で前年同期比8.0%増となり、上半期の同12.6%減から一気に増益に転じる形となっている。つれて、通期予想は従来の180億円から195億円、前期比6.8%減に上方修正。国内加工費や販管費などのコストが計画を下回る状況となっているようだ。為替差益の計上などで、経常利益は従来の186億円から224億円にまで引き上げている。 <6753> シャープ 862.1 -83.6 大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は23億円で前年同期35億円の赤字から黒字転換している。ただ、市場予想は110億円程度であった。ディスプレイデバイスの低迷が業績伸び悩みの要因に。つれて、通期予想は従来の400億円からゼロに下方修正。下振れは想定されていたものの、コンセンサスは200億円程度であったとみられ、収益回復の鈍さをネガティブ視する動きが優勢になっている。 <7752> リコー 1269.5 +79 大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は176億円で前年同期比8.9%増となり、市場予想は20億円程度下振れ。また、通期予想は従来の700億円から600億円に下方修正した。ただ、厳しい事業環境の中にあって、業績下振れは想定線とも捉えられたようだ。発行済み株式数の5.9%に当たる3600万株、300億円を上限とする自社株買いを発表しており、プラス材料視する動きが優勢に。 <6674> GSユアサ 2575.5 +449.5 急騰。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は294億円で前年同期比54.7%増となり、通期予想は従来の370億円から420億円、前期比33.3%増に上方修正している。各セグメントにおける着実な販売価格是正の活動強化、経費削減、社会インフラ分野における蓄電用リチウムイオン電池の需要の高まりなどが業績上振れの背景。また、年間配当金も50円から60円に引き上げ、前期比10円の増配としている。 <7203> トヨタ自 3260 +125 大幅続伸。前日の取引時間中に第3四半期決算を発表、その後株価は買い優勢となったが、本日も一段の上値追いの展開に。10-12月期営業益は1兆6809億円で前年同期比75.7%増となり、通期予想は従来の4兆5000億円から4兆9000億円に上方修正、コンセンサスを3000億円近く上回る。販売台数前提を引き下げも営業努力効果などでの上方修正に。ダイハツ問題などの影響が懸念された中、安心感は強まった。 <8058> 三菱商事 2782 +247 大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、同時に自己株式の取得実施も公表した。発行済み株式数に対する上限割合10%で4億1700万株、5000億円を取得上限としており、取得期間は2月7日から9月30日まで。取得株は全株消却する予定。1株当たりの価値向上、並びに当面の需給の下支えにつながるものとして評価材料視された。また、ローソンの連結子会社から持分法適用化への異動も資産効率改善に資すると。 <6367> ダイキン工 21165 -1610 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は707億円で前年同期比13.8%減となり、上半期の同6.4%増から減益に転じる格好となった。900億円程度の市場予想も下回る水準。収益性が高い欧州H/P暖房や北米ユニタリー製品の販売が減少したことで収益性が悪化した。通期計画は4000億円を据え置いたものの、第3四半期は100億円超未達のもようで下振れ懸念も強まる形へ。 <2651> ローソン 10270 +1357 急伸。KDDIがTOBを実施すると発表、50%の株式を保有する三菱商以外の株式を全て買い付ける。TOBが成立し、株式非公開後は両社で共同経営していく計画。TOB価格は10360円で前日終値比16.2%のプレミアムとなり、4月にもTOBを実施する予定。TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きになった。KDDIではローソンとの協調により、ポイントや金融などを組み合わせて経済圏を構築する動きを進める。
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2651 東証プライム
10,315
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-10(-0.1%)
時価総額 1,034,594百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
4540 東証プライム
3,740
5/2 15:00
-45(-1.19%)
時価総額 287,075百万円
漢方薬最大手。医療用漢方製剤の国内シェア8割超。高齢者やがん、女性を重点領域に事業展開。Growing処方は売上堅調。五苓散、加味帰脾湯の売上が好調。人参養栄湯なども売上増。24.3期2Qは増収。 記:2024/01/16
6367 東証プライム
22,090
5/2 15:00
+55(0.25%)
時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
2,961.5
5/2 15:00
-1.5(-0.05%)
時価総額 283,768百万円
自動車用鉛電池で世界大手。車載用Li電池や産業電池電源も。国内は新車用電池の販売数量が増加。産業電池電源では蓄電用リチウムイオン電池は販売が増加。24.3期3Q累計は大幅増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/03/05
6753 東証プライム
834.5
5/2 15:00
+6.5(0.79%)
時価総額 542,765百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7226 東証プライム
2,534
5/2 15:00
+12(0.48%)
時価総額 108,298百万円
ダンプトラックやコンクリートポンプ車などの特装車メーカー。ごみ処理施設の建設も。24.3期3Q累計は特装車が国内外で好調。プラント建設や立体駐車場も想定以上。通期計画を上方修正。総還元性向は100%目安。 記:2024/02/14
7701 東証プライム
4,317
5/2 15:00
+24(0.56%)
時価総額 1,278,134百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7752 東証プライム
1,356.5
5/2 15:00
+7.5(0.56%)
時価総額 864,725百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
8058 東証プライム
3,544
5/2 15:00
-90(-2.48%)
時価総額 15,283,436百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24