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【注目銘柄ダイジェスト】:楽天地がストップ高比例配分、ハーモニックが大幅反落

2023/12/7 16:41 FISCO
*16:41JST 【注目銘柄ダイジェスト】:楽天地がストップ高比例配分、ハーモニックが大幅反落 <9637> オーエス 4125 +700 ストップ高比例配分。22.16%の株式を保有している阪急阪神HDが、完全子会社化を目指して同社株のTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明している。TOB価格は5000円で前日終値に対して46.0%のプレミアムとなっており、TOB価格へのサヤ寄せの動きが強まる形に。TOB期間は12月7日から24年1月24日まで。なお、前日には阪急系の東宝による東京楽天地のTOBも発表されている。 <3768> リスモン 504 +37 大幅反発。発行済み株式数の2.78%に当たる21万株、1億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は12月7日から24年2月29日まで。機動的な資本政策を実施することで資本効率の向上を図り、株主への利益還元を実現することを取得目的としている。業績下方修正を受けて直近で株価は急落し、株価が現在安値圏にあったことで、格好の反発材料につながる形となっている。 <8630> SOMPO 7253 +353 大幅続伸で高値更新。保有する上場株式1銘柄を売却して860億円の売却益を計上したと発表。売却したのはPalantir Technologies株とみられている。Palantir株はAI相場の中で11月に急騰し、単一銘柄として保有集中リスクも高まりつつあった。もともと、Palantir株の一部売却による自己株取得の原資確保が期待されていたとみられるが、こうした可能性の高まりへとつながったようだ。 <6335> 東京機 528 +80 ストップ高比例配分。主要株主であったアジアインベストメントファンドを相手方に、同社株式の短期売買取引による利益の提供を求める訴えを提起していたが、前日、東京地裁より判決の言渡しがあり、本日の買い材料につながっている。判決では、同ファンドが同社に対して、19億4342万3161円及びこれに対する利息を支払う必要があるとしている。特別利益の計上などが想定される展開に。 <8842> 楽天地 5140 +705 ストップ高比例配分。東宝が完全子会社化を目指して、1株6720円でTOBを実施すると発表した。TOB価格は前日終値に対して51.5%のプレミアムとなっており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す動きが先行へ。現在同社は東宝の持分法適用会社となっている。TOB期間は12月7日から24年1月24日まで。プライム上場維持基準の継続した充足やPBR1倍割れ改善への対応といった課題解決への対応となる形に。 <6324> ハーモニック 3850 -285 大幅反落。トヨタ自動車が保有する同社株の全てを売却すると発表。売却株数は437万9400株で、発行済み株式数の4.6%にあたる水準となり、海外での株式売出となる。政策保有株の見直しに伴うもので、今後も取引は良好な関係を維持するとしているが、当面の需給悪化を警戒する動きが先行。会社側では需給への影響軽減に向け、発行済み株式数の0.73%に当たる70万株を上限とする自社株買いの実施を発表。 <7780> メニコン 2420 +153.5 大幅続伸。ハードコンタクトレンズ「オルソケラトロジーレンズ」が、中国で人気が高まっていると報じられている。これは、寝ている間に着用し角膜を平たんにすることで近視を矯正するハードコンタクトレンズであるが、中国では、睡眠時に着用して近視を矯正するレンズが人気を集めており、需要を取り込みつつあるようだ。中国の人口の大きさを考慮すると、今後の海外成長をけん引していくものと期待が高まる展開に。 <9501> 東京電力HD 765 +73 大幅続伸。原子力規制委員会では前日、同社の柏崎刈羽原発の再稼働に向けて、テロ対策や事業者としての適格性の点で問題がないと判断したと伝わっている。これにより、早ければ年内にも運転禁止が解除される見通しとなっている。再稼働には地元の同意が必要になるため、年度内の稼働は難しい状況とみられているが、近いうちの再稼働期待が一気に高まったことで、今後の収益改善の方向性が見いだせる状況に。 <5838> 楽天銀行 2500 -238 大幅続落。楽天グループが保有する同社株の追加売却を実施すると発表。6月末時点での保有株約1億1000万株に対して、発行済み株式の約15%に当たる2550万株を海外市場で売り出すもよう。今回の売却で楽天グループの保有比率は約49%に低下する。売却額は約700億円程度となるようだ。24年から25年にかけて8000億円規模の社債の大量償還を控えており、主に社債の早期返済に充当する資金とするようだ。 <9627> アインHD 4718 +151 大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、8-10月期営業利益は51.4億円で前年同期比27.4%増となり、市場予想を10億円近く上回った。つれて、通期予想を従来の157億円から185億円、前期比15.3%増と、一転増益予想に上方修正している。上方修正値もコンセンサスを10億円程度上振れる水準と捉えられる。ファーマシー事業の粗利益率上昇などが主な上振れ要因に。
関連銘柄 10件
3768 東証スタンダード
477
5/2 15:00
+6(1.27%)
時価総額 3,643百万円
東京商工リサーチが有する企業情報を用いて、与信判断指標から債権保全まで与信管理をサポート。反社チェック、BPO等も。24.3期3Q累計はBPOサービス事業が増収。スポットの大型案件の受注などが寄与。 記:2024/02/24
5838 東証プライム
3,255
5/2 15:00
+65(2.04%)
時価総額 553,412百万円
楽天グループのネット銀行。口座数は国内ネット銀行でトップ。銀行システムの開発、運用・保守を自社で行う。24.3期3Q累計は資金運用収益が拡大。為替関連手数料収入も伸びて2割超の増益に。株主優待制度を新設。 記:2024/04/12
3,965
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 381,889百万円
小型精密制御減速装置大手。減速機の位置決め精度が最も高い波動歯車装置で世界首位。日本は工場稼働率の低下等が響く。24.3期3Qは北米が好調。手術支援ロボット関連向け、アミューズメント機器向けが需要増。 記:2024/02/26
6335 東証スタンダード
436
5/2 15:00
+3(0.69%)
時価総額 3,806百万円
新聞用・商業用オフセット輪転機の老舗。読売新聞を中心に新聞社各社と取引関係を構築。デジタル印刷機など商業印刷機も展開。大手電機メーカーなどから無人搬送車を受注。増収効果等で24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/22
7780 東証プライム
1,493.5
5/2 15:00
-31.5(-2.07%)
時価総額 114,175百万円
コンタクトレンズ大手。定額制プランの会員基盤に強み。各務原工場では「1DAYメニコンプレミオ」の新生産ラインの稼働開始。北米ではディスポーザブルコンタクトレンズ等の販売が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/13
8630 東証プライム
3,100
5/2 15:00
+12(0.39%)
時価総額 3,070,494百万円
大手損保会社の一角。損保ジャパンを中核に、損害保険や生命保険、海外保険を提供する。介護・ヘルスケアにも注力。今期3Q累計は増収、利益は大幅改善した。海外保険の引受、資産運用が拡大。国内生損保も堅調に推移。 記:2024/04/02
8842 東証プライム
6,710
4/1 15:00
±0(0%)
時価総額 43,689百万円
阪急阪神東宝グループの不動産会社。錦糸町や浅草で映画館、温浴施設、フットサル施設、飲食店などを展開。娯楽サービス関連事業は収益伸長。24.1期3Qは2桁営業増益。東宝のTOBは成立、同社株は上場廃止予定。 記:2024/02/03
972.8
5/2 15:00
+23.8(2.51%)
時価総額 1,563,307百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9627 東証プライム
6,221
5/2 15:00
+96(1.57%)
時価総額 220,398百万円
国内最大の調剤薬局チェーン。都心部で女性向けドラッグストアも。セブン&アイHDと提携。24.4期上期はコロナ影響緩和で処方箋枚数が回復。ドラッグも訪日客増や人流回復を追い風に好調続く。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07
9637 東証スタンダード
4,980
4/4 14:49
±0(0%)
時価総額 15,936百万円
兵庫県内で直営映画館を経営。ゲームセンターや飲食店も。不動産賃貸は東京や関西に優良物件保有。話題作の上映等で映画事業は堅調。24.1期3Qは営業増益。阪急阪神HDによるTOBは成立、同社株は上場廃止予定。 記:2024/02/03