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【注目銘柄ダイジェスト】:マツモトキヨシが大幅反発、学研HDは大幅反落

2021/3/1 16:57 FISCO
*16:57JST 【注目銘柄ダイジェスト】:マツモトキヨシが大幅反発、学研HDは大幅反落 <1808> 長谷工 1396 +78 急反発。先週末に自己株式の取得実施を発表しており、今後の需給面での下支えにつながると好感される展開になっている。発行済み株式数の2.63%に当たる740万株、74億円を取得上限としており、取得期間は3月1日から9月30日まで。前回の2月26日までの自社株買い取得期間が終了したばかりのタイミングである。前回は300億円の上限に対して226億円の取得実績となっている。 <3038> 神戸物産 2891 +156 急反発。先週末に1月の月次動向を発表している。単体売上高は前年同月比15.2%増となり、営業利益も同46.8%増益となった。営業利益の伸び率は今10月期に入って最大の水準に。引き続きマスクや除菌用アルコールなどの衛生関連商品のほか、「揚げなす乱切り」や「スライスたまねぎ」などの冷凍野菜も好調に推移したもよう。3月からはセールを実施することで、さらなる売上の拡大なども期待される状況に。 <6036> キーパー技研 2054 +86 急上昇。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も2300円から2900円に引き上げている。21年6月期営業利益は29.5億円で前期比2.2倍を予想、会社計画27億円を上回るとみている。直営店の売上高増加に加えて、下期からSUBARUでの純正採用が本格的に貢献することなどが寄与するとみている。来期の業績水準からみて現在の株価は割安との判断だ。 <3563> スシローGHD 4250 +265 急反発。吉野家HD<9861>から京樽の株式を取得して、完全子会社化することを発表している。買収金額は非開示とされている。新型コロナの影響で京樽の業績は苦戦、収益性改善には時間を要するともみられているが、好立地店舗などを押さえている優位性があること、取扱商品の類似性から仕入れなどの面でシナジーが期待できることをプラス視する動きが優勢。なお、京樽の店舗は業態転換など行わないようだ。 <1911> 住友林 2049 +139 急反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も2200円から2600円に引き上げている。コロナによる在宅時間の増加、住宅ローン金利低下を背景に米国戸建住宅販売が力強く推移、今12月期も米国戸建販売をドライバーに大幅増益を予想している。中長期的には、米国人口増加による戸建販売増加のほか、木材、再生可能エネルギーなど環境関連事業の成長で持続的な利益成長が期待できるとの見方だ。 <6897> ツインバード 1472 +72 大幅反発。先週末に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来3.2-4.3億円のレンジ予想であったが、6.2億円、前期比3.5倍の水準にまで増額している。モデルナ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン用ディープフリーザーについて、厚生労働省向け追加受注が発生したもようだ。上振れ期待もあったとみられるが、1月高値からの調整が進んでいたこともあって、格好の押し目買いの手掛かり材料につながっているようだ。 <9470> 学研HD 1475 -110 大幅反落。公募増資などで最大で93億円を調達すると発表している。143万5000株の公募増資、400万株の自己株処分による売出、81万5000株のオーバーアロットメントによる売出を実施する。調達資金はサービス付き高齢者向け住宅事業へ投資するなど医療福祉事業の強化、M&Aや借入金の返済などにも充てるようだ。公募売出株数の合計株数は最大で625万株となり、自社株を除いた発行済み株式数の16.8%に当たる。 <8001> 伊藤忠 3292 +124 大幅反発。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイが週末に「株主への手紙」を公開、同社株が日本企業として初めて保有額上位15銘柄に入ったことが明らかになっている。保有時価は約23億ドルであり、約5億ドルの含み益となっているもよう。長期的な投資対象としての位置づけが高まる形となり、評価の動きが一段と高まる格好になっている。 <3088> マツモトキヨシ 4770 +590 大幅反発。ココカラファインとの経営統合契約締結を先週末に発表している。10月に共同の持ち株会社「マツキヨココカラ&カンパニー」を発足させ、両社グループが傘下に入ることになる。20年1月に経営統合で基本合意し、ここまで組織体制や統合の段取りについて協議してきた。ココカラファイン1に対して同社株1.70株が割り当てられる。本日は両社ともに株価が上昇、正式発表受け統合でのスケールメリットなどを期待する動きが優勢に。 <7608> SKジャパン 476 +36 大幅反発。先週末に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の1.5億円から2.2億円に増額修正、2度目の緊急事態宣言発出による影響が想定よりも限定的だったほか、一段の経費削減も寄与したもよう。第3四半期決算発表時に上方修正した際は、修正幅の小ささがネガティブ視されたものの、続けざまの上方修正受けて見直しの動きが強まる状況になっている。
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1808 東証プライム
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時価総額 570,305百万円
マンション建築トップのゼネコン。マンション管理やリフォーム、在宅介護サービス等も手掛ける。分譲マンションの新規引き渡しの増加等で不動産関連事業は好調。サービス関連事業は堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2023/12/11
1911 東証プライム
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住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。販売単価上昇や木材価格下落等で住宅事業は堅調。海外住宅・建築・不動産事業は売上増。23.12期3Qは増収。 記:2023/12/25
3038 東証プライム
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時価総額 1,022,443百万円
冷凍・加工食品など食品中心の「業務スーパー」を展開。デザート・菓子類に大ヒット商品多数。独自の輸入ルートに強み。業務スーパー事業は業績拡大続く。23.10期通期は2桁営業増益。24.10期は増収増益計画。 記:2024/01/27
2,439.5
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+15(0.62%)
時価総額 1,046,302百万円
ドラッグストア大手。マツモトキヨシHDとココカラファインが経営統合して発足。化粧品や医薬品に強み。国内店舗数は3431店舗。マツモトキヨシグループ事業は堅調。化粧品等が売上増。24.3期2Qは2桁増益。 記:2023/12/11
3563 東証プライム
2,878
3/29 15:00
-20.5(-0.71%)
時価総額 334,047百万円
回転すし最大手。「スシロー」を中核に、「みさき」やテイクアウトの「京樽」、寿司居酒屋「杉玉」を展開する。アジアでも事業展開。今期は大幅増収、増益スタートとなった。国内の「スシロー」が回復。海外は出店拡大。 記:2024/02/10
6036 東証プライム
4,975
3/29 15:00
+15(0.3%)
時価総額 140,698百万円
カーコーティング製品メーカー。カーコーティング剤「キーパー」やコーティング施工に加え、専門店「キーパーLABO」を運営。キーパーLABO運営事業は増収。EXキーパーは施工台数増。24.6期1Qは2桁増収。 記:2023/12/11
6897 東証スタンダード
500
3/29 14:46
±0(0%)
時価総額 5,440百万円
新潟県地盤の家電メーカー。調理家電や白物家電を手掛ける。小型ニッチ商品に強み。ワクチン用運搬庫なども。「匠プレミアム」では全自動コーヒーメーカーの販売が堅調。24.2期3Q累計は家電製品事業が増益。 記:2024/01/28
7608 東証スタンダード
761
3/29 15:00
+20(2.7%)
時価総額 6,461百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品を企画・開発。「うさかめ兄弟」などオリジナルキャラクターに強み。キャラクターエンタテインメント事業は収益伸長。デリバティブ評価益計上。24.2期3Qは大幅増益。 記:2024/01/28
8001 東証プライム
6,466
3/29 15:00
+2(0.03%)
時価総額 10,247,899百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、食糧、住生活等の分野で事業展開。中国ビジネス等に強み。非資源分野が収益基盤。金属は足踏み。食品流通関連事業における取引拡大等で、24.3期2Qは食料が増収。 記:2024/01/14
9470 東証プライム
940
3/29 15:00
+12(1.29%)
時価総額 41,955百万円
教育大手。学研教室や児童書、検定教科書、副読本に加え、高齢者住宅や保育園も運営。教育コンテンツとブランドに強み。学研教室オンラインは需要拡大。M&A効果等で23.9期通期は増収。24.9期は2桁増収計画。 記:2024/01/08
9861 東証プライム
3,406
3/29 15:00
+33(0.98%)
時価総額 221,833百万円
外食大手。牛丼の「吉野家」を中心に、「はなまるうどん」や「海鮮三崎港」などを展開。吉野家は売上堅調。人流回復や価格改定効果などで既存店売上高が伸びる。海外は収益伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/01/28