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【注目銘柄ダイジェスト】:前田道が大幅反発、スズキが大幅反落

2021/2/25 16:54 FISCO
*16:54JST 【注目銘柄ダイジェスト】:前田道が大幅反発、スズキが大幅反落 <2607> 不二製油G 3025 -95 大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は3200円を継続している。株価上昇による割安感の後退、並びに、パーム油の高騰によるコスト増懸念などが格下げの背景のようだ。今後は、足元の原材料価格の高騰への対応力、Blommer社の買収当初に想定していたレベルへの収益性改善の進捗などを見極めたいとしている。 <3436> SUMCO 2574 +126 急反発。前日の米SOX指数は3.2%の上昇となっており、前日の東京市場で売り優勢の流れが目立った半導体関連には押し目買いの動きが活発になっている。同社に関しては、SMBC日興証券が投資判断「1」継続で、目標株価を2150円から2800円にまで引き上げている。需給のひっ迫感が強まっていることなどで、300ミリウエハーの単価上昇率前提を引き上げ、22年12月期営業利益は530億円から680億円にまで上方修正している。 <9843> ニトリHD 20510 +660 急反発。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比10.3%増と2カ月ぶりのプラス転換、客単価が同2.3%低下した一方、客数は同12.9%増加している。前月に4カ月ぶりのマイナスに転じていたこともあり、安心感が強まっているようだ。在宅勤務の需要継続によりホームオフィス家具の売上が好調となっているほか、ホームファッション品全般も好調に推移しているもよう。 <8818> 京阪神ビ 1540 +36 大幅反発。発行済み株式数の3.61%に当たる187.5万株、30億円を上限に自己株式を取得すると発表しており、目先の需給面での下支えが期待される形になっているようだ。取得期間は3月1日から9月15日まで。また、政策保有株の見直しに伴う保有株式の売却で、約50億円の売却益発生も発表。今期純利益は45億円から82億円に上方修正。一方、来年度からの株主優待廃止も発表しているが、マイナス影響は限定的にとどまる。 <2468> フュトレック 408 +38 大幅反発。同社が開発・提供する統合型CRMソリューション「Visionary」が、JR東日本の駅ナカ コンビニエンスストア「NewDays」の会員向け新サービス「NewDaysアプリ」に導入されたと発表している。同ソリューションはCRMによる顧客中心ビジネスを推進するための統合型マーケティングプラットフォーム、これまで200社以上の企業に導入実績がある。NewDaysへの導入に伴う業績インパクトなどを期待する動きが優勢になっている。 <7269> スズキ 4805 -164 大幅反落。前日に中期経営計画を発表している。26年3月期までの数値目標として、売上高4.8兆円、売上高営業利益率5.5%などを掲げている。今期の予想ベースでは売上高が3兆円、営業利益率が5.3%となっている。売上計画はほぼ妥当と捉えられているが、営業利益率の向上は極めて限定的にとどまっており、ネガティブに捉える動きが優勢となっているもよう。なお、鈴木会長の退任が同時に発表されている。 <8031> 三井物産 2324 +69 大幅続伸。発行済み株式数の1.8%に当たる3000万株、500億円を上限とする自己株式の取得実施を前日に発表している。取得期間は2月25日から4月27日まで、比較的短期間での取得となるため、需給インパクトが期待できる状況となっているもよう。取得株式は全て消却する計画のようだ。自社株買いの規模は市場の期待に沿ったものとみられるが、株価上昇場面での自社株買いアナウンスにポジティブな反応が先行へ。 <1883> 前田道 2228 +247 大幅反発。前田建設工業が持ち株会社制への移行を発表。10月1日に新会社を設立し、同社や前田製作所なども完全子会社として傘下に入れる計画のようだ。株式移転比率は前田建設が1に対して同社は2.28とされている。前日の前田建設の終値を基準とすると、理論株価は2257円となり、同水準へのサヤ寄せを目指す動きとなっている。なお、前田建設には売りが優勢の展開となっている。
関連銘柄 8件
1883 東証1部
2,099
9/28 15:00
+71(3.5%)
時価総額 187,145百万円
ゼネコン準大手。今年10月に傘下の前田道路、前田製作所と経営統合し、持株会社の社名をインフロニアHDに。中計ではグループ経営の強化などで31年3月期に営業益1000億円以上を目指す。配当性向3割以上目安。 記:2021/09/13
2468 東証スタンダード
248
4/19 15:00
-2(-0.8%)
時価総額 2,357百万円
ソフト開発会社。音声認識技術を中核に、IoTやAIロボット等に対応した音声認識ソリューション製品を提供する。声認証エンジンやCRMシステム等も手がける。今上期は音声認識と映像制作が足踏みとなった。 記:2024/01/04
2607 東証プライム
2,268
4/19 15:00
-41(-1.78%)
時価総額 198,606百万円
植物性油脂大手。19年の米社買収によって業務用チョコで世界3位に。乳化・発酵素材や大豆加工素材も。24.3期上期は業務用チョコが足踏み。だが植物性油脂の採算改善し、計画を上回る着地に。通期増収増益を計画。 記:2024/01/17
3436 東証プライム
2,361.5
4/19 15:00
-176(-6.94%)
時価総額 826,938百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
7269 東証プライム
1,711.5
4/19 15:00
-46.5(-2.65%)
時価総額 3,362,389百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的な大手メーカー。インドで最大手。船外機や電動車いすも手掛ける。今上期は二桁の増収、増益と伸長した。円安が追い風となった。価格改定も寄与した。 記:2023/12/25
8031 東証プライム
7,125
4/19 15:00
-39(-0.54%)
時価総額 11,346,327百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8818 東証プライム
1,517
4/19 15:00
-25(-1.62%)
時価総額 76,319百万円
不動産賃貸会社。近畿圏で、オフィスビルやデータセンタービル、商業施設、倉庫等を賃貸、維持管理、工事請負を行う。今期3Q累計はデータセンタービルの電気代収入が増加した。新規投資物件の賃料収入も寄与した。 記:2024/03/03
9843 東証プライム
21,260
4/19 15:00
-310(-1.44%)
時価総額 2,433,058百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09