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【注目銘柄ダイジェスト】しまむら、コクヨが大幅続落、ソニーは反発

2018/4/24 19:43 FISCO
*19:43JST 【注目銘柄ダイジェスト】しまむら、コクヨが大幅続落、ソニーは反発 <8897> タカラレーベン 476 +38 大幅に5日続伸。前日に18年3月期業績の上方修正を発表。営業益は105.5億円から125億円に増額しており、前期比では2ケタの増益となったもよう。新築分譲マンション事業における引渡し戸数の上振れに加え、売上原価の削減で粗利益率も大きく改善した。期末配当も従来予想10円から11円に引き上げている。第3四半期累計では3割超の大幅減益だったため、今回の上方修正にはポジティブサプライズが強いようだ。 <5713> 住友鉱 4618 -259 大幅続落。米財務省はロシアのアルミ大手ルサールに対する経済制裁を一部猶予すると発表している。ルサールに対する経済措置実施による需給ひっ迫を思惑視して、直近では非鉄金属株の強い動きが目立っていたが、こうした思惑が一転して後退する状況になっている。米国では非鉄大手のアルコアが13%超の急落となっており、国内の関連株にも売りが波及している。 <8227> しまむら 12640 -1030 大幅続落。前日に4月度売上速報を発表。「しまむら」業態の既存店売上高は前年同月比1.4%増と、3月の同5.6%減からプラスに転じている。気温の高かった春休み期間を中心に、コア商品のほか、1400店舗記念セールで打ち出した特価品などの夏物が好調だった。ただ、カレンダー要因や前年のハードルが低かったこともあり、会社計画などは下回っているもよう。セール実施後、最終週の売上伸び悩みも懸念視されている。 <7984> コクヨ 1889 -182 大幅に4日続落。前日に18年12月期の第1四半期決算を発表している。営業利益は89.9億円で前年同期比2.5%減となった。店舗用什器の製造・販売等を行うストア事業譲渡の影響、ステーショナリー関連事業及び通販・小売関連事業の減収などが響いた。通期予想は180億円、前期比2.3%増で据え置いているが、最大の需要期である第1四半期の低調スタートを受けて上振れ期待などが後退しているようだ。 <4320> CEHD 963 +149 大幅高。18年9月期上期業績の上方修正を発表している。営業利益は0.7億円から3.4億円に大幅上方修正した。主力の電子カルテシステム「MI・RA・Isシリーズ」の販売で、一部物件の前倒し計上があったこと、外注費を中心に固定費が減少したことなどが寄与した。通期計画4億円に対する高い進捗率から、大幅な上振れ期待も高まる状況となっているようだ。 <6758> ソニー 5438 +88 反発。ドイツ証券では民生用エレクトロニクス業界のカバレッジを開始。同社とヤマハ<7951>を買い推奨とし、同社をトップピックとしている。目標株価は6900円のようだ。市場はゲーム分野の減益リスクを意識しているとみられるが、営業利益成長は続くと予想。ネットワークを介して得られる消費者のプレイログを新たなサービスやコンテンツ提供につなげられると判断しているようだ。 <7013> IHI 3480 -240 後場に入り大きく下落する展開。前日に18年3月期業績の修正を発表。営業益を710億円から720億円に増額する一方、純益は110億円から70億円に減額した。航空・宇宙・防衛事業が上振れしたが、資源・エネルギー・環境事業が北米プロセスプラントにおける現地工事費用の増大で下振れた。持分法適用関連会社であるJMUの業績悪化が純益下方修正の要因。JPモルガン証券は悪材料出尽くしとはまだ言えずとしている。 <7915> NISSHA 2780 -152 急反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断「バイ」継続ながら、業績予想を下方修正し、目標株価を4800円から4200円に引き下げている。為替想定レートの変更を背景に、18年12月期営業利益予想を200億円から157億円と、ほぼ市場コンセンサス水準に下方修正している。また、第1四半期はディバイス部門の固定費高止まりと販売低迷で30億円の営業損失を想定しているもよう。 <6620> 宮越HD 1024 +150 ストップ高で年初来高値を更新。深センプロジェクトの進展を買い手掛かりとしているようだ。先週末にホームページで公開しているが、深センの再開発地、道路用地等の譲渡価格査定作業が始まっているもよう。同社グループでは、深セン市の中心部で既存の工場用地を再開発して、ハイテク複合都市を建設する計画を行政当局の要請を受けて取り組んでいるとしている。同プロジェクトの業績寄与に対する期待が再燃しているようだ。
関連銘柄 10件
4320 東証スタンダード
585
11/22 15:30
+2(0.34%)
時価総額 9,078百万円
電子カルテシステム「MI・RA・Is」を中心とする医療システム開発等を行うシーエスアイが中核の持株会社。デジタルマーケティング支援等も行う。大型案件の導入・更新等により、電子カルテシステムは堅調。 記:2024/07/01
5713 東証プライム
3,823
11/22 15:30
-41(-1.06%)
時価総額 1,111,782百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6620 東証プライム
1,874
11/22 15:30
-55(-2.85%)
時価総額 74,988百万円
中国・深センで不動産の賃貸管理、開発事業を展開。深センでワールド・イノベーション・センタープロジェクトを進める。深セン市政府の委嘱を受けて企業誘致を行う。不動産賃貸管理事業の収益基盤強化などを図る。 記:2024/07/28
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(-0.12%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7013 東証プライム
8,529
11/22 15:30
-192(-2.2%)
時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7915 東証プライム
1,686
11/22 15:30
+11(0.66%)
時価総額 85,743百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
7951 東証プライム
1,090.5
11/22 15:30
+12(1.11%)
時価総額 592,142百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
7984 東証プライム
2,800.5
11/22 15:30
-22(-0.78%)
時価総額 340,378百万円
オフィス家具等を手掛けるファニチャー事業、カウネット等のビジネスサプライ流通事業、ステーショナリー事業などを展開。1905年創業。ビジネスサプライ流通事業では大規模顧客向けソリューションシステムが好調。 記:2024/06/24
8227 東証プライム
7,969
11/22 15:30
+308(4.02%)
時価総額 588,327百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24
8897 東証プライム
490
11/22 15:30
-4(-0.81%)
時価総額 68,747百万円
不動産ディベロッパーのタカラレーベンを中核とする持株会社。再生可能エネルギー事業、アセットマネジメント事業等も。新築分譲マンションは2000戸~2200戸の安定供給目指す。エネルギー事業の拡大等も図る。 記:2024/06/07