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【注目銘柄ダイジェスト】富士フイルムが大幅反発、LINEは大幅反落

2018/2/1 18:00 FISCO
*18:00JST 【注目銘柄ダイジェスト】富士フイルムが大幅反発、LINEは大幅反落 <4901> 富士フイルム 4698 +508 8日ぶり大幅反発。前日に米ゼロックスの買収を発表。前日は報道直後に急落したが、本日は一転して期待感が高まる状況のようだ。現金の社外流出を伴わない経営統合スキームであること、シナジー創出効果は23年3月期までに17億ドル以上を見込むとしていることなどで、統合へのネガティブな見方が後退する形に。なお、10-12月期決算は一時費用を除けば市場想定並みの着地で、大きなサプライズはないもよう。 <6702> 富士通 700.7 -103.2 大幅に3日続落。第3四半期決算がネガティブ視された。10-12月期営業利益は105億円で前年同期比72%減、市場予想の370億円を大幅に下回る形となった。通期計画の1850億円は据え置いているが、携帯端末事業のファンドへの譲渡益を新たに織り込んでいることから、コア事業を中心に実質的には下方修正とも捉えられる。ノンコア事業の売却具体化は評価されつつも、本業の伸び悩みを嫌気。 <7974> 任天堂 48220 +250 続伸。第3四半期決算を発表している。累計営業利益は1564億円で前年同期比5.9倍となり、通期計画も1200億円から1600億円へと上方修正。通期の市場予想は1400億円程度だったとみられる。また、年間配当予想も360円から500円に引き上げている。利益率の高い自社ソフトの販売好調や販管費率改善などが収益上振れの背景にあり、製品需要の強さも改めて認識される状況となっている。 <6724> エプソン 2401 -246 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表している。10-12月期営業利益は285億円で前年同期比3%減となり、市場予想を80億円程度下回っている。対ユーロでの円安などという環境下、第2四半期に続いてのネガティブ決算と捉えられている。原材料価格の上昇なども影響する形に。期末配当を従来予想の30円から32円に増額しているが、SMBC日興証券では株主還元の更なる拡大も必要と指摘している。 <3938> LINE 4990 -180 4日ぶり大幅反落。17年12月期決算を発表、10-12月期営業利益は6億円で前年同期比63%減となり、45億円程度の市場予想を大きく下回った。人件費やマーケティング費などの先行費用が膨らんだもよう。同社は18年12月期にAIやFintech分野に集中投資することを表明しており、収益抑制要因となる。みずほ証券では短期的に投資リスクが高まるとして投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に格下げ。 <6501> 日立 896.0 +29.6 4日ぶり大幅反発。第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1713億円で前年同期比22%増となり、会社計画及び市場予想を150億円程度上回った。情報通信や建機が上振れのけん引役となったもよう。利益水準は10-12月期、第3四半期累計ともに過去最高となっている。通期計画の6600億円(前期比12.4%増)は据え置いているが、利益のバッファーが多く、7000億円達成も視野に入る状況のようだ。 <6988> 日東電 9701 -273 伸び悩み反落。第3四半期決算を発表。10-12月期営業利益は410億円で前年同期比16%増となり、上期比較で増益率は鈍化したものの市場予想をやや上回る着地に(通期計画は据え置き)。また、発行済株式総数の3.45%に当たる560万株を上限とした自社株買いも発表。ただ、核酸医薬の受託合成事業で顧客が臨床試験を中止しており、ライフサイエンスセグメントの先行き懸念などがネガティブに捉えられているもよう。 <3092> スタートトゥ 3510 +305 3日ぶり大幅反発。第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は97億円で前年同期比12%増と想定どおりの着地。受託ショップ商品取扱高は同26%増と堅調推移し、送料有料化の影響が懸念されていたなかで安心感につながっているようだ。新物流センター稼働によるコスト増などがやや収益の下押し要因に。なお、遅延していたPBの発売と「ZOZOSUIT」の出荷開始を発表したことも安心材料とみられる。 <2345> アイスタディ 2000 +400 ストップ高。17年12月期決算を発表、営業利益は4700万円の黒字で、第3四半期決算発表時に上方修正した予想をやや上回る着地となった。一方、18年12月期は1.5億円で同3.2倍に拡大する見込み。年間配当も前期比2円増の7円とする計画。法人向けビデオソリューション「Qumu」の新規受注増加、法人向け学習管理システムの大型案件獲得で、ストック型売上が安定化する見込みのもよう。 <5727> 邦チタニウム 1847 +303 大幅反発で東証1部上昇率トップ。第3四半期決算を発表、10-12月期経常利益は14.4億円で前四半期比42%増となった。通期計画は28憶円から34億円に上方修正しており、チタン出荷の好調やMLCC向け素材などが寄与する。非航空機向けだけでなく、航空機向けもチタンの販売数量回復が確認されたことをポジティブ視する見方が優勢。値幅取り妙味も高まりやすく、個人投資家の関心が高まっているようだ。 <3672> オルトプラス 1140 +150 後場に急伸しストップ高。スマートフォンアプリケーションの統合セキュリティソリューション『DxShield』が韓国の仮想通貨取引所最大手「bithumb」に採用されたと発表したことが材料視された。足元で仮想通貨取引所のコインチェックにおける仮想通貨流出問題が話題となり、各取引所におけるセキュリティの見直し・強化の流れが強まるなか、サイバーセキュリティ関連としてのテーマ性が急速に高まる格好に。
関連銘柄 11件
2345 東証スタンダード
296
10/4 15:00
±0(0%)
時価総額 5,134百万円
M&Aでブロックチェーン関連が主力に。技術者派遣や暗号資産運用も。24.10期1Qはゲーム会社との協業によるNFTゲームの収益化を推進。5月に暗号資産「スケブコイン」を子会社運営の暗号資産交換所に上場へ。 記:2024/04/12
3092 東証プライム
5,111
10/4 15:00
+19(0.37%)
時価総額 1,592,812百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3672 東証スタンダード
101
10/4 15:00
-1(-0.98%)
時価総額 2,094百万円
ソーシャルゲームの企画・開発、運営を行う。運営タイトルは「ヒプノシスマイク」など。ゲーム支援事業なども手掛ける。他社タイトル等の開発受託、運営受託の拡大進める。ゲーム支援事業は事業運営体制を見直し。 記:2024/06/24
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
3,735
10/4 15:00
+9(0.24%)
時価総額 4,645,881百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
5727 東証プライム
1,191
10/4 15:00
+3(0.25%)
時価総額 84,884百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等の堅調も材料高重し。 記:2024/05/21
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(-0.53%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6702 東証プライム
2,999
10/4 15:00
-9(-0.3%)
時価総額 6,211,253百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6724 東証プライム
2,760
10/4 15:00
+61.5(2.28%)
時価総額 1,102,993百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6988 東証プライム
2,388.5
10/4 15:00
+20(0.84%)
時価総額 1,688,099百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(-0.28%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28