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【注目銘柄ダイジェスト】ラウンドワン、芦森工業は急伸、ヤクルトが大幅反発

2016/6/10 18:23 FISCO
*18:23JST 【注目銘柄ダイジェスト】ラウンドワン、芦森工業は急伸、ヤクルトが大幅反発 <5406> 神戸製鋼 93 -3 売り優勢。グループ会社の神鋼鋼線ステンレスがバネ用鋼材の強度を改ざんと報じられている。JIS基準に比べて最大で4%強度が足りなかったものの、基準を満たさない鋼材にJIS表示をして販売を行っていたようだ。これまでのところ、故障や事故などの報告はないものの、グループ全般の信頼性低下につながっていくとのネガティブな見方が優勢となっている。神鋼鋼線<5660>も売り優勢の展開に。 <4680> ラウンドワン 816 +69 急伸。前日に5月の月次動向を発表している。4月既存店売上高は17ヶ月ぶりプラス転換を果たしたが、5月の既存店増収率は前年同月比2.3%増と、前月の同0.2%増から拡大する形となっている。業績回復確度の高まりから、あらためて売り方の買い戻しなども誘う動きとなっているようだ。 <3526> 芦森工業 189 +25 急伸で上昇率トップ。タカタ製エアバッグの欠陥問題を受けて、部品メーカーが相次ぎ生産体制を増強すると報じられている。同社では、韓国とメキシコでエアバッグ本体の年産能力を19年までに8割増強するもよう。業績インパクトへの期待感が先行する形となっている。株価水準の値頃感が短期資金を誘う格好にも。 <5713> 住友鉱 1121 -62.5 売り優勢。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げしている。目標株価も1100円から970円に引き下げへ。株価水準には割高感が強いとの評価のようだ。ニッケル市況は今年の4.2$/lbから来年には5$/lbまでの上昇を予想しているようだが、魅力的な評価基準となるためには6.0$/lbまでの上昇が必要と指摘。なお、UBS証券ではDOWAHDの投資判断も格下げのもよう。 <1928> 積水ハウス 1925 +14 堅調。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は269億円で前年同期比7.5%増益、上半期計画は720億円で同11.9%減益であり、サプライズはないものの順調な進捗が確認できる状況となっている。戸建て住宅の受注はやや回復が鈍い印象だが、賃貸住宅などは堅調に推移。国際事業の受注残高も積みあがっており、業績の先行きには安心感も強まる状況へ。 <2267> ヤクルト 5580 +270 大幅反発。同社などの研究グループでは前日に、腸内の善玉菌が少ないとうつ病リスクが高くなることを世界で初めて明らかにしたと発表している。乳酸菌飲料などの摂取がうつ病の予防や治療に有効な可能性も高まり、今後の需要増加などに対する期待感にもつながっているようだ。また、UBS証券では、広州ヤクルトは最悪期を脱して足元では改善基調にあるとも指摘している。 <2433> 博報堂DY 1294 -73 売り優勢。前日に月次動向が発表されている。売上高は前年同月比2.4%増となり、4月の同4.0%増、1-3月期の前年同期比8.8%増との比較で伸び率が減速してきている。自動車や金融保険が苦戦しているようだ。みずほ証券では、7月には微減となる可能性もあると考えているもよう。 <6707> サンケン電気 356 +38 急伸。前日には会社主催の社長ミーティングが開催されているもよう。主力の半導体デバイスの売上高は上期会社計画である前年同期比4%減に対し、同4%増のペースで推移しているもよう。アレグロマイクロシステムズを中心とした自動車向け半導体が強含みのようだ。JPモルガン証券(JPM)では、4-5月の状況は会社計画を大きく上回るペースで推移しているもようと指摘へ。
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1928 東証プライム
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ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、分譲マンション開発事業等を手掛ける。戸建住宅は中高級商品、高価格商品の拡販に注力。中計では26.1期売上高3兆6760億円目標。 記:2024/05/06
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「Newヤクルト」シリーズなどを展開する乳酸菌飲料メーカー。1935年創業。栄養ドリンクや化粧品、医薬品の製造・販売等も行う。米国など海外にも進出。ヤクルトレディの採用活動推進で宅配組織の強化図る。 記:2024/08/02
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3526 東証スタンダード
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シートベルトやエアバッグ等の自動車安全部品事業が主力。1878年創業。マツダなど完成車メーカーが主要取引先。消防用ホース、高圧噴霧消火装置なども。消防用ホースは販売順調。豊田合成との協業深化を図る。 記:2024/06/15
4680 東証プライム
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屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
5406 東証プライム
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時価総額 685,877百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18
5660 東証スタンダード
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時価総額 7,143百万円
PC鋼線に強み。自動車向け弁ばね用鋼線やワイヤロープも。神戸鋼系列。24.3期3Q累計はワイヤロープが冴えず。自動車向け鋼線の回復も緩慢。だが橋梁の補修・補強向けPC鋼線が堅調。値上げも進んで営業増益に。 記:2024/04/15
5713 東証プライム
4,584
10/4 15:00
+15(0.33%)
時価総額 1,333,091百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6707 東証プライム
6,684
10/4 15:00
-148(-2.17%)
時価総額 167,755百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09