マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 19:48:38
14,228,307
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】藤田観光、小糸製がストップ高、住友不は後場急伸

2016/1/29 18:28 FISCO
*18:28JST 【注目銘柄ダイジェスト】藤田観光、小糸製がストップ高、住友不は後場急伸 <6262> ペガサスミシン 504 +80 ストップ高比例配分。昨日発表した決算がポジティブサプライズにつながっている。第3四半期累計営業利益は18.3億円で前年同期比36%増益、通期予想は20億円から23.6億円に上方修正している。10-12月期では同91%増益と増益率が拡大する格好に。工業用ミシンの堅調推移、円安効果などが好決算の背景に。年間配当金も14円から17円に引き上げている。中国関連としての位置づけが高い銘柄であり、業績面での警戒感は強まっていたもよう。 <9722> 藤田観光 555 +80 ストップ高。前日に業績予想の上方修正を発表、前12月期営業損益は3億円の赤字から収支均衡に引き上げている。宿泊部門の客室利用単価上昇、箱根ホテル小涌園の業績回復が背景に。また、野村證券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を880円としている。WHGの運営価値や「ホテル椿山荘」などの含み益も考慮としている。 <7276> 小糸製 5490 +700 ストップ高で昨年来高値を更新。前日に発表した第3四半期決算が評価材料視されている。累計営業利益は556億円で前年同期比31%増益、市場予想を40億円程度上振れたと見られる。また、通期計画は710億円から770億円に上方修正、市場コンセンサスを上回る水準に。北米の収益改善が想定以上であったほか、警戒視された中国事業も大幅増益になっている。 <6701> NEC 316 -25 急落。前日に発表の決算内容が嫌気されている。10-12月期営業利益は49億円、前年同期比65%の大幅減益となっている。会社計画は100億円程度の未達となったようだ。第3四半期累計では、会社計画比180億円の下振れのもよう。パブリックの大幅な減収などが響いたとみられる。PBR水準からは下値余地乏しいとの見方もあるが、7四半期連続減収などトップラインの縮小も止まらず、押し目買い意欲も強まりにくい。 <6954> ファナック 15810 -2305 急落。前日に第3四半期の決算を発表しているが、ネガティブなインパクトにつながっている。10-12月期営業利益は455億円で前年同期比38%減、ほぼ市場コンセンサス通りであったが、通期予想は2184億円から2101億円に下方修正。通期の市場予想は会社計画をやや上回る水準であったため、下方修正は想定外との見方にもなっているようだ。スマホ向けの特需が想定以下にとどまることが下方修正の主因のもよう。野村證券、マッコーリー証券、カリヨン証券など、投資判断格下げの動きも相次いでいる。 <8830> 住友不 3338 +354.5 後場急伸。不動産セクターは業種別上昇率のトップになっている。マイナス金利の導入といった日銀の新たな金融緩和策が発表されており、金融緩和メリットセクターとして関心が高まる状況に。日銀に預けられていた銀行の資金は多くが貸し出しなどに回っていくとの見方から、不動産投資が活発化するとの期待につながっているようだ。 銀行セクター 全体株高のなか、業種別では唯一のマイナスサイドに。下落率は一時4%超の水準にまで達する。本日の日銀金融政策決定会合では、マイナス金利の導入が決定された。銀行にとっては、収益圧迫要因につながるとの見方のほか、コスト負担の増加やリスクが拡大する可能性なども警戒視されているようだ。マイナス金利を導入している欧州金融機関の株価が相対的に下落していることなども連想される形に。 <6645> オムロン 3085 -340 大幅続落。前日に発表の決算がネガティブサプライズにつながっている。第3四半期累計営業利益は442億円で前年同期比30%減益、通期計画は700億円から620億円に下方修正している。今期2度目の通期予想下方修正となっており、年間配当金も従来の74円から68円に引き下げている。中国を中心としたマクロ環境悪化の影響は想定以上となる格好に。 <6861> キーエンス 55920 -1440 大幅続落。前日に10-12月期の決算を発表している。営業利益は472億円で前年同期比7%増、市場予想は50億円程度下回ったと見られる。7-9月期の同19%増益などとの比較でもモメンタム鈍化の格好に。同業他社比では相対的な堅調推移が際立っているが、相応に付与されているプレミアムなどは低下の方向。株主還元策に対する変化がないことなどもマイナス視か。
関連銘柄 8件
6262 東証プライム
432
11/27 15:30
-5(-1.14%)
時価総額 10,726百万円
工業用ミシンメーカー。1914年創業。工業用環縫いミシンで世界トップシェア。シートベルト関連部品など自動車部品も手掛ける。工業用ミシン事業は新機種の生産供給体制の整備図る。27.3期売上高300億円目標。 記:2024/06/29
6645 東証プライム
4,826
11/27 15:30
-138(-2.78%)
時価総額 995,338百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
12,435
11/27 15:30
-30(-0.24%)
時価総額 3,392,890百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6861 東証プライム
64,000
11/27 15:30
-1,580(-2.41%)
時価総額 15,565,312百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(-4.91%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7276 東証プライム
1,961.5
11/27 15:30
-38.5(-1.93%)
時価総額 603,814百万円
自動車照明器メーカー。1915年創業。トヨタ自動車が筆頭株主。自動車用ヘッドランプで世界トップシェア。航空機器部品、船灯・特殊機器等も手掛けう。配当性向40%以上目安。27.3期売上高1兆円以上目標。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,556
11/27 15:30
+72(1.61%)
時価総額 2,169,048百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9722 東証プライム
9,240
11/27 15:30
-230(-2.43%)
時価総額 112,793百万円
ホテル椿山荘東京、新宿ワシントンホテルなど宿泊施設の運営を行う。箱根小涌園ユネッサン、下田海中水族館などのリゾート事業も。WHG事業では海外向けセールスを強化。リゾート事業では既存施設の商品力強化を図る。 記:2024/08/01