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【注目銘柄ダイジェスト】クリレスHD、ヤマダ電機が買い優勢、旭化成は子会社の改ざんで大幅安

2015/10/15 18:13 FISCO
*18:13JST 【注目銘柄ダイジェスト】クリレスHD、ヤマダ電機が買い優勢、旭化成は子会社の改ざんで大幅安 <4631> DIC 309 +6 しっかり。第3四半期累計営業利益は前年同期比2割増の350億円強になったもようと報じられている。スマホ基盤向け耐熱性樹脂の販売が伸びたほか、原料価格の下落で樹脂部門が好調であったもよう。上半期実績は同14%増益にとどまっており、7-9月期の増益率は拡大する状況となっている。会社側の通期計画達成確度など高まる格好のようだ。 <3387> クリレスHD 3005 +435 買い優勢。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は33.8億円で前年同期比30.1%増益、従来計画の32億円をやや上回る着地となっている。また、通期予想は61億円から66億円に上方修正している。第1四半期決算時に続いての上方修正となり、増益率も第1四半期の同21.3%増益から高まる形になっている。また、来年2月末の株主を対象に1:3の株式分割を実施することも発表している。 <9831> ヤマダ電機 559 +31 買い優勢。メリルリンチ日本証券(ML)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に格上げしている。目標株価も395円から590円に引き上げへ。足元の業績は想定を大きく上回っており、業績予想を大幅に上方修正したことが格上げの背景。大量閉鎖による既存店売上回復、粗利ミックスの改善、転貸による閉鎖ダメージの軽減化などが業績上振れの要因と。今期経常利益は従来予想の390億円から510億円に増額修正している。 <3407> 旭化成 792.7 -125 大幅安。子会社の旭化成建材が請け負った杭の工事で、データの転用や加筆などの改ざんがあったことを明らかにしている。前日は三井住友建設が急落していたが、この物件において同社子会社は三井住友建設の2次下請けとなっていたようだ。足元では企業不祥事の表面化が相次いでおり、今後の信頼性低下などに対する警戒感が先行へ。なお、本日は三井住友建設<1821>が急反発となっている。 <3669> モバイルクリ 464 -36 下げ目立つ。前日に発表した第1四半期決算内容が嫌気されている。売上高は前年同期比40%減収となり、営業損益段階から赤字に転落している。大型案件の剥落が響いたほか、事業拡大のための先行投資負担もかさんだもよう。通期では大幅増収営業増益予想を据え置いているが、達成への不透明感などが先行する格好のようだ。 <4151> 協和キリン 1843 +96 強い動き。モルガン・スタンレー証券(MS)では投資判断「オーバーウェイト」を継続、目標株価を2500円としている。来年には新薬イベントが集中、企業価値の大きな変化点が訪れるとみているもよう。現在の株価には、新薬貢献が基本シナリオの50%程度しか織り込まれておらず、アップサイドは大きいとの見方のようだ。とりわけ、KRN23、Poteligeoは大きなドライバーになると指摘。 <7272> ヤマハ発 2740 +112 反発。SMBC日興証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価は2700円から2900円に引き上げている。先進国向けの新商品となる「YXZ」は、その高収益性から販売動向が注目されるとしている。また、先進国事業では、現在の為替水準が続けば開発負担の一巡等とともに収益性の改善が期待できると考えているようだ。 <6269> 三井海洋 1687 +63 買い優勢。バークレイズ証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を2250円から2700円に引き上げており、材料視されているようだ。今第4四半期から来第1四半期にかけて受注候補のプロジェクトが豊富であり、株価上昇のカタリストになる可能性とみている。なお、12月期通期営業利益は49億円と予想、会社計画30億円を上回ると見込んでいるようだ。
関連銘柄 9件
1821 東証プライム
409
10/8 15:00
-11(-2.62%)
時価総額 66,533百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
1,108
10/8 15:00
-18(-1.6%)
時価総額 235,798百万円
ショッピングセンター内のレストラン、フードコートの運営が主力。しゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ菜」、海鮮居酒屋の「磯丸水産」など約250ブランドを保有。JA全農とのコラボ業態の運営受託の加速等に取り組む。 記:2024/05/16
3407 東証プライム
1,074.5
10/8 15:00
-9.5(-0.88%)
時価総額 1,497,780百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
316
6/26 15:00
+1(0.32%)
時価総額 7,318百万円
移動体通信網及びGPSを活用した移動体管理システムを提供。タクシー配車システムや車両動態管理システムが主力製品。新型ハンディ機の生産体制強化や海外事業展開を図る。IoTやドローンにも注力。自動車関連好調。 記:2018/03/08
4151 東証プライム
2,606.5
10/8 15:00
-10.5(-0.4%)
時価総額 1,407,510百万円
医療用医薬品メーカー。キリンHDの子会社。がんや腎、免疫、中枢神経の分野で抗体医薬品や低分子医薬品等の医療用医薬品を開発する。富士フイルムと提携。23年12月期は国内が足踏みも、海外が堅調に推移した。 記:2024/04/14
4631 東証プライム
3,344
10/8 15:00
-45(-1.33%)
時価総額 318,205百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
6269 東証プライム
3,360
10/8 15:00
-105(-3.03%)
時価総額 229,639百万円
浮体式海洋石油・ガス生産設備の設計、建造、据付などを行う。オペレーション&メンテナンス等も。超大水深大型プロジェクトに強み。商船三井が筆頭株主。24年6月にWoodside社向けFPSOの原油生産を開始。 記:2024/08/29
7272 東証プライム
1,344.5
10/8 15:00
-40.5(-2.92%)
時価総額 1,412,602百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
9831 東証プライム
448.8
10/8 15:00
+0.5(0.11%)
時価総額 433,877百万円
家電量販店国内トップ。地域電気店との連携網に強み。M&Aで住宅や環境領域を拡大。金融サービスも。24.3期3Q累計は家電の巣籠もり需要が一巡。暖冬で季節家電も振るわず。資材高に伴う住宅の採算低下も重石に。 記:2024/04/11